オフィスコットーネプロデュース「サヨナフーピストル連続射殺魔ノリオの青春」

本作は、1969年連続ピストル射殺事件(警察庁広域重要指定108号事件)を引き起こした永山則夫の死刑前日の一夜を描いた作品です。タイトルの「サヨナフ」はカタカナしか書けない永山則夫の母が置手紙にあわてて書いた「サヨナラ」のラから「ー」の抜けた文字から。
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異儀田夏葉 @igitas

オフィスコットーネ「サヨナフ」のことも呟き損ねておりました 重大さんは、なんなんだろう セクシーでこわくてかなしくておかしい 永山則夫の事件をそのあと調べまくってしまいました ラスト美しかったなぁ

2022-03-24 21:06:15
とむ @tommimi1125

話の流れや余韻など、形としてはやはり『サヨナフ』本編で終わらせたほうが収まりがよいのだが、後に二つ併せて上演されたアナザーストーリーも母と姉それぞれの秘めたる思いや人間性が垣間見える内容で、物語の奥行きがより深まって感じられた。

2022-03-21 22:07:21
竹内喜六 @hX88Z5KqNf3rJHo

オフィスコットーネ『サヨナフ』くじら企画の初演以来5回目。松本祐子はこれまでになくがっちりした台詞劇に仕上げた。永山則夫(池下重大、見事) が罪に慄きながら訴える「差別」「貧困」「居場所のなさ」は今こそ心を抉る。いつもの華を捨て去った水野あやの老母役が凄絶、併演の短編でさらに鮮烈に。

2022-03-21 22:00:46
とむ @tommimi1125

シアター711で大竹野正典作の永山則夫を主人公に据えた演劇『サヨナフ』を鑑賞。 改めて永山の生い立ちについて調べてみると、彼の置かれていた過酷な成育環境には同情を禁じえないのだが、あくまで犯した罪の重さを念頭に置き安易な共感に流されぬつもりで観劇に臨んだ。 pic.twitter.com/mwgOYZSS6u

2022-03-21 21:26:03
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yumiko @SpYumiko

オフィスコットーネ サヨナフ 2回目 はぁーー👍 凄く重いお話しだけど、また一つお勉強しました。前回はアフトク目当て、今日はアナザーストリートが観たくて 水野あやさん、清水直子さん凄すぎ😱 本編も素晴らしくて 帰ってから調べました👍 pic.twitter.com/8bmLjhCEES

2022-03-21 19:18:56
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法水(norimizu)노리미즈🍉 @norimizu

オフィスコットーネプロデュース『サヨナフ』。永山則夫死刑囚の死刑前夜を描いた作品。自分の部屋で集会があると案内を受け取った人たちが集まってきたり、姉や母が彼らをもてなしたりといった様はさながら不条理劇。確かに則夫にとってこの世は不条理劇そのものだったのかもしれないな。

2022-03-21 17:00:45
増田愛子 @masuda801

オフィスコットーネ 「サヨナフ」(松本祐子演出)。やはり実際の事件を題材にした「海のホタル」、「夜、ナク、鳥」の淡々と克明に追っていくような世界とは異なるが、大竹野正典さんが紡いだ言葉の持つ力は、突き放すことも安易な共感も許さない、対象との冷静な距離感にあるのだと改めて感じた。

2022-03-20 21:56:25
grape @MITU17561030

#オフィスコットーネ #サヨナフ 観劇。大竹野作品の感想はいつも言葉で表せない。圧倒される。カップの底のおりのように苦しさが残る。貧困という環境、差別。自分の居場所探し。存在価値。母、姉のスピンオフも見ごたえがあった。

2022-03-20 20:44:29
clover @clover_Lefe

特に、水野あやさんには驚いた。 鍋からうどんを器に盛るだけであの存在感。そこからの毒親(当時こんな言葉はないけれど)っぷり。 パンフの写真で微笑む上品な女優さんがあんなくそばばあに化けるとは! アナザーストーリーの一人芝居で記者に本性を見せるラストの表情、ゾッとした。 #サヨナフ

2022-03-20 20:35:47
clover @clover_Lefe

オフィスコットーネ『サヨナフ』役者陣。 永山役に池下重大さん、少年永山役に深澤嵐さん、被害者役に本間剛さん・吉田テツタさん・小野健太郎さん・辻親八さん、姉役に清水直子さん、母役に水野あやさん。 皆さん演技巧いかたばかりで、その点は文句なしに見応えありで素晴らしかった。 #サヨナフ

2022-03-20 20:34:17
clover @clover_Lefe

でも貧困が理由だけではない少年犯罪が増えている今の時代にこの劇を観てみて、もし事件を起こす前の少年の固く閉じこもった内面に一人でも辛抱強く向き合って認めてくれる人がいたら……と考え直した。 気になっていたこの本も読んでみようと思う。 amazon.co.jp/gp/aw/d/406293… #サヨナフ

2022-03-20 20:32:19
clover @clover_Lefe

そして永山本人の思想もやはり好きになれず。以前『無知の涙』を読んだとき、凄惨な生い立ちに刺さるところはあったけれど、自己顕示欲の強さにウンザリした覚えが。正直独学で学習した共産主義でさえ自分のしたことを転嫁するための武装に過ぎないとしか思えなかったのよね。#サヨナフ

2022-03-20 20:29:09
clover @clover_Lefe

生まれる前の事件ではあるけれど、この事件の事は知っていたので、正直何の罪もない被害者をこのように描くことに嫌悪感があったのだけれど、ラストまで観ることによりなる程と。大竹野さんの脚本の構成の巧みさに唸る。 でも被害者遺族の事を考えると絶賛はできないな……。#サヨナフ

2022-03-20 20:27:39
clover @clover_Lefe

シアター711にてオフィスコットーネ『サヨナフ』を。19歳で4人をピストルで殺害した永山則夫の死刑前日の一夜を描いた物語。 永山が逮捕前に住んでいたアパートに、永山の著作を読み思想に傾倒した被害者が訪ねてくるというトリッキーな導入部から始まり永山の生い立ちが紐解かれていく。 pic.twitter.com/LzdnzuF6Ez

2022-03-20 20:23:00
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Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【拳銃】→着目すべき、という言葉は、今のネットスラングで言う「無敵の人」にそのまま当てはまるように思う。戸籍の住所を書き換えてほしいと願うような世間知らずの「無知」な少年が、そこまでの知識を身に着けた三十年という歳月の重みを思う。『サヨナフ』重たかったけど、来てよかった。

2022-03-20 18:20:27
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

@hX88Z5KqNf3rJHo オフィスコットーネの大竹野さん自身を描いた『埒もなく汚れなく』のときに感じた、妻の「あなたと一緒にいたい」と言われたときに叫び返してしまうような濡れた蔓に絡みつかれるような、大竹野さん自身の身の置き所のない寄る辺なさ……そんなものを今日の『サヨナフ』の永山則夫には感じました。

2022-03-20 18:15:54
Hahakigi / はるか @Hahakigi1

マチネはオフィスコットーネプロデュース『サヨナフ〜ピストル連続射殺魔ノリオの青春』@シアター711でした。オフィスコットーネがずっと上演し続けている大竹野正典作品。『無知の涙』の永山則夫の話です。大竹野作品は犯罪者を描いてもコミカルなものもあるが、これは重たかったなあ……怖かった。 pic.twitter.com/0VYZqOALMC

2022-03-20 17:37:27
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さざんかQ @sazankaQ

オフィスコットーネ『サヨナフ』。歴史的事件を題材に死者を絡める戯曲と云えば、パラドックス定数『昭和レストレイション』を思い出すが、実際に起きた出来事をトリッキーな構成の戯曲に落とし込む力は西の大竹野正典、東の野木萌葱だな等と思ったり。あと『サヨナフ』のラストシーンの美しさは格別。 pic.twitter.com/HJ45T0odR0

2022-03-20 11:15:30
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さざんかQ @sazankaQ

オフィスコットーネ『サヨナフ ──ピストル連続射殺魔ノリオの青春』。世代ではないが冒頭の六文銭『雨が空から降れば』から胸を摑まれる(池下さんの生歌も良かった)。永山則夫の脳内映画を彼がリアルで逢えない人々(幽霊たち)で配役した上でリアル回想の衝撃から明晰夢へ。何て凄い戯曲なんだ。 pic.twitter.com/SllLSajWVc

2022-03-20 11:02:56
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さざんかQ @sazankaQ

3/19(土)シアター711にて、オフィスコットーネ『サヨナフ ──ピストル連続射殺魔ノリオの青春』ソワレ観劇。永山基準を生んだ死刑囚永山則夫の評伝芝居。元々は松本祐子演出観たさだったのが、不意の闖入者に戸惑う不条理劇が徐々に劇構造と真相が明らかになる大竹野戯曲の巧みさに打ちのめされる。 pic.twitter.com/sxaXprHMGz

2022-03-20 10:40:47
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磯崎みずほ Isozaki Mizuho @Mzh_Sirius

本間剛さんご出演の 『#サヨナフ』観劇してきました 死刑囚 永山則夫の死刑執行までの人生 自分の居場所を求め続けて 無知が故に苦しみ続けた人生 役者皆様素晴らしかったです! ラストの美術も好きでした! #オフィスコットーネ pic.twitter.com/QN8VztEKM4

2022-03-20 02:47:26
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spectateur @spectateurjp

「サヨナフ アナザーストーリー姉編」@シアター711:10分の物語の中に若々しさ(次回「フタマツヅキ」を上演するなら過去編も同じ方でと願わずにはいられない)や明るさが異様な方向に向かう最後まで濃縮された一人芝居。俳優座にて"横山拓也新作書下ろし"に出演されるそうなので今後も目が離せない。 pic.twitter.com/ZpSmGSra9F

2022-03-20 01:22:00
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spectateur @spectateurjp

「サヨナフ」@シアター711③:各キャストについて、一番異質で目立っていたのは八坂神社の夜警。役作りの仕方が他の出演者陣と異なっている気がする。ひたすら真面目に演じているが故の可笑しみがあり、作者の意図に近いものがあったと思う。

2022-03-20 01:21:59
spectateur @spectateurjp

「サヨナフ」@シアター711②:覚えの無い他人がずかずか自分の部屋へ入って来る安部公房「友達」やテーマ曲「雨が空から降れば」(作詞:別役実)から想起させる不条理劇の可笑しさを意識した部分はかなり控えめ。冒頭観客が入り込み易いように笑える雰囲気を出してもよかったような…

2022-03-20 01:21:59
spectateur @spectateurjp

「サヨナフ」@シアター711①:犯罪者"ノリオ"の生涯。TBスタジオでの上演(こちらも演出は文学座の方)が寄る辺無い人の悲しさを普遍的に提示していたのに比べ、ごつごつとした一個人の生き難さをごろっと舞台上に転がしたかのような演出。ひりひりと痛ましさが伝わる。

2022-03-20 01:21:58