『ホドロフスキーのDUNE』に対する個人的偏見と、ダン・オバノンに対する個人的思い入れ

『ホドロフスキーのDUNE』とダン・オバノンについての呟きです。(セルフまとめです)
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エンタメ放浪者 ウディ本舗 @woody_honpo

世間は「またオバノンか」「せっかくヒットしたのに」「政治的主張って、アクション映画だろ?」と冷笑したが、オバノンの批判は恐らく歪めて伝えられている。オバノンは「自分は背景にある政治的陰謀をきちんと書いたのに、映画はアクションを重視し過ぎて、そこを省いた」と怒っていたのだと思う。

2020-09-22 13:12:17
エンタメ放浪者 ウディ本舗 @woody_honpo

この映画、観ている間はアクションに圧倒されて気にならないが、考えてみると黒幕達が「何を企んでいたのか」よく分からないのだ。当時から、それを指摘する批評はあって「アクションは凄いが脚本はいい加減」と批判されていた。だからオバノンは「いや!オレはちゃんと書いたし!」と怒ったのだろう。

2020-09-22 13:17:30
エンタメ放浪者 ウディ本舗 @woody_honpo

しかし、このトラブルはダン・オバノンのキャリアにとって間違いなくマイナスとなった。 『トータルリコール』の脚本が、その面白さを認められながら、アーノルド・シュワルツェネッガーが拾い上げるまで長い間お蔵入りしていたのも「あれはオバノン案件だから…」というのがあったのではないか。

2020-09-22 13:38:04