部下を伸び伸び成長させては突然クビを切るスターリンの支配手法は、「ロシア式」なのか

It used to be worse @itusedtobeworse

#Onthisday 1938: Stalin sacks the head of NKVD, Yezhov, who has led the Soviet "Great Terror". In two years, 681692 people have been shot. pic.twitter.com/StRg2GUOeQ

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ししジニー @jiny3jiny34643

伝記「スターリン」読んでる。 スターリンが人を重用して、その権力が成長するのに任せ、ある日弊履を棄てるように失脚させるのは、 偶然でも野放図でもパターンでもなく、彼の統治法だったんだなと少し思えてきた

ししジニー @jiny3jiny34643

ひとつひとつの木を細やかに剪定して育てるには、ソ連という森は広すぎ大きすぎるんだろう だから必要な中から気に入った木を可愛がり、大木になるまで放置し、不要になったら伐り倒す 彼は斧を手放さなければいい

ししジニー @jiny3jiny34643

「一人のチェキストには二つの進路しかない。昇進か牢獄かだ。」

ししジニー @jiny3jiny34643

「野放図な権力行使がこういう結果になった」と考えるには、スターリンはあまりにも細心で真面目すぎる 必要性からああしていた、ということだろうと思う

ししジニー @jiny3jiny34643

図に乗らないタイプの謹直で有能な人物は、好まなかったように思える たぶんそういうのが信望を集めるとコントロール不能になるからだ 図に乗るタイプの俗人なら、不必要になった時になんとでも伐れる

ししジニー @jiny3jiny34643

スターリンがニコニコ笑って放置でき、かつ、いつでも葬れる程度の人物。これがスターリンの好む側近像なのではないか

ししジニー @jiny3jiny34643

いま時点の感想としては概ね「人間をなんだと思ってるんだこいつは」ですかね 人間を自らの暴力の影響下に置き、人間を支配し、人間を使い捨てることを繰り返している どうしてこんな人物が仕上がったんだ

onom @onomoto

私の知ってるロシア人創業者もそれでしたね。選抜して二番手に据える。適当な時期が来たら理由をつけて解任する。そしてまた別な人を選抜する。みんな慣れてるので驚きもしません。大体数年おきに繰り返していました。ロシアはそういう文化なんだなと感じたものです。 twitter.com/jiny3jiny34643…

ししジニー @jiny3jiny34643

@onomoto ロシア的ミームなのですか すごい文化があるものですね……

onom @onomoto

@jiny3jiny34643 日本とは違うなと思わざるをえません。実際クビになった人はその創業者のところで2番手まで行った実績で良い条件で再就職するので、ラーゲリに送るスターリンとはそこが違います😎。

ししジニー @jiny3jiny34643

@onomoto 殺してしまうのがスターリンの異常なところだと思いますね…… まあ生かしておいてもいいことないんでしょうけども……

onom @onomoto

@jiny3jiny34643 生かしておいた場合反乱を起こされると考えたのでしょうね。人間関係に関する考え方が日本とは違うので、「同じ人間話せばわかる」などという甘っちょろい考え方はあっという間に吹き飛びました。色々愉快な経験もしたので、ロシア人には好意的なつもりなのですがロシアには辛くならざるを得ません。