Kh-22対艦ミサイルの対地攻撃精度は如何に?

諸説あるようだが……。
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じゅん @XC77CmyEodb0dix

その結果、ロシア軍はシリアで「ロシア軍が攻撃したところにはISISの本部があった」と言ってたのと同じことをやるしかないのだ。 オデーサの海辺のホテルは「外国人傭兵の居住地」に、ショッピングセンターは「西洋製武器の倉庫」に変わるわけです。 いずれにせよ、X-22ミサイルの使用は、

2022-05-11 00:54:43

この数値のソースとなるアレストビッチ氏の発言が出てきたので次に掲載。

アレストビッチ氏:CEP200~300m

リンク www.unian.net Арестович рассказал о ракетах Х-22, которые начала применять Россия (видео) Это советские крылатые ракеты воздушного базирования. 1

"「ロシア側はX-22タイプのロケットを使い始めました。これらは古いソビエトの航空ラケットです。1つの問題があります。円周方向の偏差は200〜300メートルです。つまり、非常に不正確です」とアレストビッチ氏は述べています。"

Наука и Техника:CEP500m

リンク naukatehnika.com Крылатые ракеты Х-22 В 1958 г. началось создание авиационно-ракетной системы К-22: сверхзвуковой носитель Ту-22 разрабатывало КБ-156 Туполева, систему наведения К-22У – КБ-1 ГКРЭ, а ракету – Дубненский филиал ОКБ-155 Микояна (с 1966 г. – МКБ «Радуга») А.Я. Березняка. 1

"1966年、Kh-22M / MA/MPミサイルを搭載したK-22M兵器システムの設計が開始されました。名前ではTu-22Mキャリアは以前のTu-22を改造したものでしたが、「プロトタイプ」との共通点はありませんでした。II世代のロケットは外見上ほとんど変化していませんが、誘導システムの改善により、「慣性」X-22MAの円周方向の偏差が1000 mから500に減少し、新しいエンジンによって速度が4265 km/hに増加しました。 。これは、発射ゾーンと高さの飛行軌道の拡大と同様に、防空を開発するための敵の努力を無効にしました。"

トム・クーパー氏:CEP3マイル(4.8km)

リンク Вікіпедія Том Купер (автор) Том Купер (нім. Tom Cooper 1970, Відень) — австрійський письменник, аналітик, журналіст-розслідувач та ілюстратор, що спеціалізується на військовій авіації. Після кар'єри у сфері глобального транспорту — під час якої він багато подорожував Європою та Близ

氏はオーストリアの軍事アナリストとのこと。

リンク nv.ua Россия начала использовать свои старые ракеты. Что это значит Около двух недель назад россияне истощили свои запасы баллистических и крылатых ракет 1

"これは古い兵器です。ソビエト誘導ミサイルの「 1.5世代」のようなものです。当然のことながら、「地上攻撃モード」では、弾道から約3マイルの「円形の推定偏差」がありました。したがって、1960年代には、通常、核弾頭が装備されていました。もちろん、従来の弾頭と対レーダーの変形が開発され、1970年代に、当時の新しいTu-22M爆撃機と組み合わせて、米海軍の空母にとって最大の脅威と見なされました。"

Военное обозрение:CEP数十m以内(レーダー作動時)

"70年代半ばに使用されたすべてのX-22ミサイルの特徴は、新しいホーミングヘッドでした。それらは非常に高い精度を提供しました。したがって、Kh-22N巡航ミサイルの円周方向の偏差は数十メートルを超えずアクティブなレーダーシーカーを備えたKh-22MAは、クルーザータイプのターゲットに命中する可能性が最も高いです。さらに、X-22の新しいバージョンではアンプル燃料が導入され、これらのミサイルの操作が大幅に簡素化されました。"

これはどうやら対水上目標の話のようだ。
本来の用途ならこれくらいはなくてはならないだろう。

……あんまりたくさん載せても意味ないのでこのへんで。

諸説あるとはいえ、やはりそれほど精度が高くはないという説が強いようだ。
そもそもKh-22自体に複数タイプが存在しているため必ずしも同じタイプを言及しているとは限らない点にも注意する必要があるだろう。
特定の施設に命中したニュースが話題になれば、いや命中したのだから精度は高いはず……と思うのも仕方ない。
しかし、ニュースになっている裏で一体何発どうでもいいようなところへ落下しているのか?
そもそもその施設狙って撃ったのか?
ニュースにならない原因不明の爆発や種類不明の巡航ミサイル攻撃もかなりあるのだから、成功事例(?)だけを見てはいけない。
あなたはどう考える?
ロシアの古い対艦ミサイルの対地攻撃精度なんて、一般人が考えても仕方ない?アッハイ………。