天界学園文芸部秋のポエム発表会2021
- nattosansai
- 2382
- 19
- 0
- 0
テンポの良い切り返しとともに少し緊張がほぐれたのか、固い表情だったのが配信で見せるいつもの朗らかな笑顔になった。緊張していても親譲りの関西人の血は健在のようだ アイドル志望の彼女と出会い、専属Pとしてもう長い付き合いになる。そして今日がデビュー以来初のソロLIVEだ
2021-10-31 11:50:23「いつもありがちょ!...じゃあ、いってくるね!」勇気づけようと気の効いた言葉を考えてるうちに、彼女は舞台裏袖口の小さな階段を軽快に登り、眩しいステージへと飛び出していった。どうやら余計な言葉はどうやら不要だったみたいだ ふと、彼女との思い出の数々が脳裏を駆け巡った
2021-10-31 11:50:24初めて出会った時の思い出だ。 自分を周囲と見比べてしまいがちで、その自信なさ気な後ろ姿と天使の羽根は、花屋で見かけた名も知らぬ小さな白い花を彷彿とさせた。その花は小さくても過酷な環境にも病気にも負けない強さを持ってるようだった。後から知った事だが、花言葉は「決して諦めない」らしい
2021-10-31 11:50:24そんな事を考えてると、彼女がステージで自身の歌唱力を遺憾なく発揮しているのが聴こえてきた。命を削って歌っているかのような時もあったが、今の彼女の歌声は世界に通じる魅力がある。その時も側に居られるだろうか? 今しがた彼女が階段を駆け上がり、ステージへ飛び出していった光景を思い返す。
2021-10-31 11:50:25このまま追い付けない速度で遥か彼方まで行ってしまうのではないか...自分もいつかは必要な存在ではなくなるのではないかという考えが脳裏を過った。過ったのではあるが..... 「ただいまー!ねぇどうだった僕のパフォーマンス?良かったっしょ」出番を終えて屈託のない笑顔で彼女が舞台から帰ってきた
2021-10-31 11:50:25「...おかえり。最高に輝いてたよ。もう1人で十分やっていけそうなくらい成長したね」...迂闊にも口を滑らせてしまった 「え、大丈夫?何かあった!?」慌てた様子で心配された。 「確かにぼくは皆の帰る場所になるけれど、君はぼくの帰る場所なんだよ!?まったくー」-----彼女の言葉に今日も救われた
2021-10-31 11:50:25駄作すみません。妄想具現化のつもりがへい民としての自語りへ変わってしまった...いつも💫が楽しく配信出来るように、ある時は褒め、またある時はイジり、そしてある時は同じ気持ちを共感する.....皆のおかげでここまで来れたと嬉しいことを言ってくれる一方で、たまに思う時があるのです
2021-10-31 11:50:26自身の夢・目標をひとつずつ叶えて突き進む後ろ姿に何か力になってあげられてるかなと...これは僕自身のへい民としてのお悩みといいますか。成長喜ばしい一方でセンチメンタルな一面も出てしまったり で、途中から完全にガチ恋シチュエーションないなってマジモンのポエムでした許して下さい何でも
2021-10-31 11:50:26とある空が澄んだ日のこと。私は彼女とデートをする約束をしていた。その彼女とは髪が銀髪で長く、顔立ちが整っており、顎のラインもシュッと引き締まっている。性格は真面目で、何事にも努力をしている。
2021-10-31 15:52:11私はそんな彼女と初めてのデートにすごく緊張をしていた。前日に胸が躍り、彼女のことを考えずにはいられなくなり、夜が明けるまで考えるほどに。 私は緊張のあまり待ち合わせの1時間前に着いてしまった。待ち合わせ場所を見ると彼女が1時間前にも関わらず待っていた。
2021-10-31 15:52:12彼女は、(こっち、こっち)と手を振っていた。彼女の嬉しそうな顔がまた綺麗だった。よく顔を見るとうっすらと化粧をしているようだった。 そして、私たちは映画館に向かった。私は彼女が見たいと言っていた名探偵コナンの映画を楽しみにしていた。
2021-10-31 15:52:12彼女は映画館に着くなり、嬉しそうに展示物を見ていた。彼女のその嬉しそうな顔がまた私の心を躍らせる。公演が始まると私はそっと彼女の手を握った。彼女は恥ずかしそうにこちらを見ていた。私はそれを見て、手を離そうとしたが、今度は彼女がぎゅっと握り返してくれた。
2021-10-31 15:52:12私は彼女が映画の内容を嬉しそうに語っているのを聞いていた。映画の内容は確かに入ってきたが、それより彼女の顔ばかりを見てしまっていた。映画が終わり、私と彼女は街を巡っていた。そうしているうちに日が暮れ始めた。
2021-10-31 15:52:12私は彼女を家まで送って行った。帰り道彼女は今日あった出来事をすごく楽しそうに話してくれた。彼女の家に着き、彼女は(またデートしようね)と笑顔で手を振ってくれた。私はそれに対し、笑顔で手を振り返した。彼女との幸せな1日だった。これ以上の幸せはないのだろうと実感した、
2021-10-31 15:52:13今日は待ちに待ったハロウィン 今までは全く興味がなかったイベントだが今年は違う 一緒に過ごしてくれるあの子がいるのだ 嬉しい気持ちを抱えながら待ち合わせ場所に行くとまだ彼女の姿は見えなかった また寝坊でもしてるのかと思うと彼女の大きな声が響く
2021-10-31 16:56:17「ごめーん!お待たせー!もしかしてずっと待ってた…?」 彼女の姿はハロウィン仕様に仮装しており頭には角を付け背中にはいつもの天使の羽とは違いコウモリのような羽を生やしており、全体は暗い衣装で包まれていてまるでヴァンパイアを連想させるような姿だった
2021-10-31 16:56:18怖いイメージのつくキャラクターではあるが彼女の場合そんなことはなく小動物のように可愛く今すぐにでもちょっとからかいたくなるような姿だった そんな彼女に見惚れてしまい話すのも忘れてしまう 何も話せない状況に陥っていた僕のことを彼女すぐに気づいた
2021-10-31 16:56:18「黙っちゃってどうしたの?もしかして僕の姿が可愛すぎて惚れちゃった?このこのぉ!」 からかいたくなると思ってたはずだったがペースは完全に彼女の方に持っていかれてた 指で身体をつつかれているが悪い心地ではなかった むしろ嬉しいくらい
2021-10-31 16:56:18今まで体験したことのない幸せな時間でこのまま時が止まってしまえばと思った しかし時間は無限ではなく有限なのだ 大切な時間を少しでも悔い無く生きていかなければ楽しめない だからこそ今日この日を全力で楽しもう そんなことを思いつつ彼女を少しからかってみる
2021-10-31 16:56:19「Trick or Treat お菓子くれなきゃいたずらするぞ!」 その言葉を聞くと彼女は笑ってしまう 「それ仮装してる僕が言う言葉でしょwいきなり笑わせないでよw」 両方とも笑ってしまい辺りに声が響く そのような状況が続いていると街中のイルミネーションが一気に明るくなった
2021-10-31 16:56:19周りの景色を見て僕と彼女は見惚れてしまう 「うわぁ!凄く綺麗だね!ハロウィンの雰囲気出てきたぁ!」 待ち合わせ場所で話し合うのもここで終わらせてそろそろ歩きながらイベントを楽しもう どちらも同じことを考えていたようで彼女が僕に手を差し伸べてくる
2021-10-31 16:56:20どこまでも広がる鮮やかな青色の空。 どこか灰色がかって見えるのは、秋を忘れたかのように冷え切った外気のせいなんだろう。 何もない、けれど郷愁的な雰囲気を醸し出す空。天界学園は対照的に活気が渦巻いていた。
2021-10-31 17:06:13今日は学園祭三日目、最終日。 ハロウィン風の装飾に満ちた校内を多種多様なコスプレをした生徒たちが行き交い、各々が年に一度のお祭りを全力で楽しんでいた。
2021-10-31 17:06:46正門前の通りで威勢よく屋台へ呼び込む者もいれば、クレープを片手に並んで歩くカップル、ステージ上で海パン一丁でポージングを決める者、校庭で「♰漆黒ノ翼♰~羽はいらない~」と書かれた真っ赤なジェットエンジンを背中に宙を飛び回る者もいた。天界とは一体何だったのか。
2021-10-31 17:07:17