「ワクチンを2回接種した人の方が未接種の人よりもオミクロン株に感染しやすい」というデマが急増中

よっしー758（=元ナンパ師） @yosshi758

ワクチンを2回接種した人の方が未接種の人よりもオミクロン株に感染および発症しやすい、つまりワクチンの効果がプラスどころかマイナスになっているというデマがSNS上で急増している。

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それらはいずれも「未接種の人の平均年齢は2回接種の人の平均より若い」という事実を無視し、両者の感染率や入院率だけを単純比較したものである。

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ワクチンというのはあくまでそのウイルスに対する抵抗力（＝免疫力）を上げるものであって、絶対に感染しなくなるとか発症しなくなるといったものではない。

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なので、もともと免疫力の低い高齢者はワクチン接種によって免疫力が増したとしても、接種から時間が経つと免疫力が低下しやすい。

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ただ、それでも年齢をきちんと調整した調査では「ワクチンの効果がマイナス」という結果は出ておらず、「オミクロン株に対しては未接種よりも感染や発症しやすい」というのは完全にデマである。

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また、日本では成人の約9割がワクチンを2回接種済みだが、東京では感染者の3割、大阪では4割以上がワクチン未接種なのでやはりワクチン未接種の方が感染しやすいと言える。

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なお重症化を防ぐ効果は2回接種でもかなり高いため、ワクチン接種のメリットは依然として健在だ。

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「ワクチンを2回接種した人の方が未接種の人よりもオミクロン株に感染しやすい」というデマに騙される人が増えないことを祈るばかりである。