『葬られた「第二のマクガバン報告」』要約文:第3回

ぽんぽこぴーの、ぽんぽこなーの。
0
村井ニボシ @niboshi2000

今日はマクガバン報告のつづきやるー。

2011-09-04 21:28:00
村井ニボシ @niboshi2000

Q1 タンパク食の研究結果についてだが、ネズミの食事に含まれるほかの栄養による影響の可能性はないのか?

2011-09-04 21:32:03
村井ニボシ @niboshi2000

A 食事中のタンパク質摂取量を20%から5%に減らすということは、減らされた分だけ代わりのものを何か与えなければならない。我々はカゼインの代わりとして炭水化物を使用した。カゼインも炭水化物も、カロリー含有量が同量だからだ(いずれも1gにつき4kcal)。

2011-09-04 21:36:02
村井ニボシ @niboshi2000

タンパク質の減少に伴い、デンプンとグルコースの混合物(1:1の割合)が、タンパク質の減量分だけ増加された。ネズミの低タンパク食にデンプンとグルコースを増量したことは、病巣の成長力が低下する原因とはなり得ていなかった。なぜなら、炭水化物を個別にテストすると病巣が成長するからである。

2011-09-04 21:38:53
村井ニボシ @niboshi2000

Q2 タンパク質の影響についてだが、食べ物の摂取量自体が少ないため、摂取カロリーが減ったからなのではないか?

2011-09-04 21:39:50
村井ニボシ @niboshi2000

A 1930~50年代に行われた多くの研究が、「食べ物の総摂取量、あるいは総摂取カロリーの減少は、腫瘍の成長を減少させる」ことを証明している。

2011-09-04 21:41:22
村井ニボシ @niboshi2000

ところが、我々の実験を調べなおしてみると、「低タンパクの食事」を与えた動物の摂取カロリーは少なくはなく、平均してみれば、むしろ多かったのである。この事実もまた、カゼインに見られる腫瘍の促進作用を強調しただけの結果となった。

2011-09-04 21:42:45
村井ニボシ @niboshi2000

Q3 低タンパクの食事をしているネズミの相対的な健康状態はどうだったのか?

2011-09-04 21:43:26
村井ニボシ @niboshi2000

A 「タンパク質の少ない食事を長期間与えたネズミは健康ではない」と、多くの研究者が決め込んでいた。ところが「低タンパク食」のネズミは、ほかのネズミと比べてずっと長生きしていたし、体をよく動かしていて、実に健康的だった。

2011-09-04 21:45:49
村井ニボシ @niboshi2000

100週目のときも、スリムな体つきで毛並みも健康的なものだった。その一方で、「高タンパク食」のネズミは全部死んでいた。また、カゼインの摂取量が少ない「低タンパク食」のネズミは、より多くのカロリーを摂取していたばかりか、より多くのカロリーを消費していた。

2011-09-04 21:47:22
村井ニボシ @niboshi2000

「低タンパク食」のネズミは、カロリーを燃焼するのに必要な酸素をより多く消費しており、またカロリーを燃焼するのに効果的な「褐色脂肪組織」と呼ばれる特殊組織のレベルも高かった。

2011-09-04 21:48:58
村井ニボシ @niboshi2000

「低タンパク食」のネズミは、カロリーを燃焼するのに必要な酸素をより多く消費しており、またカロリーを燃焼するのに効果的な「褐色脂肪組織」と呼ばれる特殊組織のレベルも高かった。

2011-09-04 21:48:58
村井ニボシ @niboshi2000

カロリーの燃焼は、「熱発生」(体の熱としてのエネルギー消費)という形で生じる。低タンパク食はカロリー消費を高めるのだ。したがって、体重を増やすためのカロリーを体に少ししか残さない。そして、おそらく、「腫瘍の成長のためのカロリー」も少ししか残さないだろう。

2011-09-04 21:51:28
村井ニボシ @niboshi2000

Q4 運動は低タンパクの食事と関係していたのか?

2011-09-04 21:52:21
村井ニボシ @niboshi2000

A 各グループのネズミの運動量を測定するため、檻の中の車輪をネズミがどれぐらい回転させたかを記録し、ネズミの運動量を比較した。二週間にわたる測定の結果、カゼイン摂取量の少ないネズミは、およそ二倍の運動量をこなしていた。

2011-09-04 21:54:29
村井ニボシ @niboshi2000

この結果は、「高タンパクの食事」のあとの私たち人間の反応と似ている。すなわち、活気がなくなり眠くなってしまうのだ。

2011-09-04 21:55:21
村井ニボシ @niboshi2000

★たしかに、肉食べるとなんか疲れるよなー。

2011-09-04 21:55:55
村井ニボシ @niboshi2000

歯みがいてくるので休憩。

2011-09-04 21:58:07
村井ニボシ @niboshi2000

風が強くて窓開けられない。 → 部屋が暑い → パソコンがウンウンうなる → 嫌なことすべてに目を閉じて寝たい → イマココ! もう電源落として寝たいけどまだ途中なの。マクガバンのつづきするの。

2011-09-04 22:11:21
村井ニボシ @niboshi2000

★えーと、飛ばすけど、アフラトキシン投与ではなく、B型肝炎ウィルス(肝臓ガンの危険因子)に犯されたネズミで実験しても、やはりカゼインは肝臓ガンを劇的に促進しました。他の発ガン性物質で試しても同じでしたとさ。

2011-09-04 22:16:29
村井ニボシ @niboshi2000

我々は、「魚タンパク」「食事脂肪」「カルテノイド類として知られる抗酸化物質」などを含む異なった栄養素を使い、さらなる研究を開始した。(略)そして、さらにもう一つの傾向が見え始めてきた。 ・動物性食品からの栄養は「腫瘍の成長」を増加させる。・植物性食品は「腫瘍の成長」を減少させる。

2011-09-04 22:21:28
村井ニボシ @niboshi2000

ほかの研究グループによって行われた「乳ガンと別の発ガン物質に関する研究」でもこの傾向は同じだった。「カルテノイド系抗酸化物質とガンの初期形成」についての研究でも、この傾向は常に同じだった。ガンの初期形成から第二段階の促進期まで、この傾向は不変だった。

2011-09-04 22:24:29
村井ニボシ @niboshi2000

我々は実際に「人を対象とした研究」による直接的な証拠が必要になってきた。この証拠は、理想的に次のような方法で得られるだろう。

2011-09-04 22:27:25
村井ニボシ @niboshi2000

★なんか、マンガに出てくるマッドサイエンティストみたいなことを言い出したぞ。綴命の錬金術師、ショウ・タッカーさんみたいなことを言い出したぞ。

2011-09-04 22:28:19
村井ニボシ @niboshi2000

すなわち、似たようなライフスタイルをしていて、似たような遺伝的性質を持ち、病気の発生率に関しては多様であるような大勢の人々を対象とし、そのデータを厳密な方法で集め、食習慣の傾向と関連して調べるのである。

2011-09-04 22:32:50