「岩波書店・雑誌『科学』2011年9月号 [座談]原発事故後の“日本的対応”をよむ」と「信頼に値する専門知システムはいかにして可能か」の解説

岩波書店・雑誌『科学』2011年9月号予告(Vol.81 No.9) 特集 科学は誰のためのものか 8月25日出庫予定 http://www.iwanami.co.jp/kagaku/yokoku.html ■[座談]原発事故後の“日本的対応”をよむ 押川正毅(@MasakiOshikawa)・藤垣裕子・牧野淳一郎(@jun_makino) ■信頼に値する専門知システムはいかにして可能か 平川秀幸(@hirakawah) ●平川秀幸(@hirakawah)さん anywhere 続きを読む
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Hideyuki Hirakawa @hirakawah

(続)なお日本では未だにTAは議会付属機関などの形で制度化されたものはない(となりの韓国は6年前に法制化した)。その点でも日本は「先進国」ではない。70年代に科技庁などが試行した例がいくつかあったが石油危機などで否定的空気が広がり頓挫。90年代も超党派の議連があったがこれも頓挫。

2011-08-27 02:50:33
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

(続)ただ、TAを日本でも制度化しようという考を抱く人は、議員にも行政側にもいて、先日閣議決定された第4期科学技術基本計画でも、政策決定、国民との合意形成での活用や、そのための人材育成などが推進策に入っている。http://t.co/7xkkOzV

2011-08-27 02:54:16
no1hasgone @no1hasgone

@hirakawah もう一つのメリットは、市民コミュニティの復活/強化と維持に役立つことと考えます。一方、導入と定着にあたっては自治体と市民相互の信頼感の回復・醸成と並行し、コストやリスクの市民への押し付け・転嫁でないことを根気よくコミュニケートしないと失敗する気がします。

2011-08-27 06:30:41
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

.@no1hasgone ご指摘有難うございます。ええ、個人レベルだけでなくコミュニティのレベルのエンパワメントも大事ですね。かつ責任転嫁にならない・見えないための意思疎通もほんと大事です。実際、従来の市民参加は「行政コストダウンのためのの下請け」的なものが多々ありましたから。

2011-08-27 06:35:13