【二章】特殊イベント２

OriRoNpa✘‎hope【完全終了】 @Orironpa_Hope

◈ 開始時刻となりました。イベントを開始致します。 発言可能の合図が出るまで、なり垢を発言停止してお待ちください。

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◈ ………。

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◈ それは、生まれつきというわけではなかった。

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◈ でも、でも。 一度“こう”なってしまったら、もう我慢がならなくて。

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◈ 内から這い出るこの気持ちは、堪えようがなくて。 だから、背を押すことにした。

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◈ さあ、見せて。あなたの＿＿

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◈ ……。

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◈ いつもなら、全員が好きなことをしていて。 きっと何気ないルーティンをこなして、それでまた眠りにつくような、そんな日。

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◈ 今日だけは、島の中で過ごしていた面々が、ひとところに集まっていた。 理由はひとつ＿＿来て欲しいと、頼まれたから。 島で過ごす面子の何人かが、ひとりひとりに声を掛けて回ったのだ。

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◈ 集められたそこは＿＿パークエリアの広場。 観覧車の前に、小さなステージが建てられていた。

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◈ ＿＿ステージ前は、何が始まるのか知らない観客たちで、少しざわついている。

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◈ 【発言可能】 ↪︎ 広場のステージ前にて、何が起こるのか待ち侘びている状況となります。ステージはまだ暗いままのようです。

三枝 一真 @hope_3p1a2st

「んぁー……なんだよ～(ぱたたっと走って)」

綾辻 音乃 @otono_hope

「一体何なのかしら…？」

兎舞斗 まと @Tomato_hprn

「何なんだ…。」

黒瀬 雷 @hprn_light

「……🤔」

蘭道 騎士 @Detective__hope

「……？(キョロキョロ)」

木伽 祈 @Hope__kh

「…何？どうでもいいことに使う時間は無いのだけど」

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◈ ……一体、何をするつもりなのだろう？ 疑問を持つ者が首を傾げるのも、無理はない。

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◈ そわそわと辺りを見回す者、じっとステージに目を凝らす人。 それと、ここにはいない＿＿＿＿

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◈ ＿＿パン！

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◈ 飾り付けられていた、風船の一つが割れる。大きく音が鳴り、思わずそちらを向いた。 ふわりと、風船が舞う。そして＿＿

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◈ ＿＿次の瞬間。 ステージの上に、ひとりの少女が姿を現した。

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◈ 【指定者発言可能】

久留生 歩羽 @HopeRon0203

「(帽子を手にして、お辞儀をし)皆、んんと……今日は来てくれて、ありがとう」