「local」はローカル線じゃないし、「reserved seat」は予約席じゃない(鉄道関係)

正確には「ローカル線という意味だけじゃない」かな?
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砂手紙 @sandletter1

localとは…大都市圏の鉄道を利用したことのある人なら、絶対目にしたことがある単語。ヒント…「local」の反対はねえ…「rapid」。「rapid」は「急行」だから、その反対は「鈍行」「緩行」とも言うね。つまり「各駅停車」。駅のホームの表示版では「各停」って出てるかもしれない。

2021-12-08 22:42:00
砂手紙 @sandletter1

だから「各駅停車で楽しむローカル線の旅」みたいな番組あるとなんか変な気分になるかもねえ。実は「local train」と「local line」の違いなんだ。ただ、中央線みたいに「快速」と「各駅停車」が別の線路を走っている場合もある(三鷹までかな)ね。

2021-12-08 22:42:29
砂手紙 @sandletter1

東京近郊の駅の電車表示で「local」って出たら「田舎行き」って意味じゃないのね。和光市は田舎じゃないのかというのはややこしくなるからパスするとして。

2021-12-08 22:43:20
砂手紙 @sandletter1

「reserve seat」は、普通に考えれば「予約席」。予約して座るから予約席。レストランでは問題ないんだけど、電車では何でしょう。グリーン席みたいな奴……そうね、「指定席」だよね。席の指定が取れなかった、ではなくて、席の予約が取れなかった、というのが日本語だからややこしいのね。

2021-12-08 22:43:42
砂手紙 @sandletter1

じゃあ、もっと簡単なのね。「security alert」。日本語訳すると「安全警報」。ただそれは本当に日本語訳しただけで、日本語化じゃないね。通勤・通学のために電車を利用してる人は絶対聞いてるはずの言葉。えー、わかりませんか。「安全確認」。大学受験までの英語とすこし違うでしょ。

2021-12-08 22:44:22
砂手紙 @sandletter1

最後に、イギリスの地下鉄にはよく使われる言葉で、土産物にもなっている言葉、「mind the gap」。ギャップというのは「隙間」のことね。つまり、電車とホームの隙間にご注意ください、という意味。そんなに隙間あんのかー、と、ホームドアのある地下鉄に慣れてる日本人は思うのね。

2021-12-08 22:44:44