- toshi3636_1
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茂木健一郎
@kenichiromogi
絵は、常に「現代美術」だったのだと思う。どのような素材を、どのようにキャンバスの上に描くかということにその人のセンス、世界観が表れるから、それは一つの映画のようなものであり、また一つの興行のようなものだったのだと思う。
2021-12-05 07:32:12
茂木健一郎
@kenichiromogi
ウォーホルがキャンベルのスープ缶を描いたのは、日常の何気ない素材を神格化する試みであったし、高橋由一がみっつのお豆腐関係を並べたのも日常の中の質量を崇高な目で見たからで、そこに斬新さがあって古典となった。
2021-12-05 07:33:31
茂木健一郎
@kenichiromogi
逆に言えば、ある絵が陳腐なのは、結局その人の感性や価値観が月並みだからであり、絵を通してすべてがバレてしまっているのである。その意味で、すべての絵は肖像画なのであろう。
2021-12-05 07:34:21