GYAO!で 劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- を見てみた。

フルバ@俺 @furubakou1

過去を糧にして前に進めた「英雄になれた」キリトと、過去が枷になって前に進めなかった「英雄になれなかった」エイジとの対比。

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ただここに関してはキリトは友達や恋人を獲得して、いわばゲーム開始前より前進できた(元々リアル側で少し問題を抱えてた)のに対し、エイジは恐怖に打ち勝つことができず、大事な人を失うという挫折と喪失しかなかったことは考慮すべきだと思う。

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また、黒幕である重村教授の目的はSAOシリーズでもっとも共感できるんじゃなかろうか。 ここまでのボスキャラは

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・「異世界を作る」という誇大妄想にとりつかれ、無関係の人間を大勢巻き込んだエゴイスト ・己の矮小なコンプレックスに突き動かされ、欲望のままにふるまったゲス。 ・異世界でのことが忘れられず、現実でも同様の凶行を繰り返した殺人狂。 と、どいつもこいつもあれなやつらばかり。

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(ファントム・バレット編はシノンをカツアゲしてたやつらの方が醜悪だと思うがそこはおいておく。)

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失った娘を生き返らせたいというのは王道ながら大変わかりやすく、共感しやすい。 …「システムを越えた力の存在を信じている」なんてえらそーなこと言ってたけど、この事態おまえのせいだぞ茅場。

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また、実はお祭り映画としての側面もあって、ここまでに出てきたレギュラーキャラ(特にヒロインズ)全員にちゃんとした見せ場がある。しかも割と自然な形で。ファンムービーとして、ストーリーを破綻させず、各キャラに見せ場を作ったことは評価したい。

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そしてなにより、 "名も無きプレイヤーたち一人一人を我々は忘れてはならない…" この一文でおれはこの作品の評価を爆上げした。この映画の締めくくりとしてこれ以上のものはない。

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大スクリーンでの鑑賞に堪えられるよう、いつもより豪華に派手に、だがきっちりと作ってあるSAO。 作品のファンなら観ておこう。できればアリシゼーションの前に。 pic.twitter.com/yuJ0c0uDu6

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