米議会図書館アンドリュー・ロブ氏講演会「災害からの図書館資料復旧」@国立国会図書館 #saveMLAK
ロブ氏が紹介していたカトリーナの教訓。災害時の緊急計画の実施は、インフラの被害に左右され、被害が大きい場合には、誰にもどうすることもできないということ。しかし、だとしても被害を最小限に抑えるためにできるだけの準備が必要なこと。そして出来る時に出来ることをする、ということ。
2011-09-14 00:30:23カトリーナを経験から、国レベルでの災害対応体制も変わった。また、文化財災害対策委員会 Heritage Preservationの下に、タスクフォース http://t.co/LKYGUM1 が作られた。被災した機関が必要なリソースを得られるように協力する組織とのこと。
2011-09-14 00:32:58あ、Tulane大学図書館のカトリーナ被害のページへのリンクはるの忘れてた。こちらです。 http://t.co/ZZ8yqal
2011-09-14 00:35:03タスクフォースのページからは、被害を受けた機関が被害状況をレポートするためのフォームが用意してあったり、大きな災害についてはリンク集などもまとめられている。また、各州ごとに関連する窓口への連絡先のリストなども提供。 http://t.co/4n31FrJ
2011-09-14 00:37:16もう一つ、AIC-CERTについてもロブ氏は紹介。 http://t.co/0P6PQhp 資料保存専門家たちのネットワークにより、文化資源保有機関の災害復旧を支援するチームを組織。(ページ見たら24時間電話受付中!)
2011-09-14 00:40:47(余談)ちょっと省略してしまったけど、ロブ氏の話ぶりからすると、、米国の国全体としての災害対応体制の整備があって(その紹介も結構あった)、その下で、文化資源救出の仕組みが整備されてきている、ということだったような気がする。
2011-09-14 00:43:12最後に、ロブ氏の話は、フィレンツェ洪水の話にもどっていった。そこで世界から集まった資料保存専門家たちが泥にまみれながらの資料救出作業の中で認識したのは、文化資源を救うのは自分たちのためではなく、孫の世代、まだ生まれていない世代のためだ、ということだった、ということ。
2011-09-14 00:45:59ロブ氏は、日本においても、困難な状況の中から、貴重な経験と、世界中の仲間たちとの連帯が生まれるだろうということを示唆しつつ、その経験を広く共有することを呼びかけていた。
2011-09-14 00:48:02質疑については、一部、これまでの話の中で適宜取り込んでしまったのだけど、緊急事態計画について若干補足。米国でもそういう計画を作るのは大変らしい。計画作成ツールなんかもあり。 http://t.co/k9q6MNa
2011-09-14 00:49:47ただ、計画を作るだけではなくて、その過程で、関係者のコミュニケーションが取れることや、計画を維持していくための会合を定期的に持つことで、その関係を維持発展させていくことができることが重要だとロブ氏は指摘していた。計画はツール、という感じなのかも。
2011-09-14 00:51:42RT @tsysoba 今日は、全史料協関東部会「被災文書を復旧する」@文京区駒込地域活動センターと、米議会図書館アンドリュー・ロブ氏講演会「災害からの図書館資料復旧」@国立国会図書館がもろかぶりであった。海外から人を呼ぶ時には日程の選択肢がほとんどないので、しょうがないんだけど
2011-09-14 01:05:36講演気になっていたので連ツイ感謝RT @tsysoba ロブ氏の話は、1966年のフィレンツェ洪水から始まった。資料保存の世界では繰り返し語られるFlorence Floodだけれど、ロブ氏もまた、Florence Floodを経験したconservatorから教えを受けている。
2011-09-14 01:06:48昨夜の連投ツイート、英語版のタイトル書きわすれてた。"Recovery of Library Materials from a Major Disaster"
2011-09-14 22:29:51ロブ氏の肩書き。Andrew Robb, Special Project Officer, Conservation Division, Library of Congress
2011-09-14 22:31:04ちなみにロブ氏の専門は写真の保存・修復。『写真の手入れ,取り扱い,保存』2006年改訂を手がけた。 http://t.co/ctu1NqH 今日(9/14)の仙台での講演はそちらがテーマ。
2011-09-14 22:35:15