朝鮮進駐軍という言説の出処(その2)

終戦直後の日本で、朝鮮進駐軍と名乗る朝鮮系の暴力組織が猛威を奮ったという言説の文献的な裏付けを求めて。
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ロボットコーガット @robocogaHt

@xiaoke_As @nobuo_kimura @Nyarlathotep_M 個人的な記憶になりますが、三国人が戦勝国民を騙っての乱暴狼藉、ということ自体はよく聞きましたけど、「朝鮮進駐軍」という単語はここ最近聞くようになった、という感じがします。

2011-08-27 09:53:04
ロボットコーガット @robocogaHt

@xiaoke_As @nobuo_kimura @Nyarlathotep_M 10年ほど前、かなり重度の嫌在日厨だった頃の私なら「朝鮮進駐軍」のように便利な単語があったら好んで使ったはずですが、その記憶がないですね。

2011-08-27 09:54:19
ロボットコーガット @robocogaHt

@ichiryusan ドロンパ氏は今何を思っているんでしょうね。NAVERで煽りあっていればそれなりに楽しかった、あの時代にはもう戻れない。

2011-08-27 10:12:35
林小可@猫空茶藝館、新刊『遥かなる近代』第9号「国債報償運動 下巻」頒布中 @xiaoke_As

壁|vΦ) 資料が無い→ものすごい情報規制のせい。これって、「強制労働」「従軍慰安婦」を裏付ける資料がないのは日本軍の資料抹殺のせいだ!と同じだよねと。ま、何をいまさらという感はあるけど。

2011-08-27 10:26:03
zeong @zeong_dictator

証言の類を抜いて、或る事象に関する史料を全て抹消するなどという芸当をする為には、単語レベルで検索可能な目録とか、関連する全ての組織を横断して史料の抹消を強要できるだけの政治力とか、更に「或る事象に関する記録を抹消した」という事実自体を抹消する方法論とか、色々必要となる。

2011-08-27 11:17:16
zeong @zeong_dictator

初めから史料自体が作成されなかったとか、散逸によって失われた事によって、史料的な制約が発生するのは分かる。しかし、主要史料の非公開指定のみならず、当時に現行文書として作成・配布された史料を抹消し、或る事象自体を無かった事にするというのは、近代以降は特に難しい事なのではなかろうか。

2011-08-27 11:27:54
zeong @zeong_dictator

「隠蔽」「抹消」と即断する前に、それなのに何故、自分はその情報を知り得たのかという事について、少し考えてみると良いように思う。更に、情報の事実性を何によって確認したのかについて振り返ってみるべきだろう。陰謀論を唱える人はどこかで何等かの「証言」を無批判に受け入れてはいまいか。

2011-08-27 11:46:05
zeong @zeong_dictator

全てがそうではないか、悪意ある「証言」者や、その内容を事実として流布したい者は、その「証言」を人々が無批判に受け入れるように工夫をする。例えば、「真の愛国者ならば」といった条件付けを行ったり、「国民よ怒れ」とばかりに感情を揺さぶるような何かとセットにする事が多い。

2011-08-27 11:52:32
kimuraお兄さん@小豆島 @nobuo_kimura

@zeong_dictator ( εHε)y-~~「どういう人を対象とするか」「タイミング」という要素も加えておきたい♪

2011-08-27 13:31:42
kimuraお兄さん@小豆島 @nobuo_kimura

@zeong_dictator ( εHε)y-~~あと、どこから発信するか、とか。描きたい絵と現状を対比させながら効果的に。

2011-08-27 13:33:51
kimuraお兄さん@小豆島 @nobuo_kimura

@xiaoke_As @robokogei @Nyarlathotep_M ( εHε)y-~~思うに無理筋な話は無意識的に回避していたのではないかと。

2011-08-27 13:37:24
kimuraお兄さん@小豆島 @nobuo_kimura

@xiaoke_As ( εHε)y-~~裾野が広がるにつれそういう層も増えるという予想は出来たけど、バカの拡大再生産が自浄作用を追い越すとは思ってなかったという。

2011-08-27 13:55:59
林小可@猫空茶藝館、新刊『遥かなる近代』第9号「国債報償運動 下巻」頒布中 @xiaoke_As

壁|vΦ) 朝鮮進駐軍の初出について、いいとこまでたどりついてはいるんだが、そこからの考察が残念なことになってるなぁ。なんで校合をやらへんねや?http://t.co/vNwUBeb

2011-08-28 17:50:49
林小可@猫空茶藝館、新刊『遥かなる近代』第9号「国債報償運動 下巻」頒布中 @xiaoke_As

@nobuo_kimura 壁|v´) 各テキストの校合を終えるまで、結論は保留せざるを得ません。在特系の関与は大きいですが。

2011-08-28 18:43:50
kimuraお兄さん@小豆島 @nobuo_kimura

@xiaoke_As ( ´H`)y-~~了解。また会って資料みながらお話ししましょう。

2011-08-28 18:47:39
林小可@猫空茶藝館、新刊『遥かなる近代』第9号「国債報償運動 下巻」頒布中 @xiaoke_As

壁|vΦ) 現時点での朝鮮進駐軍の出処由来についてまとめ。テキスト校合分析の提示時に理由を説明するけど、ネット上の初出は確認できるもので2000年4月30日、但し4月11日から30日の間に初出がある蓋然性が高い。 http://t.co/LtVVQK4

2011-08-28 19:00:10
拡大
kimuraお兄さん@小豆島 @nobuo_kimura

@xiaoke_As ( εHε)y-~~「誰かが」のあたりは難しいにせよ「誰が拡散したか」は追うことが出来ると思います。

2011-08-28 19:13:11
zeong @zeong_dictator

デマが「定説」化するに至るまでを三期に分けてみる。Ⅰ期:情報が「証言」を根拠として流布され、一定の支持者間で支持を得る時期。Ⅱ期:情報が支持者の占有物では無くなり、メディアによって拡散される時期。Ⅲ期:情報が広く「事実」として認識され、検証の必要性すら認識されなくなる時期。

2011-08-28 19:23:03
zeong @zeong_dictator

或いは、Ⅳ期:情報を「事実」であるとする事を前提として、「検証」と称する補強作業が行われる時期。というのを加えてもいいかも知れない。例えば韓国に於ける「日帝断脈説」などはその好例と言える。こう考えた時、Ⅱ期でどう歯止めをかけるかがデマへの対抗上、極めて重要である。

2011-08-28 19:31:57
zeong @zeong_dictator

逆にⅠ期からⅡ期までをどう行うかが全てとも言える。例えば、Ⅰ期の部分を「学者」に担わせて、Ⅱ期の部分でその権威を利用して大きく流布する。特にそれが(一般人にとって)検証困難と認識されている事柄で、更にそれが事実である事が彼等の多くにとって「望ましい」場合、それは爆発的に拡散する。

2011-08-28 19:38:47
zeong @zeong_dictator

結局、「媒介者」をどう扱うかが鍵となるのだろう、嘗てはメディアが一部の企業に寡占されていたが、インターネットの普及により、比較的安易に一般人が「媒介者」となる事が出来る。その場合に於いて興味深いのは、「媒介者」たる当人達がその自覚が無く、更に「感染者」でもあるのが多い点である。

2011-08-28 19:49:35
kimuraお兄さん@小豆島 @nobuo_kimura

@zeong_dictator ( εHε)y-~~免疫や抗体が出来ないのは、物事の考え方の訓練を教育が担ってこなかったからかしら。

2011-08-28 19:52:09
林小可@猫空茶藝館、新刊『遥かなる近代』第9号「国債報償運動 下巻」頒布中 @xiaoke_As

@nobuo_kimura 壁|v´) ウィキペディアの事項削除決定後の2009年12月末から10年1月に動画がアップされ、ブログコメ等で拡散、2ちゃんでは4月13日前後に書き込み集中、5月に関西の在特会が街頭パフォーマンスしビラ作成、という流れは把握しました。

2011-08-28 19:52:59
zeong @zeong_dictator

実際、物知り顔で周囲の人に吹聴して回れるちょっとした雑学、正にスナック感覚で流布できる風説でありながら、実は極めて或る事柄について決定的なデマ、という物を意図的に作り出すことは出来るのではなかろうか。寧ろ、今まさにそれに感染して、自分が流布していないとも限らないのである。

2011-08-28 19:53:59