天界学園文芸部秋のポエム発表会2021

ホロライブの天音かなたさんを推す者、「へい民」。彼らは「天界学園」という学園に所属し、かなたんと共に日々を送っている。(願望) 最近流行りのポエムをまとめました。捕捉できてないポエムがあったら教えてください。 まとめられるのがマジ無理な人は僕にDM送るかこのtogetterにコメントしてください。消します。
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8Byteのポーン @8Byte_pawn

年を追うごとに色物が跋扈するハロウィンという行事が、秋を思い出させる象徴の一つになっていくのかもしれないと思うと深いため息が出た。 生徒会の仕事はなくなるどころか、年々増え続けるかもしれない。 生徒会としての仕事を済ませ、喧騒を置き去りに急いで教室へ向かう。 人を待たせているのだ。

2021-10-31 17:07:37
8Byteのポーン @8Byte_pawn

待ち合わせ場所に行くと、彼女は窓際の席で静かに座っていた。 オレンジ色に色づいた教室を切るように窓から差し込んだ白い光が彼女の顔を照らす。 頬杖をつき手に持った何かをじっと見つめる、その憂いを帯びた表情が何処か大人びて見えて、不意に心臓が大きく高鳴った。

2021-10-31 17:07:59
8Byteのポーン @8Byte_pawn

「遅くなってごめん」 「全然大丈夫だよ。今来たところ」 彼女は朗らかな笑みを浮かべ、そっと机の上にそれを置いた。 「手紙?」 そう訊くとこくりと彼女は頷き、 「これ、ラブレターなんだ」と少し寂し気な表情で続けた。

2021-10-31 17:08:25
8Byteのポーン @8Byte_pawn

「もう随分前に書いたんだけどね」 宛名のない手紙、ピンク色のハートのシールが綺麗に貼られていた水色の便せん。 彼女は愛おしそうにその表面をなぞる。 どこか不安げな雰囲気を感じ取ったのか、彼女は空気を変えるように「さてと」と声を張って立ち上がった。

2021-10-31 17:08:39
8Byteのポーン @8Byte_pawn

「ほら、もう後夜祭始まっちゃうし校庭で一緒に踊ろ? 最近ずっと練習してて上手になったんだ」 机の上のものを全てカバンに詰め込むと、彼女は弾むような足取りで廊下へ出た。 その背中を慌てて追いかけるようとすると、ドアの端から彼女がひょこりと顔を出した。

2021-10-31 17:08:59
8Byteのポーン @8Byte_pawn

「プロポーズは僕からするから。また君に先越させないから」 そう言って再び扉の向こうへ駆けて行った。 彼女はいたずらな笑みを浮かべていて、どうしようもなく魅力的で、しばらくただ呆然と見送っていた。 おわり

2021-10-31 17:09:48
ナージャ💫♌️☄️ @Nadja_Power_

笑止。実在など確認も不要… 天使やら悪魔やら、所謂「空想上の存在」なんてモノを、私は信じていなかった。そんなモノに些か理解が及ばない。されど、そんなつまらない信条は簡単に覆される結果となった-- 今日はツイてなかった。朝からコーヒーをひっくり返すし、職場に着く前に渋滞に巻き込まれるし

2021-10-31 21:04:45
ナージャ💫♌️☄️ @Nadja_Power_

あの憎たらしい上司に面倒な案件を押し付けられた。しかし、ここまでは、まぁ日常においてよくある事だろう。その負の確率が収束したに過ぎない。でも本当に"ツイてない"のはここからだった。連日の労働と重なる睡眠不足で、私は家路を辿る最中、ハンドルを握らねばならない状況にも関わらず、

2021-10-31 21:04:46
ナージャ💫♌️☄️ @Nadja_Power_

眠気の川でこっくりこっくりと、船を漕いでいた…気づいた頃には遅かった。対向車線のハイビームで上手く視界を支配できない中、正面から5tトラックが突っ込んでくるのが見えた、その刹那……痛みは感じなかった。どうやら死んだらしい。死ぬってのは、もっと痛みとか苦しみとかを強制的に堪能でも

2021-10-31 21:04:47
ナージャ💫♌️☄️ @Nadja_Power_

させられちまうもんなんだと思っていたが、存外そんなことは気に留めなくてもすぐに死ぬらしい。 さて、死んだ親父は元気にしてるかな、そんな不吉でも無いことを脳裏に浮かべながらも、これから如何様に確実なる死への一途を辿るのか、好奇心と恐怖心がブレンドされた不快な感情を、心が啜る。

2021-10-31 21:04:47
ナージャ💫♌️☄️ @Nadja_Power_

一筋の光が差してきた。既に時なんて止まっていた。周りに映る全ての景色が灰色となり、その光から降りてくる"ナニモノ"かだけに、鮮明な色がかかっている。 神々しい翼と、金色に輝く刃物のような輪状の物があると、目が脳に訴えかけてくる。いや…そんなはずは…

2021-10-31 21:04:48
ナージャ💫♌️☄️ @Nadja_Power_

「君、若いんだね…」 肩に掛からない程度に切りそろえられた、所々青と赤の混じる短い銀髪を揺らし、哀しみの色を流しながらも何処か強い包容力を感じさせる、吸い込まれるようなコバルトブルーの瞳で私の眼を真っ直ぐと見てくる。

2021-10-31 21:04:48
ナージャ💫♌️☄️ @Nadja_Power_

「大丈夫、志半ばに散った若者には、天界で新たに幸せを享受できる権利が与えられるの!必ず何処かで会えるから、その時はよろしくね。僕の名前は天音かなた。覚えてて!」 そう言うと彼女は私の手をその小さな手で取り、そっと天に向かって上昇し始めた。心地よい。積年の疲れが溶けるようだ…

2021-10-31 21:04:50
ナージャ💫♌️☄️ @Nadja_Power_

あれからどれだけ経っただろうか。わからない。 そっと目を開けると、そこには訪れようもないはずなのに、何故か懐かしさを感じる教室が広がっていた。 「(…?! 俺は死んだはず。あれは夢だったのか?けど俺は学生なんかじゃない、その上こんな場所は知らないし…)」 そんなことを巡らせていると、

2021-10-31 21:04:50
ナージャ💫♌️☄️ @Nadja_Power_

教室のドアから、いつの日かに記憶した、小さな影が此方を覗いていた。 「久しぶりだね。ようこそ、天界学園へ!」 そうか、幸せを享受できるってのはこの事だったのか。

2021-10-31 21:04:51
ユウ💫/コウ @yuu052_LK

とんだ駄作を作ってしまった...受け取れよ!くそう! pic.twitter.com/N74ePH8Ng2

2021-10-31 22:06:14
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そら @s0r4_kmi

この時間ならアモングアス見てるしバレへんやろ pic.twitter.com/BMvMiJexlO

2021-10-31 22:48:42
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いぷぼんアイピー💫 @IP12181341

そろそろお腹が空いてきたな 最近はあまりご飯を食べていなくガッツリ食べたいと思ったので久しぶりに外食でもしようかと思う 特に何か食べたいというのもなかったので街を散歩しながら歩いていると天使とドラゴンの二人に出会った

2021-11-01 01:35:37
いぷぼんアイピー💫 @IP12181341

会うのは久しぶりでどのように話しかけようか迷っていると天使の方から話しかけてきた 「あっ、久しぶり!最近会わなかったから心配してたよぉ… 今何してるの?」 天使から話しかけてくれて嬉しいのもあり会話が弾んでいく 目的である外食をすると伝えたら2人もちょうど同じ予定だったようだ

2021-11-01 01:35:37
いぷぼんアイピー💫 @IP12181341

するとドラゴンが僕に声をかけてくる 「よかったらおめえも一緒にご飯食べるか?みんなで一緒に食べた方が楽しいだろ」 その言葉が嬉しく僕は甘えて一緒に外食することにする 早速2人が行こうとしてた店について行き受付を済ませ席に座る 少し時間が経つとドラゴンはいきなり席を立ち

2021-11-01 01:35:37
いぷぼんアイピー💫 @IP12181341

「いけねぇ!用事あるの忘れてた!先帰るわ!」 突然のことに僕と天使は驚いてしまう 「えー!?ココから一緒に行こうって約束したのにそれはないでしょ!」 「すまねぇ天使公!今度また時間が空いた時に行こうな、じゃあ!」

2021-11-01 01:35:38
いぷぼんアイピー💫 @IP12181341

ドラゴンは帰ろうとするがその際天使に気づかれないように僕の耳元で小さく囁く 「天使公との貴重な時間だぞ、応援してるからおめえも頑張れよな」 そう言うと急いで帰ってしまう 用事があるのは嘘だった 完全にドラゴンの気遣いで僕と天使が久しぶりに会えたことが嬉しかったことに気づいたのだろう

2021-11-01 01:35:38
いぷぼんアイピー💫 @IP12181341

いきなりの状況に会話が弾まなくなってしまい天使は少し顔が赤くなっていた 「久しぶりに君と会えて嬉しいけど僕、何を話せばいいかわからなくなっちゃったよ…」 でもドラゴンがせっかく与えてくれた機会なのだ この時間を少しでも有意義にしよう

2021-11-01 01:35:38
いぷぼんアイピー💫 @IP12181341

最初は会話が弾まなかったが緊張がだんだんとほぐれいつも話してた時のように戻ってきた 楽しく会話しながら食事を済ませ外を出た帰り道、別れようとすると天使は僕の手を握ってきた 「もう少し君と一緒にいたい…」 自分も同じ想いだったがもう夜は遅く帰らないといけない

2021-11-01 01:35:39
いぷぼんアイピー💫 @IP12181341

そんな悲しい思いの天使を慰めると抱きついてきて 「また明日も会えるよね…?」 僕は頷き天使を安心させる その顔は少し泣きながらも笑っていて 「よかった…!これからもずっと一緒にいようね、大好きだよ!また明日ね!」そう言うと天使はウキウキで帰っていく

2021-11-01 01:35:39
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