大企業に勤めつつ成り上りを目論むハードボイルドの名作『蘇える金狼』刊行時1964年の労働環境的に17時に残業なし退社後に横須賀に移動して4人射殺して証拠隠滅して翌日普通に出社したりプライベート時間の充実ぶりが凄い
- mumimushunyu
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映画、分子生物学、フジロック、ゾンビ。
主人公が大企業に勤めつつ成り上りを目論むハードボイルドの名作『蘇える金狼』(大藪春彦)を読み始めましたが、刊行時1964年の労働環境的に毎日17時に残業なしで帰宅するので、退社後に都内から横須賀に移動してヤクザ4人射殺して証拠隠滅して翌日普通に出社したりプライベート時間の充実ぶりが凄い
2021-11-24 14:55:07感想
@ikazombie @TomoMachi 大藪先生は一番好きな作家です。ほとんどの作品を読みました。ボクの事は伊達邦彦と呼んで下さい。
2021-11-24 16:26:47@ikazombie その対面的なのが「戦士の挽歌」の石川克也。 製薬会社の敏腕プロパーとして、深夜までのピンク接待、休日接待、女も男も満足させつつ、ピンハネ、満足な休日を楽しみ、最後には大炎上。 まさに80年代“24時間戦えますか?”の鑑です。
2021-11-24 20:14:23@ikazombie ただ当時は土曜日は午前中出社でしたね。「半ドン」って言ってました。死語です。屋上のある会社だと昼休みにバレーボールやったり、合唱やったりと。大企業はみんな正社員で、アルバイトといえば夜間大学に通う「学生さん」でしたね。正月明けは、女子社員は晴れ着で出勤。嘘みたいな時代。
2021-11-24 21:04:36@ikazombie 昔、石川達三の小説で『四十八歳の抵抗』というのがあってな……今から見たら"島耕作シリーズ"以上に牧歌的なサラリーマン生活が描かれていて、こんな事やる余裕は今無いよな。うん。
2021-11-25 03:08:49高度経済成長時代ののモーレツサラリーマンは、たいてい17時には退社して18時には自宅で晩酌しながらナイター見てたからなあ。今の残業しなきゃ生活苦しい労働環境はどう考えても非人間的だよ。 twitter.com/ikazombie/stat…
2021-11-25 02:09:36充実しすぎでは
大藪春彦、親父の影響で高校時代に色々読んだな。ハードボイルドにハマったきっかけ。 ボロニアソーセージやステーキをキロ単位で食べる主人公。 豪快な構成も味だった。 数ページ割いて銃器や車、バイクの構造や歴史の説明を延々と詳細にする一方、主要人物(主人公含む)の死ぬ場面が1行だけとか。 twitter.com/ikazombie/stat…
2021-11-25 00:08:26みんな、もっと大藪春彦を読むんだ…電子版でも出てるんだ… 戦士の挽歌やヘッドハンターは地味ながらもクライマックスに向けて登り詰めるし、基本的にカタルシスがやって来るのでオススメだ… twitter.com/ikazombie/stat…
2021-11-24 21:19:03