今日の夢。自分は出てこない。 どこかの荒廃した世界に、坊さんが野宿同然に暮らしている。そこに女の子を連れた青年がやってきて一緒に生活するようになる。しばらくして、世界を荒廃させた原因であるらしい青い光(たぶん致死量の放射線的なもの)が世界を包んだ。
2022-02-17 22:26:29この時、坊さんは偶然岩の影にしゃがみ込んでいて光を浴びずに済んだ。女の子は目だけ光を浴びて失明してしまった。青年は青い光を全身に浴びて倒れる。 その後、動けなくなった青年を女の子と坊さんが看病するんだけど、女の子は目が見えないので坊さんは青年の様子を言葉で説明するしかない。
2022-02-17 22:28:26この時点で画面は真っ暗になり、おそらく女の子の主視点であるらしい。坊さんが青年は女の子たちの看病でだんだん元気になっていると説明してくれるんだが、言葉だけで青年の状況はわからない。女の子は世話をするんだが青年は声を出せないらしく反応もない。
2022-02-17 22:30:04で、どうも女の子も青い光を浴びた目の周辺(顔)がどんどん悪化して痛みが増えているらしいんだがそれを心配させまいと口にしない。一方、坊さんは長い野営暮らしで内臓をやられていて、そもそも青年たちが来る前に長くない命であることを自覚していた(死ぬつもりだった)様子もわかってくる。
2022-02-17 22:32:34そんな感じで圧倒的な静寂の中、坊さんの声がだんだん生気を失って途切れ途切れになっていき、最後まで青年の反応はなく、女の子はもう何も見えず、鼻もきかず、口の中もただれて酷いことになってろくにものも食べられないのをじっと隠している……という状況だけ淡々と見せられて夢が終わった。
2022-02-17 22:34:56自分の頭の中から出てきたにしてはやけに壮絶かつきちんとしたストーリー性のある悲劇なので何か元ネタがあるんじゃないかと考えてみたがよくわからない。レイモンド・ブリッグズの風が吹くときだろうか。夢の割にはキャラクターの設定やそれぞれの置かれた状況が妙に良くできてるよな。
2022-02-17 22:36:27女の子を守ろうとしてたのに、覚悟を決める暇もなくおそらく壮絶な苦しみの中死んでいった青年と、それを知らされずに生年はきっと良くなると言い聞かされながら世話を続けて、自分の異常や苦しみは声に出さずに耐えた女の子と、二人の様子を目の当たりにしながら嘘を言い続けるしかない坊さんと。
2022-02-17 22:40:083人が3人とも隔離された悲劇性を徹底できる状況になってて、良くできた対比構造があるなあと起きてからしばらく感心してしまった。 あと画面的にはあくまで淡々と進んだのでグロテスクなものは一切映さず想像をかき立てる造りなのも面白かった(これはまあ自分の脳がそれを出力できないからだろうが
2022-02-17 22:42:52そう言えば補足しておくと、なんとなく衣装やファッションはインドとか東南アジアっぽい雰囲気ではありました。記憶にある限りでは情景としてアニメっぽく見えていた気がするので、それっぽいファンタジー世界なのですが。 日本のお坊さんッぽく読めるなと思ったので補足。 twitter.com/domioriha/stat…
2022-02-17 23:47:29