追悼 白土三平~カムイ伝、サスケ、忍者武芸帳などの名作残す。後期の作画を単相した弟・岡本鉄二も逝去

「我らは遠くから来た そして遠くまで行くのだ」…お悔やみ申し上げます。資料性を重んじ、読みやすい量でまとめるより網羅するようにしました(それでも収録し切れませんが)
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こけ @kokekeoukoku

@vasco_1970 世界観が物凄く殺伐としてて大好きな漫画家さんでした

2021-10-27 09:22:18
Takeda Kohtaro @saihato

「目が不自由」+「でねえか」のインパクトはかなり強いんだと思う、30年近く経っても未だに言及され続けてるから。 白土三平作品に「目が不自由でねえか」という変なセリフが登場したことは過去一度もありません。これはカムイ伝ファンの小林よしのりさんによって誇張されたギャグマンガですよ。 pic.twitter.com/MB6ymgRPuj

2021-10-22 14:21:33
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B.B. @BB59320750

@saihato 「カムイ外伝」の初期でしたよね。小林さんの漫画を読んだ後だったので意識して読みましたが、実際は「相手は目が不自由じゃないか」で、”「でねえか」ではなく「じゃないか」だったのか”と思った記憶があります。最後に読んだのが3年前、実家にあるので確認できず、間違っていたら申し訳ありません。

2021-10-24 09:10:02
Takeda Kohtaro @saihato

@BB59320750 そうです。改変自体はおこなわれています。言葉づかいも含めての勢いは白土先生の特長でもあったのですが、90年代以降の作品では校正も入りカタカナ語などが出しづらくなったのでさびしくもあります。

2021-10-24 11:39:02
B.B. @BB59320750

@saihato 引用ツイートを見ると「目が不自由」への改変自体が無かったと解釈した方もいらっしゃるようで、Takedaさんの意図が誤解されてしまっているのは残念ですね。 無風道人の「カウンターを食うと思ったか」で、子供ながらプッと笑ってしまったのを覚えています。こういうのが面白かったのですけど。

2021-10-24 12:44:20
Takeda Kohtaro @saihato

@BB59320750 おそらく小林さんの意図と読者の意識のすれ違いがあるのでしょう。 カウンターとかサスケのカモン!とかにはとてつもなく白土先生らしさを感じますね。

2021-10-24 12:54:25
B.B. @BB59320750

@saihato 小林さんが指摘していたのは「目が不自由」の部分で、高校生の時に読んだ私にも言いたいことは伝わりました。ただ、おまけの「でねえか」がセリフの不自然感を増幅させ追加のインパクトを与えているというのも興味深いお話です。 これが意図的になされたのかは…本人以外分からないでしょうけど。

2021-10-24 13:16:13
Takeda Kohtaro @saihato

@BB59320750 「目が不自由」という言葉はこの話の他のセリフ内に最初から出てきますので、小林さんはただカムイをどうしても使いたかっただけなんじゃないかな。作品的に誇張は意図的なものとしか思えず、ここにパンチが無いと以降の説得力の薄い農民云々のギャグの流れに違和感をもたれてしまいますからね。

2021-10-24 14:18:26
リンク Wikipedia 白土三平 白土 三平(しらと さんぺい、1932年2月15日 - 2021年10月8日)は、日本の漫画家。東京府出身。男性。本名は岡本 登(おかもと のぼる)。A型。『忍者武芸帳 影丸伝』『サスケ』『カムイ伝』など忍者を扱った劇画作品で人気を博した。 父親はプロレタリア画家の岡本唐貴。妹は絵本作家の岡本颯子。弟の岡本鉄二(1933〜2021)は「赤目プロ」で作画を担当、岡本真は「赤目プロ」マネージャーを経て銀杏社を設立。 1932年、東京府の豊多摩郡(後の東京市杉並区)に出生。幼少時は画家をしていた父の活動により神 8 users 47
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

白土三平の父親はプロレタリア画家の岡本登貴で、特高警察に惨殺された小林多喜二の親友だった。登貴も特高に捕まり拷問を受けたが一命を取り留めた。釈放後、岡本一家は世間の目から逃れるため、全国の朝鮮人部落や被差別部落を転々とした。この時の体験が、のちの「カムイ伝」に繋がってい’る。

2016-01-27 11:14:09
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

白土三平はかつて共産党に入党を願ったがかなわなかった。白土漫画といえば「残酷時代劇」で有名だが、白土にとっては「世の中は残酷が当たり前」で、残酷シーンは容赦なく漫画で書いた。「忍者武芸帳」が大ヒットして、こんな残酷な漫画があっていいのか、と共産党の「赤旗」が白土漫画を糾弾した。

2016-01-27 12:59:39
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

白土三平先生の父親・左翼画家の岡本唐貴が描いた小林多喜二のデスマスク。小林多喜二は昭和初期のプロレタリア文学者で『蟹工船』の作者。左翼の活動家として特高警察の拷問を受けて死亡した。唐貴も拷問され脊椎カリエスになり、死ぬまで苦しんだ。 pic.twitter.com/pNvoXiJPI8

2016-01-28 17:21:09
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