高松信司監督が語る【サンライズ】という会社が無くなる経緯「バンダイナムコは『ガンダム』のすべてを手中に収めた事になる」

私が「日本サンライズ」に入った1983年は、ガンダムのヒットからまだ3年目で、中小企業の町工場がたまたまヒット商品を出してしまったくらいのかんじの、社員全員で（もちろん外注さんも含めて）バスを連ねて慰安旅行に行くようなアットホームな会社でした。

2022-02-10 08:05:29

高松信司 @takama2_shinji

「サンライズ」という会社がなくなるそうですが、それは1994年4月に、突然、旧経営陣がバンダイに株式を売却して去るという事から始まった事なので、逆に四半世紀もよく持ったなぁというのが素直な感想です。

2022-02-10 08:07:17

高松信司 @takama2_shinji

この時、何も知らされていなかった富野さんは、Vガンダム製作中に秘密裏に話を進め、ガンダムごと身売りして莫大な株式売却益を手にして去っていった旧経営陣に対して、まるで自分が身売りされたような感覚に襲われ、旧経営陣の殺害を考えたそうです。（実行はしていない）

2022-02-10 08:11:08

高松信司 @takama2_shinji

それでも、吉井社長、内田社長といったスタジオから叩き上げが経営陣にいた頃は辛うじてサンライズらしさが保たれていた気がするけど（銀魂に私を呼んでくれたのは内田さん）経営陣がほぼバンダイナムコ出身者で占められるようになるとそれもだんだん薄らいでいったような気がする。（個人の感想です）

2022-02-10 08:13:36

高松信司 @takama2_shinji

２015年には、すでに「サンライズ」の半分がバンダイナムコの名を冠したBNPとして分割されその名を奪われているので、今回のサンライズ消失はついに来たかというかんじです。

2022-02-10 08:15:55

高松信司 @takama2_shinji

「ガンダム」の商標を持つ創通も、2019年10月にバンダイナムコに完全子会社化されてしまったので、これでバンダイナムコは「ガンダム」の全てをその手中に収めた事になる。

2022-02-10 08:45:01

高松信司 @takama2_shinji

アニメ監督

リンク Wikipedia 高松信司高松信司（たかまつしんじ、1961年12月3日 - ）は、日本の男性アニメーション演出家、アニメ監督、脚本家、音響監督。栃木県宇都宮市出身。栃木県立宇都宮東高等学校卒、法政大学文学部中退。 1983年、日本サンライズへ入社。高橋良輔監督の下で『装甲騎兵ボトムズ』『機甲界ガリアン』などの制作進行を務めた後、1985年、富野由悠季監督の下で『機動戦士Ζガンダム』の設定制作を経て同作品の第31話「ハーフムーン・ラブ」で演出デビュー、『機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』『機動戦士ガン 4 users

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