デジモンテイマーズ 簡易レビューまとめ

大山シュウ @ohyama_emerald

テイマーズBDで6話を確認。レナモン初進化回ですね。 母との距離感が掴めず、カードバトルにも手応えを感じられずに退屈していた留姫。その前に突然示された本物のデジモンバトルは、危険な火遊びのように刺激的で背徳的な喜びだったのでしょう。

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幸いだったのは、彼女のそばにいたのがレナモンだったことです。 レナモンは成長期でありながら成熟期をも簡単に倒すことがあるほど強いだけでなく、パートナーである留姫を大事にし、その感情にいつも正直でした。本当に強いデジモンとは、そういう意味だったのかも。

大山シュウ @ohyama_emerald

で、そのレナモンと最初に絡む形で初登場するのがインプモン。ライバル的に戦ったのはタカト組ですが、レナモンはインプモンを常に気にかけるようになります。どこか自分と似ている部分がある、と感じたのでしょうか。この時点では「何を言ってるのかわからない変なやつ」ぐらいの認識っぽいけど。

大山シュウ @ohyama_emerald

レナモンが認識したものが留姫から離れていてもDアークに反映されたり、ランクスモンあたりとドクグモンの差で成熟期もピンキリだと再確認したり、デジモンが消滅時に出る(おそらく血肉をイメージした)赤い粒子がすぐに青くなるのはデータ化したからだろうかと想像したり、やはり色々発見があります。

大山シュウ @ohyama_emerald

テイマーズ1クール目から映画にかけてはアーマー体大処分祭みたいな流れになってて、やや微妙な気分になった憶えがあります。成熟期と同列扱いにできるので、このあたりはまだ扱いやすい方なのですが。

大山シュウ @ohyama_emerald

BDでテイマーズ7話を確認。ディスクも2枚目に突入です。 この回は非常にテイマーズらしい内容で、デジモンどころか生き物であるかどうかさえわからない「存在」が現れるという興味深い現象が起こっています。それともあれは、具体的な形を持っていなかっただけ？

大山シュウ @ohyama_emerald

シリーズ後半には周知の通り「デジモンの天敵」であるデ・リーパーが登場します。人間ではなくデジモンを狙って捕まえるあたり、7話のアレはそのデ・リーパーを思い起こさせるのですが、それだけだと実はなんとも言えないんですよね。単に「餌」としてより属性の近いものを求めただけとも取れる。

大山シュウ @ohyama_emerald

広大なデジタル世界には様々な現象が存在していて、デジモンはあくまでもそのひとつでしかないかもしれない、って考え方は好きだし共感するものですが、見方次第ではかなり地味なお話です。好きなんだけど。

大山シュウ @ohyama_emerald

スマホがバリバリ登場する世界観に合わせて「デジタルなモンスター」の再編をはかったのがアプリモンスターズなのでしょうけど、その後の動きは無し。懲りずに仕切り直しして欲しい気もします。使い勝手の悪い設定とかはこの際削っても構わないので。

大山シュウ @ohyama_emerald

そう考えると、時代に合わせてリブートかけまくってるのに毎度毎度一定以上の評価を掴んでる鬼太郎ってホントすげえなと思わされます。世相の変化に左右されないものを持ってる強みかな。似たようなことはサイボーグ009にも言えそうですが、宮野版以降はよく知らないので迂闊な発言は控えときます。

大山シュウ @ohyama_emerald

それにしても、序盤の山木室長はなんというか後半以上にストレスが多そうですね。急進的思想を隠そうともしていないし。鳳さんの側で「旧人類」なんて表現を使うあたりは最たるものです。でも今見ると、あんなことをポロッと言うあたり信頼してるんだなあ、とも思えますね。 鳳さんまだ名前ないけど。

大山シュウ @ohyama_emerald

テイマーズBDで8話を確認。怪獣映画感が横溢してる一篇です。 ギルモンの振る舞いに気を揉むタカトですが、ギルモンは着実に知恵と良識を得ておりインプモンのイタズラにも加担してません。ついにはタカトとの「信頼」も成立しています。ある意味、ギルモンの潔白を証明したテリアモンが立役者ですね。

大山シュウ @ohyama_emerald

インプモンの行動はまさに「子供のイタズラ」でした。 問答無用に暴れまわってたデビドラモンに比べて随分おとなしいです。テイマーと別れても人と関わっていたいという複雑な心理が窺えます。強さに憧れる場面もありますが、それは空隙を埋めるだけのもので誰のための力でもなかったんですよね。

大山シュウ @ohyama_emerald

浅沼先生ってある意味正直な人ですね… 後から教師という職業に熱意を持つようになったと聞きますが、そうなってからは人が変わったみたいになったとも聞きます。今ならもう少しこの人の気持ちがわかるような気がするけど。熱意を見出せないのに夜まで働くって相当のストレスでしょうから。

大山シュウ @ohyama_emerald

しかし序盤のテイマーズとセイバーズって設定的親和性が高いですねぇ。 DATSの場合は記憶まで消すと徹底してました。 あの機械、後で倉田に悪用されたのと倫理的問題、不要になったなどの理由で使われなくなっってったんでしょうね。DATS内製かな。あの組織の開発部なんて聞いたこともないですが…

大山シュウ @ohyama_emerald

ああ見えて初期のインプモンにはテイマーに頼らず、自分の力で強くなろうと考える面もあったと思うのですがインダラモンにこっぴどく敗れてそれが不可能だと思い込んだ上に、力を安易に得てしまったことが悲劇につながってしまったんでしょう。なればこそブラストモードの意味も出てくるのですが。

大山シュウ @ohyama_emerald

テイマーズBDで9話を確認。 タカトがグラウモンをギルモンに戻そうと四苦八苦するお話です。 あと本作としては初の浦沢脚本。 加藤さんに相談した時のタカトの説明のムチャクチャぶりと「デジモンに風邪をひかせたらデジモンテイマー失格だ〜！」あたりの長セリフが特に浦沢カラーが出てる箇所かと。

大山シュウ @ohyama_emerald

留姫の忠告めいた介入からの雨で万策が尽き、泣き出してしまうタカト。 そのあと虹を見たことでグラウモンがギルモンに戻る場面は、冷静に考えると意味不明というか単に時間経過によるものかもしれないのですが、本作でも印象的な場面のひとつです。名曲3 primary colorsに全部持ってかれた気分。

大山シュウ @ohyama_emerald

進化すると自分ではしばらく戻れない、という問題は序盤のみのもので、完全体進化の頃には語られなくなってた憶えがあります。結局のところ制御がうまくいってなかっただけで、テイマーとデジモン互いの成長が自然に解決していったのでしょう。究極進化はそもそも性質が全く違うし。

大山シュウ @ohyama_emerald

次回はデジモン界屈指のド変態、アイスデビモンのお話ですか… こいつといいフロンティアの若本といい、アイスデビモン種は変態だらけですね。アイスキャンディーにされたクロスウォーズ版が一番常識派って一体どういうことなんでしょう。

大山シュウ @ohyama_emerald

クロスウォーズといえば小杉十郎太さん演じる変態貴族ですが、そのルーツってわけじゃないけどキャラ的に近いのがあの変態アイスデビモンのような気がします。なんつっても声が一緒だし。

大山シュウ @ohyama_emerald

BDでテイマーズ10話を確認。前半のストーカー行為から後半の過剰で無神経なボディタッチなど、アイスデビモンの変態っぷりが見所な一編。本当なら序盤屈指の強敵なんですが、あのマヌケな退場で評価マイナス五億点という気の毒なデジモンでもあります。

大山シュウ @ohyama_emerald

留姫は本能的ないし生理的嫌悪を抱いたアイスデビモンと自分の行為が同じと気付き、加えてレナモンを既に「ただのデジモン」とは見ていない自分や、進化と単に強くなることは全く関係ないのだとに気付き、このお話で混乱の極みに陥ります。間違いなくこの二人のターニングポイントでしょう。

大山シュウ @ohyama_emerald

ほとんど面識がないはずなのに、タカトとジェンのインプモンへの扱いが既にぞんざいですな…話はギルモンから聞かされているはずなんで、出てきても相手にしないようにしよう、とか話し合ってたんでしょうか。

大山シュウ @ohyama_emerald

あと今回で再確認したんですが、クルモンは明らかに男子と女子で態度を分けてますな…　タカトからは逃げたのに留姫には自分からハグされに行ってる。この野郎。いや、デジモンだから野郎もへったくれもないですが……