針の穴に糸を通すような出来事

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堀井義博 @yoshihirohorii

不思議だなぁ。最後の写真、うまくアップロード出来なかったようだから、一旦削除して再アップしたのに、やっぱり正しくアップできない。なので、もう一回やってみる。これなんだが → http://t.co/g1PcFM3

2011-09-10 12:15:20
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堀井義博 @yoshihirohorii

おおイケた。ってかさっきのもイケてた。以上、俺自身による魔界(笑)検証でした。たぶん位置情報を付けた状態でアップしたので、必要ないでしょうけど、場所も分かると思う。

2011-09-10 12:17:52
堀井義博 @yoshihirohorii

前にも書いた気がするが、ツューリィをズーリックにしてしまう感覚はツューリガーでなくとも許し難い。英語圏の連中だけじゃなく固有名詞は勝手に変えないで欲しい。ミュンヒェンなんかアメリカ人が言うムニークでもイライラするけど、イタリア人が言うとモナコとか。。それ何処?的な。

2011-09-11 10:06:57
堀井義博 @yoshihirohorii

そういう例からも明らかなように固有名詞ですら、コトバは何物をも指し示さないのである。要するに確定記述は出来ない。

2011-09-11 10:08:35
堀井義博 @yoshihirohorii

では「意味」は何処にあるかというと「文脈にある」としか言えない。コトバの意味は常に文脈に依存し、文脈次第で変わってしまう。辞書に書かれた辞書的な意味があるじゃないか、という指摘は予想されるが、一連の実験をすればそれが正しくないことはすぐに確認できる。

2011-09-11 10:15:13
堀井義博 @yoshihirohorii

その実験は、意味が明確な簡単文を書いて、それを単語に分割し、各単語に、それと等価と見做されている辞書的な意味を個別に「代入」して行く。これでも元の意味が保持されるなら、辞書的な意味が「意味」を成すと言えるけど、やってみればすぐ分かることだけど、そんなことは「ほぼ起きない」。

2011-09-11 10:17:25
堀井義博 @yoshihirohorii

ちなみに例のアレで俺が使ってる「リビドー(フロイト)」とか「シニフィアン(ソシュール)」とか「キルティング(ラカン)」とかいう "術語" の類は、すべてジジェクが常用する概念です。なのでジジェクを読めばすぐ分かるし、使い方もマスターできるようになります。ただしジジェク的な方法で。

2011-09-11 11:47:22
堀井義博 @yoshihirohorii

そういや「染み(ラカン)」も非常に重要なジジェク用語だったな。

2011-09-11 17:43:23
堀井義博 @yoshihirohorii

「突出して」とか「水兵に」とかもジジェクだなぁ。要するに俺が使う "術語" はほとんど全部ジジェクかもしれん。これで「底が浅い」と言われれば「まったくそのとおり!」という気がする!

2011-09-11 17:48:50

「水兵」は「水平」の誤変換ですね。

堀井義博 @yoshihirohorii

針と糸。それを持って問いかけてきた老婆。それらを括る/括り損ねた、目の前で財布を落とす男たち。この全体を前方に向かって貫くピストバイク。さらにこれらすべてのタイムライン。この構図は丸ごと、ラカンが描いた欲望のグラフの第4段階に「そっくりそのまま」だ。

2011-09-11 21:05:33

以下はリアクションのいろいろ。時系列には並べてある。つまり出て来た順。でも面倒くさいので文脈には嵌め込んでない。どっちにしても一連の記録は他人とのやり取りで成立している事柄ではなくて、恐ろしいほどに「閉じて」いる。

一条若頭 @eiichiichijo

ホリーさんが不思議な事をtweetしてるので読みふける。

2011-09-03 13:40:29
Hiroshi Kohno | 河野 裕 @hkohno_abbr

堀井さんのTLが文学作品のようだ(笑)。

2011-09-03 13:52:05
Hiroshi Kohno | 河野 裕 @hkohno_abbr

いや、何かのショート映画の脚本か。

2011-09-03 13:55:09
TATSURO OSADA @tatsuroosada

ほんとうだ @yoshihirohorii さんのTLが。リビドー/シニフィアン/キルティング:「つまり、彼(というよりその自転車という記号)は、俺の背後からやって来て、一連の出来事を "水平に" 貫いて行った。」 RT @hkohno_abbr: 堀井さんのTLが文学作品のよう

2011-09-03 15:14:50
Hiroshi Kohno | 河野 裕 @hkohno_abbr

@tatsuroosada 自転車のキルティングと、おばあさんの「針と糸」も、繋がってるのね。。 @yoshihirohorii

2011-09-03 15:20:40
Hiroshi Kohno | 河野 裕 @hkohno_abbr

(記号とかリビドーとかいう言葉なければ)カーヴァーですな、まるで。

2011-09-03 15:23:20
TATSURO OSADA @tatsuroosada

おお!世界はかくも美しい  @hkohno_abbr: @tatsuroosada 自転車のキルティングと、おばあさんの「針と糸」も、繋がってるのね。。 @yoshihirohorii

2011-09-03 15:23:54
Hiroshi Kohno | 河野 裕 @hkohno_abbr

『ささやかだけど、役に立つこと』(カーヴァー)を思い出した。自分もそういう経験あるけど、たいてい、自分が事故に遭うという悪い出来事の際だ。

2011-09-03 15:33:07
堀井義博 @yoshihirohorii

そうそう。そうなんですよ。俺も自分で「自分が死体ででもなければ、こんなことがあるはずがない」と思いながら事態の推移を眺めていたんです。殺人事件においては、死体はよく喋るようですからね。

2011-09-03 15:41:05
TATSURO OSADA @tatsuroosada

関係ないが、ふと、ブレッソンの『スリ』を評して了二師が「スリの手元で繰り出される視線の連続こそ実は建築ではなかったか」というようなことを言っていたのを思い出した。

2011-09-03 15:37:37
おおいしやすし @skinnyape

@yoshihirohorii この世がマトリックスだと気付いてしまいそうなお話ですね。

2011-09-03 15:46:21
TATSURO OSADA @tatsuroosada

(というわけで)建築の不幸は、彼のリビドーを概ね「建築」という水準でしかわれわれが視認しないことだ。

2011-09-03 15:58:10
遠藤幹子 @mikiko_endo

@yoshihirohorii 面白かったよ。私は毎日そういう感じかも(笑)。いつも羽のついた白いひとと話してます笑。ファンタジーこそ真理だと思うがね。羽を失った都会の現代人。科学はここ100年200年の文化、神話とか読んでるほうがよっぽど世界の意味が理解できるんだよなあ。

2011-09-03 16:02:29
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