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みなさん、こんばんは。先日、私は母を対象とした「共感形成」に、みごとに失敗しました。今日は、その反省と対策についてポストしたいと思います。10連投します。忙しい人はスルーしてください。
2011-09-04 18:57:14(1)先日、母が食事のときに、代表選のニュースを見ながら「民主党はひどいね・・・」と独り言のように言いました。私は、先の選挙における「国民の生活が第一」という民主党の標語がいかに大ウソであるか、思い切って話しはじめました。
2011-09-04 18:58:36(2)しかし、話をしていくと、母は民主党の政策の内容よりも、「党内の意見の集約ができていないこと」「政策決定のプロセスがまるで国民に見えないこと」など、私とはちょっと違う観点から、民主党の政権運営に大きな疑問を持っているようでした。
2011-09-04 18:59:14(4)私はこの展開にはびっくりしました。櫻井氏はどちらかと言うと保守理念を強く前面に押し出している方なので、ここは敢えて「アンチTPP」というイシューを出さなくても好いだろうととっさに判断し、母の話を受け止めるだけにしました。
2011-09-04 19:00:05(5)今、ロジカル・コミュニケーションの手法・戦略に沿って、私の事例を振り返ると、「自分はどんなことを話したいか」という要素はあっても、「相手 の抱えているテーマは何か」「自分が相手にどんな反応を期待しているのか」という要素が無かったために、失敗してしまったのが大きいと思います。
2011-09-04 19:00:57(6)それに、ロジカル・コミュニケーションの手法に沿うならば、「自分はどんなことを話したいか」ということはそもそも「相手の聞きたいこと」ではあ りません。それはネット弁慶としての延長線上にある単なる「独白」です。本来、伝えるべきことは「相手のテーマに対する自分の答えは何か」です。
2011-09-04 19:01:33(7)ロジカルに話すということは、こちらの設定したゴールに相手を誘導して、ボールを相手自身に蹴り込ませることです。
2011-09-04 19:01:59(8)この手法に沿って「対策」を組み立てていくならば、私のケースでは「相手の抱えているテーマ」にフィットする「答え」としては経済的な実利だけではなく、歴史教科書問題なども挙げられるでしょう。
2011-09-04 19:02:51(9)また、「相手にどんな反応を期待しているか」はいきなり「お茶会」の話をしてもだめでしょうから、今の段階では、敢えてフジデモなどの話を展開して「目標を実現できる具体的な行動ってなんだろうねー♪」ぐらいの話で、相手にボールを預けておくだけで十分だと思います。
2011-09-04 19:03:17(10)まとめると、反省としてはちゃんと普段から「相手の抱えているテーマ」は何なのか、耳を傾けて、「答え」をいくつも用意しておくことが共感形成の最初のステップでは特に重要であるということです。
2011-09-04 19:03:48