アメリカ研究者が感じていた欧米への偏見や出会ってきた異国人を通して考える現在の日本の立ち位置

まとめました
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オッカム @oxomckoe

勤務校では採用初年度後は、授業は午前重点か午後重点かの意向確認をしてくれる。僕は午後重点だったが、午後に授業があると結局午前もソワソワするし、午後の授業だと終わった後何もできなくなるからもう歳も歳だし午前に授業を終わらせて午後を研究に使おうと考え、昨年は午前重点に変えてもらった。

2022-04-14 06:34:26
オッカム @oxomckoe

ところがやってみてわかったことが二つ。一つは、話す仕事というのは体力が消耗するので、予想以上に午後が使い物にならなくなること。もう一つは、不眠症で夜に寝られないので明け方に1〜2時間の睡眠で授業を行い、終わったら真っ白な灰になってしまったこと。あと寝坊の心配のストレスが半端ない。

2022-04-14 06:39:29
オッカム @oxomckoe

それで今年度は、午後重点に戻してもらった。正しかった。と言うのは、僕は昨日午前からいまだに眠れないでいる。午後重点なら、これからまとまった時間に眠れる。

2022-04-14 06:41:56

オッカム @oxomckoe

勤務校や非常勤先の大学、その他噂などを総合すると、リモート授業についての考え方の文化の違いが露骨に出たように思う。学生の経済的負担やパソコン運用能力を心配する文化の大学と、パソコン機材くらい揃えろよ、それができないんじゃどっちみち卒業しても使い物に並んだろうと考える文化の大学。

2022-04-14 07:02:55
オッカム @oxomckoe

後者の文化を責めているのではない。それも一つの見識なのだとは思う。

2022-04-14 07:14:22
オッカム @oxomckoe

僕は端境期の世代(古い時代の最後)だったので、学部は原稿用紙に手書き、大学院の途中からパソコンで打ったもの以外は禁止になった。学部の判断だったかと記憶している。高等教育受けるのにパソコン機材を揃えられず、ちゃんとネットを繋げられないなら、辞めちまえということだったと思う。 twitter.com/oxomckoe/statu…

2022-04-14 18:52:39
オッカム @oxomckoe

助手だった頃、その職務の重要なことは紀要の編集委員の実務作業だったのだが、名誉教授の大先生が紀要に手書きの原稿を連載しておられた。達筆過ぎて読めないので編集会議で議題になった。当時の編集委員長の教授は、「IT弱者であることが学術発表の妨害となるのは良くない」というご判断だった。

2022-04-14 19:05:45
オッカム @oxomckoe

まだ少しゆとりのある時代だった。北大印刷にはその名誉教授の原稿を読み解ける専門家がいて、その方が活字にしていた。読めてみると確かに凄い学識であることは明らかだった。ただ、今の大学にそのようなお一人のために専門班を置くゆとりはもうないんじゃないかと思う。

2022-04-14 19:09:44

オッカム @oxomckoe

今は違うが僕の頃は法律学科、政治学科の区別はなかったので同じ空間に違う人種が混在している感じだった。僕の学部の頃は政治系は本郷の学士助手が主勢力で、実定法は独自のギルドで回していたので本郷:北大=6:4という印象。お互いに文化が違っていたので助手になって初対面という感じだった

2022-04-14 19:32:01
オッカム @oxomckoe

遠くからの観察の限り、実定法で「偉い」のは六法で、政策系や基礎法(法哲学、法史学、外国法、国際法など)はワンランク下という位置づけに見えた。外部からはそう見えた。ただ本郷の学士助手で基礎法の人々は司法試験に在学中に合格していたので、その辺、被差別階層ではなかった。

2022-04-14 19:36:59
オッカム @oxomckoe

ただ、今は学士助手という制度は無くなったので、僕前後の学士助手だった人々は博士号をとっている。博士号の取得に修士号は必要ないので時代の変化を認識している人はとっている。当然のことながら、助手論文などというものは博士論文の代替とは誰も見做さないし、事実その通りだと思う。

2022-04-14 19:46:02