ひろみちおにいさん@hirougayaの語る、「日本記者クラブ史」と「死の街発言批判」にみる病理

烏賀陽　弘道 @hirougaya

南相馬市で「死の街発言、どう思いますか」と聞いたら「そりゃ不愉快だけど、そのとおりだ。だって帰れないんだもん」と言っていた。住民の怒りは「おれたちのせいじゃないのに、こうなったのに、そんな気軽に言うな」という観点だった。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

鉢呂「死の街」発言を聞けば、地元住民は不愉快だろう。「俺達は悪くないのに、原発行政責任者の経産大臣が気軽にそんなこと言うな」と。だが、それを「不適切」と問題提起した記者たちは、見てもいない現場の描写がどうして「不適切」と判断できたのか、その正統性および正当性がわからない。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

鉢呂経産大臣の辞任会見で罵声を浴びせていた時事通信の記者は翌日部長に伴われて鉢呂氏に謝罪に行ったそうだ。トホー。なんか「保護者同伴で坊やがごめんした」みたいですなあ。笑

伊賀電 @herobridge

ゴジラを始めとして昭和30年代の東宝特撮映画の怪獣たちはほとんどが核実験の影響で巨大化、怪物化したものだ。そこには必ず人類が作り出してしまった制御できない力に対する恐怖があった。日本人が放射能は危険ではないなどと言うようになったのはいつからだろう？歴史は風化する。伝えなければ。

烏賀陽　弘道 @hirougaya

連休でヒマな人に耳寄り情報。最近DVDが出たロシア映画「戦火のナージャ」は私の生涯ベスト３に入る戦争映画です。残りは「フルメタル・ジャケット」と「シン・レッド・ライン」です。

伊賀電 @herobridge

僕に横柄に電話取材してきた読売の記者はTwitterに書くと言ったら上司に相談させてくれと言った。RT @hirougaya: 鉢呂経産大臣の辞任会見で罵声を浴びせていた時事通信の記者は翌日部長に伴われて鉢呂氏に謝罪に行ったそうだ。トホー。なんか「保護者同伴で坊やがごめんした」

烏賀陽　弘道 @hirougaya

「戦火のナージャ」は出てくる人間が全員マヌケ、ドイツ人もロシア人もマヌケぞろい。マヌケがマヌケを繰り広げてその総体がとてつもなく醜悪な惨劇、悲劇になるという人間観がすばらしい。

SAKUMA Tsutomu 反戦反貧反政府 @sakzoh

@hirougaya ありがとうございます｡ 311以降の報道に接して､また烏賀陽さんと上杉さんの『報道災害【原発編】』を拝読して､記者クラブの酷さを痛感しました｡ 半永続的と思われたベルリンの壁を民衆が崩壊させたように､この国の遺構も跡形もなくしたいものです｡

烏賀陽　弘道 @hirougaya

記者クラブなんて、統制経済時代には価値があったんですが、１９８０年代半ば以後はただの遺構ですから出直しましょう。官庁情報流通の民営化ですよ。

伊賀電 @herobridge

世界はどんどん先へ進んでいくよ。いつまで現実から目をそらせていられるかね。日本の決断力が問われている。 独シーメンス、原子力事業から撤退　国際ニュース : AFPBB News: http://t.co/sCc234wf

伊賀電 @herobridge

今回の原子力問題が結局戦時中の原爆投下まで繋がる事に何とも言えない因縁を感じる。いや、因縁と言うのは正確ではない。敗戦後、日本の独立を本気で考えてこなかった政治家、官僚、そして国民のもたらした結果だ。経済発展だけに目を向け、政治問題からは目を背け続けてきたしわ寄せだ。真の独立を。

伊賀電 @herobridge

それにしてもマスコミ関係者のTwitterは匿名が多く、傲慢で体制擁護、現状追認で揚げ足取りが多い気がするのは気のせいか？実名で骨太なtweetしてるマスコミ関係者っていないのかね？

烏賀陽　弘道 @hirougaya

@herobridge 上司に怒られたら会社員生命終わりですから。社員記者は人格が自立しているほど成熟した人が少ないです。一人で稼いで生きていくことは、それほど難しくないんですが、会社が「お前ら、会社やめたら飢え死だあ〜」と脅かすのでビビるんです。笑