ドイツに学ぶ日本サッカーへの処方箋

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トニーのおっさん @tonynoossan

勝ち続けるのは難しいので、その内かってに負けるから放っておいても問題ないケースが多いんだけど、負け続けるのがキツいんです。 敗戦には再現性がある。 同じ様なミスをすれば誰もが同じ様な負け方をする。 よって過去にこう提案した事があります。

2022-07-02 17:08:29
トニーのおっさん @tonynoossan

基本的に問題はマッチングであり、技量の近い者同士が競い合う事が望ましい。 そう考えると、勝った方はそのまま、負けた方が選手を入れ替えて再戦する形を組むと、参加者全員が最も〝マシなチーム〟にいる時間が長くなる。

2022-07-02 17:11:15
トニーのおっさん @tonynoossan

この、元ネタがブンデスの育成なんですよね。 サッカーをゲームとして考えて育成を見つめ直すと、勝ち続けると目立って直接妨害を受けるリスクが高まり、負け続けると何も面白くないという問題が発生する。 だから、直接的な勝ち負けというゼロサムを止める。

2022-07-02 17:12:46
トニーのおっさん @tonynoossan

そこまでは考え方として正しい。 ただ、サッカーは直接的なゼロサムを争うゲームである以上、それで上手くなるのはサッカーの知識や技術であって、 〝勝敗を決する実力〟 ではない。

2022-07-02 17:14:19
トニーのおっさん @tonynoossan

育成指導者が世直しを始めてはいかんのです。より多くのプロを、より多くのサッカーファンを輩出する事がゲームの目的ではないのです。 『適者生存。ゲームに適応しない場合は死ぬ』 という冷たく非情な原理がある以上、直接的なゼロサムとの付き合い方を指南すべきだと思います。

2022-07-02 17:18:03
トニーのおっさん @tonynoossan

つまり、殆どのプレイヤーが負けますので、肝心なのは勝ち方ではなく『負け方』なんですよね。 一敗が重すぎるんですよ。 サッカーは。 だから、ドイツの育成は勝敗を除くのではなく、一敗の重さを軽くすべく『より多くのゲーム回数』を求めた。

2022-07-02 17:19:30
トニーのおっさん @tonynoossan

1プレイ1分のゲームと1プレイ1時間のゲームとでは、ダメだった時の意味が違うんです。 だけど、そういう『なぜそこに至ったか?』という前提が日本サッカーにはなくて、結論だけが欧州から入ってくるからトンチンカンな対策になる。

2022-07-02 17:21:33
トニーのおっさん @tonynoossan

勝利至上主義の否定なんて際たる例だと思います。

2022-07-02 17:21:51