『ゴールデンカムイ』最終章に追いつくまで

枝音エッダ @chicken_edda

そんな私は本日からこちらを読んで行こうと思うんですけれども pic.twitter.com/cydT2N1NjX

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枝音エッダ @chicken_edda

1回途中まで読んでるんですけどね アニメ化のあおりで全然借りれなくなって以来だから10巻前後で止まっている　はず そしてそれも数年前なので杉元とアシリパさんと土方さん以外の顔と名前が全然一致しない（覚えてない）し話の筋も囚人の皮に彫られた入墨集めて早い者勝ち宝探しくらいの記憶しかない

枝音エッダ @chicken_edda

あとチタタプ（チタタプ）

枝音エッダ @chicken_edda

たぶん私が読んだことあるの4巻までだったっぽい（そりゃ全然話わからんまま認識尻切れトンボになる） 5巻　何これ　　ねえ　　何これ……………………

枝音エッダ @chicken_edda

アシリパさんの真名（真名ではない）出てきたけど、これ少なくとも父親は出生時点で将来の名前をアシリパとつけようとしてた……よね？ asって言う音のうつし方もそうだけど、アシリパさんが語る名前の意味（＝未来、新しい女）を考えると名前の漢字もそれそのまま、という

枝音エッダ @chicken_edda

子、という漢字は元々高貴な生まれの男児の名前にあてられた漢字だったのが時代が下って女児の名前として使用され、次第に一般化されていき現在に至っていることを考えればアシリパさんの名前はアイヌ名も和名も同じような音で同じ意味を示すように考えられてつけられたもの、というのがわかる

枝音エッダ @chicken_edda

問題は苗字なんだけど……あれ、アイヌのそれに日本（明治政府）側の国政（創氏の強制）で無理矢理日本風の苗字になるよう漢字を「宛てられた」パターンの言葉なんだろうけど私が事に暗すぎてここは今何もわからん crd.ndl.go.jp/reference/modu…

枝音エッダ @chicken_edda

まぁ　そこまで気にしてもそこまで関係ない気もするんだけども

枝音エッダ @chicken_edda

しかしアシリパさんのお父さんの出自、日本じゃない……んだよなあ……？ 確かにあのおばあちゃんも「母方」の祖母って書いてなかったかな語注で……って記憶してるんだけど、結論としての疑問から言うと 「『のっぺらぼう』はいったい誰に暗号を解かせたいのか？」 というのは割と疑問なんですよね

枝音エッダ @chicken_edda

前提として、網走の「のっぺらぼう」がおそらくアシリパさんの父親だろうことはそこまで疑ってないんですよね 彼が「いつ」「どうして」のっぺらぼうになったのかは（現行で読んでる8巻まででは）明かされてないと思うんですけど、のっぺらぼう＝実は生きていたアシリパの父親だった場合、じゃあ件の折

枝音エッダ @chicken_edda

埋葬された「アシリパの父親」って「誰」だったんだろうって思いません？いや、具体的な描写がない以上遺体もないまま儀礼だけを経て葬った可能性もないではないですけど、誰か似た体格の男に自分の顔の皮被せて替え玉の死体を用意した　なら「のっぺらぼう」の道理が通るよな……？と思うわけですよ

枝音エッダ @chicken_edda

まぁ、とりあえず「アシリパの父親の遺体」の細部の整合性はひとまず無視しての話　として でも「自分を死んだと偽り（扱わせ）たかった」として、何故のっぺらぼうは入墨の囚人たちに「アシリパ」と会うことを指示する様な伝言をしたんだ？というのもまた疑問なんですよね　疑問というか　不自然？

枝音エッダ @chicken_edda

小樽に辿り着いてアシリパと会えたとしても、その先よ……仮に、アシリパと会えた囚人たちが皆で協力して暗号に挑んだとして…………その時のアシリパの役割は何？ただ待ち合わせするためのハチ公像の代わりってわけではあるまい？

枝音エッダ @chicken_edda

役割、というか……何？役割があるのは逆に入墨の囚人たちの方？ 死んだはずの父親が網走監獄で生きていることをアシリパ「だけ」に伝えるメッセンジャーが彼らなのではないの？でも回りくどすぎんか？ 1度は「死んだ者」扱いさせて、なのに「自分は生きている」と後から仄めかすような真似は何故？

枝音エッダ @chicken_edda

それ裏を返すまでもなくごく単純に「自分が生きていることを知られると都合が悪い」存在なり事情なりがあり、だけどアシリパだけは「自分が生きていることを知らないと都合が悪い」ことがある…………って事になりません？ならんか

枝音エッダ @chicken_edda

この流れを、杉元たちはのっぺらぼう（＝アシリパの父親）が、アシリパに金塊を託そうとしている、と解釈してるけど………………私は果たして暗号の謎解きを期待されてるのはアシリパだ、という解釈はあんまり素直すぎんか？とも思うんですよ 「のっぺらぼうは、果たして誰に暗号を解かせたい」んだ？

枝音エッダ @chicken_edda

これは逆説的にのっぺらぼうが「誰に暗号を解かせたくないか」という話にも直結すると思うんですよね だってそうじゃありません？ 少なくとも日本国の警察やら軍隊やらには死んでもくれてやりたくないでしょ なのになんで刺青人皮の暗号は日本語≒漢字が使われてるんですか？これも大分不自然でない？

枝音エッダ @chicken_edda

のっぺらぼうがアシリパさんの父親本人という前提で考えると、彼は少なくとも３つの文化（言語）圏を持つはずですよね ①ロシア語（母語） ②アイヌ語（移民先の公用語❶） ③日本語（移民先の公用語❷） ※最終目的はどうあれ所帯と生活基盤をその土地に持ったということで移民という表現にしてます

枝音エッダ @chicken_edda

彼ら（のっぺらぼうとキロランケ）がいつ頃日本へ渡ったのかは分かりません（9巻現在）が、それでもロシア語を母語とする集団の中で生まれ育った（教育を受けた）後であることはほぼ間違いない なら、単純に考えればロシア語で暗号つくればよくなかった？と思うわけですよ　金塊の在り処を伝えたい

枝音エッダ @chicken_edda

「外の仲間」が同じ言語文化圏から来たキロランケ（それとも彼の他にも誰か居る？）だとすれば、ここもちょっと不自然じゃありません？ 単純に「どこにどのようにして隠してある」ことを伝えられるなら、そりゃ単純に共通言語で伝えればいい だけど単純な伝達ではなく「暗号」なんてまわりくどい手段で

枝音エッダ @chicken_edda

断片化しているにも関わらずですよ……？ のっぺらぼう（と仲間）が恐らくもっとも習熟してるロシア語で暗号を作らない理由がわからない というかロシア語なんて並の日本語話者とアイヌ語話者には暗号解読以前にまず「読めない（理解出来ない」じゃないですか ロシア語使わない理由がさらにわからない

枝音エッダ @chicken_edda

しかし言葉を「読む」以前にアイヌ語自体は文字を持たない文化圏なので、それこそ明治政府が押し進めた同化政策もあって一部の（若い）アイヌは多少日本語の読み書きが出来たのかな……？とは思いますけど、しかしキロランケはまだよくわからないけど少なくともアシリパさん……彼女、日本語は

枝音エッダ @chicken_edda

「話せる」けど……「読める」んでしょうか？彼女、アイヌ語の語釈はよく（杉元たちに）話してくれますけど「文字」、さらに言えば「漢字」を読めるほど日本語に堪能なんでしょうか……？ アイヌ語と日本語のバイリンガルと言っても、彼女、どこかで日本語「読んで」ました？

枝音エッダ @chicken_edda

彼女自身の和名については、漢字（文字）の形を含めておそらく認識しているのではないか……？と類推は出来るんですけど　でも「日本語/漢字」を組み込んだ暗号を「解ける」ほど……？という疑問がある だから「のっぺらぼうがアシリパさんに金塊を託そうとしてる」もあんまりしっくり来ないんですよ

枝音エッダ @chicken_edda

キロランケはもしかしたら多少日本語の読み書きまでできるかもしれないですけど、だから仮にキロランケなりアシリパさんなりにのっぺらぼうが託した「ヒント」があったとしてもめちゃくちゃまわりくどい……というか、解けるかどうかは博打じゃない？ 本当に、この2人のどちらかに解かせたいのか？暗号