ゲッターロボ 簡易レビューまとめ

アマプラで平日に1話ずつ、2ヶ月半ぐらいかけて見て書いた簡易レビューのまとめです。
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大山シュウ @ohyama_emerald

自分のミスが失敗を招いたと心底悔しがるムサシでしたが、リョウもハヤトもその時ばかりは彼を責めませんでした。誰よりも一番辛いのはムサシだと、一番近くにいたから肌で感じていたのでしょう。しかし、ムサシにとってはそれが余計につらかったかもしれません。

2022-05-03 16:04:02
大山シュウ @ohyama_emerald

チームの中でただ一人無傷に近かったムサシは意を決し、ミチルを力づくで制してコマンドマシンに特殊ミサイルを搭載、最後の賭けに出ます。決して死にに行く気はなかったのですが被弾によるエンジントラブルで、結果的に特攻のような最期となってしまいました。気のきいたセリフも残してません。 pic.twitter.com/TYhirxllG7

2022-05-03 16:04:03
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大山シュウ @ohyama_emerald

が、火だるまのコマンドマシンが到達したのはなんとダイの制御装置。これによって完全に狂ってしまったダイは大暴れを始めてしまい、祝勝会だったはずの場は地獄絵図へと変貌することになりました。(画像を見れば、制御装置があったであろう背中の艦橋部分が吹っ飛んでいるのがわかると思います) pic.twitter.com/RZirzSrptR

2022-05-03 16:09:20
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大山シュウ @ohyama_emerald

この大暴走に巻き込まれて帝王ゴールはあっさり死亡、大魔人ユラーも踏み潰されて絶命し、挙句の果てにダイがそこらじゅう一帯を巻き込んでの大爆発を起こしたため恐竜帝国は実にあっけなく滅びました。ムサシの決死の行動が文字通り乾坤一擲の矢となって、人類を救ったのです。 pic.twitter.com/0vIuUaMC2d

2022-05-03 16:14:27
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大山シュウ @ohyama_emerald

けれど、この勝利を分かち合うムサシはもういない── 戦いとは突き詰めれば殺し合いであり、まして生存競争にも等しい争いともなれば互いが滅びるまで止められない。その果てに勝利を掴んでも、虚しさと苦さが伴うのだと教えてくれているかのようです。それでも、ゲッター線という希望は残りました。 pic.twitter.com/wORfiz4zt3

2022-05-03 16:20:37
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大山シュウ @ohyama_emerald

とまあギリギリの辛勝を強いてきた恐るべき恐竜帝国ですが、中盤以降は大魔人ユラーの登場で帝王ゴールが完全に中間管理職化し、情けない姿を晒すことが多かったのは東映版の残念な点かもしれません。見せ場を作って戦死したバット将軍の方がだいぶマシでした(まあまあセコい人だったけど)。

2022-05-03 16:31:11
大山シュウ @ohyama_emerald

大魔人ユラーも帝王しか知らない陰の支配者という以外なんもわかんないままだし、結局なんなのこいつ? で終わっちゃってるのは残念です。しかもこの方、漫画版にはいないので完全に浮いちゃってるんですよね。スパロボにも出てないし)おかげでゴールの威厳が保たれてるのは皮肉ですが)。

2022-05-03 16:31:11
大山シュウ @ohyama_emerald

レギュラー面では後半、文次の扱いが明らかに迷走してました。コメディリリーフかと思えばナバロン砲の砲手になったり、かと思えばあっさりお役御免になって4クール目はほぼいるだけと持て余しぶりが露骨です。「G」に至っては途中フェードアウトするし。

2022-05-03 16:31:11
大山シュウ @ohyama_emerald

でも全体としては最後までしっかり楽しめました。伊達に現在までシリーズが続いてるわけじゃありません。もっとも現行のゲッターに東映版の色はほとんど残ってませんが、シリーズを語る上ではやっぱり絶対に欠かせない作品だと改めて実感しました。 何より私自身が好きだし、東映版。

2022-05-03 16:34:01
大山シュウ @ohyama_emerald

さて後半はそんなに「コレ!」と推したいメカザウルスが多いわけじゃない(機械獣・戦闘獣の方が単に好みというのもあります)んですが、いることはいるのでちょっとだけ語って締めたいと思います。

2022-05-03 16:36:22
大山シュウ @ohyama_emerald

まずはやはりメカザウルス・ダグ。 三つ首に加え下半身は戦車といかにも強そうな風貌に違わぬ高い攻撃力に加え、妨害電波を発してゲッターロボのモニターを狂わせ完勝するという実績も挙げた強敵です。しかし改修を終えたゲッター1に油断して当たったため痛烈な先制を喰らい、あえなく斃れました。 pic.twitter.com/OqXYeRIfTk

2022-05-03 16:41:49
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大山シュウ @ohyama_emerald

女戦士ユンケ。 大魔人ユラー直属で、帝王ゴールとも対等に振る舞います。巨大化してのメカザウルス・ウビへの騎乗という類例のない特技の持ち主。実力もゲッターを圧倒する高さですが純粋培養なのか情に脆く、諜報活動中に触れ合ったリョウを庇って散りました。ユラー同様に浮き気味な存在です。 pic.twitter.com/A32PMLYR7k

2022-05-03 16:51:04
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大山シュウ @ohyama_emerald

メカザウルス・グダ。 ゲッターの数倍を誇る巨体に、恐竜ジェット機と爆弾を満載した空中戦艦型のメカザウルスです。雲で偽装して研究所を爆撃、コマンドマシンを捕まえましたがゲッターチームの奮闘に加えミチルに内部からズタズタにされ沈みました。スパロボ参戦経験あり。確かにゲーム向けです。 pic.twitter.com/3UtgFaxp8O

2022-05-03 16:55:00
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大山シュウ @ohyama_emerald

メカザウルス・ゾリ。 人体に有害な隕石を人類皆殺しの一手にしようと、毒素中和のため北極に向かうゲッターチームを執拗に妨害してきた嫌な印象の強いメカザウルスです。バット将軍が直接指揮した一体であるためか、スパロボにも中ボスないし強ザコとして登場実績があります。 pic.twitter.com/cowhft9wxg

2022-05-03 16:59:39
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大山シュウ @ohyama_emerald

無敵戦艦ダイ。 大魔人ユラー自らが建造し、帝王ゴールに与えた恐竜帝国最大にして最強のメカザウルスです。ゲッターの攻撃を一切寄せ付けず返り討ちにしてのけた作中最強の存在ですが、その破壊力が最大に発揮されたのはよりによって自軍である恐竜帝国に対してでした。 pic.twitter.com/RlUC2cHOEL

2022-05-03 17:02:21
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大山シュウ @ohyama_emerald

この無敵戦艦ダイ、ゲーム等ではHPが高いだけの大型ザコとしての扱いが大半ですが実際にはとんでもなく強く、マジで誰も勝てない無敵の名に恥じぬ存在です。本当にやばいです。まあ、シャインスパークを装備したゲッタードラゴンなら何とかなったかもしれませんが……

2022-05-03 17:07:18
大山シュウ @ohyama_emerald

恐竜帝国が滅びたあと、間髪を入れず動きはじめたのが百鬼帝国です。その目的は恐竜帝国とは逆にゲッター線動力を手に入れ、世界制覇の一環とすること。この当時と近年とではずいぶん設定が変わっちゃいましたが、それはまた別の機会にでも。 pic.twitter.com/ktr2yFvXw7

2022-05-03 17:12:32
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大山シュウ @ohyama_emerald

おまけ。 東映版ハヤトは時々とてもお茶目なのですが、39話では山登りが趣味という一面を披露したばかりか登山ルックでビシッと決めるという入れ込みっぷりで笑いを誘ってくれています。 該当回はタイトル通りのシリアスな内容なんですが、このカットは一服の清涼剤かも。 pic.twitter.com/PSFs9b3MCG

2022-05-03 17:12:33
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大山シュウ @ohyama_emerald

こんなところでしょうか。 次はグレートマジンガーについてでも書きますかね……一年分を書くとなるとこのツリーより長くなっちゃいそうですけど。

2022-05-03 17:14:03