放射能と科学コミュニケーション(番外編) 自由に科学を語っていいじゃない
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放射能と科学コミュニケーションその2にて、@Neko_Senchoさんから、はかったようにナイスパスきたので、キャッチ!ご本人はそんなつもりねーよ!って思ってるかもしれないけど勝手にキャッチ!&リリース!笑
2011-09-06 03:25:22前回http://t.co/oQtbWl1にて、①科学者に質問したら、自分の専門分野じゃないからわからない」と応じ、怒った。②学者=何でも知っているというイメージでしょうか。③一般の人へ説明する人が必要。これがコメントの概要だと捉えました、@Neko_Senchoさんのね
2011-09-06 03:30:29まず1個目。これはどういった状況かわからないんですが、それほど怒るなら、想像するに、虫歯治してくれって内科に行くぐらいお門違いな質問だったんでしょうか。ただ科学の分野は細かく分かれ、ただ、科学畑じゃない人にはっきり分かれってのも酷かもしれません。細かい分野は私もよくわかりませんw
2011-09-06 03:36:44ただ、それぐらい細分化された研究の分野です。1986年のBSEしかり、今回の放射能の影響の予測にしかり、「未知の問題に対して」適切な専門家を見つけ出すことは困難である事はhttp://t.co/oQtbWl1でも述べました。
2011-09-06 03:39:34訂正!まず1個目。これはどういった状況かわからないんですが、それほど怒るなら、想像するに、虫歯治してくれって内科に行くぐらいお門違いな質問だったんでしょうか。ただ科学の分野は細かく分かれており、科学畑じゃない人に分かれよってのも酷かもしれません。細かい分野は私もよくわかりませんw
2011-09-06 03:41:172個目、「学者=何でも知っている」イメージ。これは2つの要素があると推測します。まず、科学は絶対である、というイメージ。これはちょっと齧っただけの私が言うのもなんですが、科学は絶対とは思えません。やればやるほど明日には言う事がひっくり返りそうな学問だと思います。なぜか
2011-09-06 03:45:37まず、技術は確立しても科学的にはようわからんって事がとても多い。麻酔が有名な例です。また私のうつ病の治療の薬も、色々試していい方向に向かうか、と主治医、カウンセラーさんと相談しつつやっております。おかげで経過は良好ですが。そんなもんです。
2011-09-06 03:48:12だから科学的根拠がーっていうのはあんまり信用するもんじゃないなっておもいます。それこそお門違いの専門家が言ったものなら何年か後にやっぱ違った!てへ♪てなこともありうるんです。1986年のイギリスのBSEの一連の流れがそうですね。
2011-09-06 03:50:05また、科学のみならず、理系の論理体系は日々革新しつづけています。非ユーグリット幾何学で私は匙をなげました。いやそれより前に投げましたwとにかく出来ないって事が出来たり。予測不可能な事が多い分野です。だからこそ発展し研究する余地があるわけです。
2011-09-06 03:54:58あ、科学的根拠を全否定するわけではありません。そういった知識がないばかりに、処女をレイプしたらエイズが治るとか訳のわからん話がまかり通る国もあるわけですし。まず日本でそう思う人はいないでしょう。たぶん
2011-09-06 03:57:02そして学者さんは、自分の分野には詳しいですが、それ以外の事は無頓着というか、一般の人より知らなかったりします。これは@ynabe39さんもおっしゃってました。私も色んな講座受けてそんな印象を受けます。
2011-09-06 04:00:21あと学者さんの頭の中にある前提条件と、私たちの前提条件がさっぱりかみ合ってない、ってこともあります。学者さんがこれぐらい知ってるだろって事が、私たちにはイヤイヤイヤ!ってこともあるし、また私たち個人個人でも違うでしょう。
2011-09-06 04:02:34技術の社会的合理性を議論する仕組みをテクノロジー・アセスメント(TA)といいます。1972年にOTA(議会技術評価局)が設立されます。これは専門家がパネルとなり議論するものでした。しかしそれを皮切りに欧州では評価パネルに市民を取り入れる参加型TAを開発、普及をしました。
2011-09-06 04:18:53ただ今いったのは技術にかかわる政策決定などの意思決定。つまりコンセンサス会議ってやつですね。これについては各国が色んな手法でやっているので説明しきれません(>_<)学者と市民との交流、というならサイエンス・カフェですね!これは意外と日本でもあちこちやってますよ。色んな議題で。
2011-09-06 04:23:36欧州では、カフェ。というぐらいだからお茶でも飲みつつ、市民も自由に発言したり、なかなかいい雰囲気でやってそうで興味深いです。ただ日本だと、「授業」「講座」という形になりやすそうですね。自由に発言してもいいんですよ~といっても、もじもじしちゃいますしね
2011-09-06 04:27:54ここからは、ちょっと違う話になるのですが、サイエンス・ワークショップやシナリオ・ワークショップ。これは技術における意思決定に市民がどう参加していくかというモデルです。説明しきれないので気になる方はどうぞ。いんたーねっつで検索してみてください。
2011-09-06 04:33:02今回のまとめは、技術を含む政策の意思決定には市民からも、行政から、学者から、参加して取り組む仕組みが必要だと感じます。なぁなぁで進んでしまった原発。そして今甚大な被害を受ける被災者。私は被災者以外の人が当事者性の気持ちがない。というのはこういった仕組みがないから。また、
2011-09-06 04:36:18お上のいう事には逆らえんわ、といった諦め。また国の補助金という甘いお菓子が人を盲目にさせてしまうのはないでしょうか。 それはそれとして、これはパブリックな問題である、自分は一国民として政策に参加する権利がある。といった意識の面ではアメリカ、欧州より遅れてるな。と言わざるを得ません
2011-09-06 04:40:34以上!お付き合いいただきありがとうございます!この件に関しては私も一個人として動きたい問題、分野でもあります。HOPE100さんと連動して何かできないかなとネリネリ考えている、科学好きの北海道民でした。終わり!
2011-09-06 04:42:23