松村雄策botの抜粋

松村雄策bot @Mackie_Shock

あれだけ手を変え品を変えリリースしているドアーズが､「セレブレイション・オブ・ザ・リザード」を作り上げないのは賢明である。さすがにレイ・マンザレクはバカではない。あれをやっちゃあおしまいだと分かっているのだろう。 10-5

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六〇年代の前半には、ポップ・ミュージックを聴いていても、ある程度の年齢になったらジャズを聴くというような、流れがあったのだ。つまり、ジャズはポップスの上に存在していて、ジャズ・ファンのほうが偉いのだというような風潮があったのである。 12-8

松村雄策bot @Mackie_Shock

幸か不幸か、アメリカではリンゴが一番人気があった。その結果、リンゴはバンドのマスコット的存在になってしまった。（中略）しかし、それは実力のあるドラマーということを、押さえることにもなってしまったのだ。 12-4

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あの当時のことでよく覚えているのは、コージー・パウエルにインタヴューしたことだ。おかしな言い方になってしまうのだけど、あの頃のミュージシァンはみんないい人だった。クリス・スペディングも、ロリー・ギャラガーも。嫌な奴だったのは、ブ☆イ☆ン・フ☆リ☆だけだった。 11-4

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ポールに悪意はないのだ。ただ、天然なのである。たとえば、数年前のインタヴューで、（中略）「このままじゃ解散しちゃうなと思ったけど、本当に解散してびっくりした」と言っていて、こっちのほうがびっくりした。ビートルズ解散要求を提出したのは、あなたではないか。 11-1

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僕のヘア・スタイルはずっと六・四だったのだけど、今は七・三になっている。ある日、起きてボサボサの頭を適当に撫でつけて鏡を見たら七・三になっていて、そうすると、頭頂部のハゲが隠れるということを発見したのだ。そのときに思ったのは、こういう人っていっぱいいるよなということだった。

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イギリスのバンドにとっては、中世というのはイマジネーションの宝庫なのだろう。イギリスの歴史も、おかしなところがいっぱいある。各々が考えた歴史というのも、面白いかもしれない。正しい歴史などというのは、分かるわけがないのだから。 11-4

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かなりのバンドが、シタールを使ったレコードを作っているはずだ。しかし、ジョージのように、時間をかけて習得したわけではないから、あくまで一過性のものだった。彼等にとってのシタールは、一種の〝気分〟だったのである。

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ロックとは少し離れたところにいるようなイメージを持たれているだろう人に、ビリー･ジョエルがいる。〝素顔のままで〟や〝オネスティ〟だけしか知らない人は、そう思うかも知れない。しかし、それじゃあジョン・レノンは〝イマジン〟や〝ウーマン〟だけだというのと同じことになってしまう。

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”バングラ・デシュ”、”ディン・ドン”、”ユー”といったEMI時代のヒット・ソングが入れられていないのは、納得が出来ない。なんのための、オール・タイム・ベストなのだろうか。家族のためではない。ジョージのファンのための、ジョージの作品集なのではないだろうか。 09-8

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ニックさんは人の悪口は言わないのだけど、いろんな話を合わせると、ジョン・ハイアットが主導権をとろうとして、他のメンバーは困惑したらしい。このメンツなら、誰が考えたってリーダーはライ・クーダーだろう。(リトル・ヴィレッジ)

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僕は”夢をあきらめるな”というのはおかしいのではないかということを言った。つまり、あきらめないで続けていれば夢はかなうというものではないということである。 09-8

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渋谷: お前、自分の紙ジャケが出るのを知らなかったっていうじゃないか。 松村: 出せちゃうのは分かってるけど、普通知らせるだろ。 渋谷: で、お前はレコード会社に問い合わせたわけだ。 松村: そう｡「松村雄策という者ですが、私のCDがでるんですか？」って。

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完成したものは、タイミングなんか計っていないで、すぐに発表してもらいたい。こっちだって、アラウンド・シックスティーである。髪の毛だって、どんどん少なくなっている。（中略）僕はビートルズ日本公演を見た人間の生き残りといっているのだけど、それが冗談ではなくなってきているのである。

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僕なんか、鐘や太鼓で大騒ぎして、提燈行列で42,195キロ走りたいぐらいである。しかし、一つだけ問題がある。ジャックスに関わることを、好まないのである。誰がって、早川義夫が。（『LEGEND / JACKS 40th Anniversary Box』） 09-1

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僕は1枚目の『センチメンタル・ジャーニー』が好きで、オーケストラをバックにリンゴがスタンダード・ナンバーを歌っている。酒を飲みながら聴いていると、人生なんてこれでいいのだという気がしてきてとてもおちつく。

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ニック・ロウを一枚選ぶとしたら『ザ・ローズ・オブ・イングランド』ということになる。名盤である。身体中に目一杯力を入れて、名盤であると書く。ブリティッシュ・ロックの名盤を十枚選ぶということになっても、必ず挙げる傑作である。 11-3

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マーク・ボランがインタヴューを受けている。当然のように質問はバカで、そんなもん適当にあしらっちゃえばいいじゃんと思うけれど、彼は実に真面目に答えている。噂どおり、いい人だったんだな。（T.REX ON T.V.）

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松村: 三年くらい前かな、あるところで難波弘之君と会ったんだよ。難波君もあの一枚目に参加してくれたじゃないか。なんか、レコーディング前にミュージシァンが呼ばれて、プロデューサーに「ともかく、松村が叫べないように作ってれ」って言われたんだってさ。 渋谷: ふうん。

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ちょっとでも批判されたら、それは「いやがらせ」だとしか考えられないのだったら、作家の資格はない。小林氏の作家としての評価が定まっていないのは、ここに原因があるのだろう。 91-10

松村雄策bot @Mackie_Shock

どうも本人にはうしろめたさのようなものがあるようだ。バッドフィンガーを名乗ると、なんとなくソロのときとは勢いが違うような気がする。三月のライヴでも､「これはピーターの曲」とか「これはトムの曲」とか、しつこいくらいにいちいち断っていた。（ジョーイ・モーランド）99-8

松村雄策bot @Mackie_Shock

彼（エルヴィス・プレスリー）のダンスはかっこいいと笑っちゃうのボーダー上にあり、これをかっこいいと思うのがロックかもしれない。

松村雄策bot @Mackie_Shock

その当時のことは詳しくは知らないのだけど、いわゆる落語通からは志ん生は嫌がられていたという。しかし、普通のファンが、圧倒的に支持したのだそうだ。 95-3