オモウツボ 2011 8/31 -現代人の病気-

ありみげーむずのあかつき @arimigames

一番みんなが罹患している病気ってものがあると思う。　それこそ社会性の出た人間全てが。　

ありみげーむずのあかつき @arimigames

心には（それこそゲームじゃあないけれど）「心パワー」みたいなものがあって、それはストレスを受けたり感情が昂ぶったりすると減っていく。　減っていった「心パワー」はリフレッシュしたりしなきゃいけないように出来ていて、それは楽しいことをしたり機嫌がいいと回復していく。

ありみげーむずのあかつき @arimigames

で、現代人（と、総括しちゃうけれども）はこれを減らす機会というのが実に多いんじゃないかと思い当たったんですな。　と、いうのも受け入れる情報が圧倒的に多い現在、web1.0的情報のやりとり（一方通行）からweb2.0的情報のやりとり(双方向)へと進化して、今はもう当たり前になってる

ありみげーむずのあかつき @arimigames

そうするとどうしても一人一人の声は大きくなるわけであって、声が大きくなるということはそれだけ「言いたいことを言ってもいいんだ」という気持ちを増幅させることである。　そうすると人は恒常的に「言いたい事を言う」ようになる。　言いたい事を言い切ったらどうなるか？

ありみげーむずのあかつき @arimigames

「もっと次の言いたい事」を「探す」のである。　一人の人間が言いたい事なんてたかが知れてるからね。　「人が声を大きくしてでも言いたい事」。　逆に言えば「これ言う時はどうしても声が大きくなっちゃう事」っていうのは要するに「感情の起伏が激しくなる事柄」であって、それは大体「怒り」である

ありみげーむずのあかつき @arimigames

「物申したい」という欲が人に声をあげさせ、大体それは大きくなる。　そしてそれを人は探す。　果たしてどこから？　つまりそれは「怒りたくなるほどに酷い話」であるとか「凄惨だったり理不尽だったりすること」である。　そうなると結局どうなるのか？　「心パワー」が消費されていくのだ。

ありみげーむずのあかつき @arimigames

最初はいい。　怒ることに慣れてもいないし、言いたい事もまだある。　次もまあいい。　言いたい事をまだ吟味しているし、怒りなれてきたから怒り方も形づくられてきた。　最後がよくない。　「怒る対象を探す」ことが日常となり「声を荒らげる」ことが常となる。　サイクルが出来上がる。

ありみげーむずのあかつき @arimigames

すなわちそれは「心パワーの消費サイクル」であって、それに慣れちゃってる人はもう無意識に「心パワー」を消費するようになってしまっている。　現代人の最大の武器にして最大の弱点は即ち「慣れ」というもので、そのスピードは最早数年前とは比にならないレベルに達してしまっている、とそう思う。

ありみげーむずのあかつき @arimigames

そしてもうそれって病気だよね、と思う。　「情報過多」が「慣れ」を引き起こし「恒常的な心パワー消費サイクル」を作り上げ最終的に「病気」になった。　「人の進化」が「情報収集の進化」に追いついていない、あるいは若干のキャパシティ越えが発生してしまっているのではないかと思う。

ありみげーむずのあかつき @arimigames

しかし世界を巡る情報網は留まるところを知らないし、「現代人の病気」もどんどん悪化していく一方だ。　人は一朝一夕に自身の能力を進化させることなんて出来ない。　これでも超特急だろう。　リニアモーターカーに勝負を売った時点で負けはもう見えているようなものだと思うけれど、どうしようもない

ありみげーむずのあかつき @arimigames

基本的な治療法として「断つ」しかないのが厳しい現実だけれども、いつか何らかの解決法を見つけられるといいなあと思っている。　そしてそれが出来る可能性を持っているのは、今現在「そういう現状と闘っている人」に他ならないと思う。

ありみげーむずのあかつき @arimigames

つーわけで今日もがんばりましょう。　今日は練習だ！