最近の謝罪文が「不愉快な思いをさせて申し訳ありませんでした」みたいな定型文になってる気がする

過去に批判されていた謝罪文例

受け取り方はそれぞれですが、今回挙げられているような「ご不快構文」と受け取られた例をいくつか探してみました。

日本ハム

所属選手の暴力および差別発言に関する謝罪。「皆様にご不快な思いやご心配をおかけし〜」の部分や、具体的な経緯や理由などについての説明がない点が批判されていました。

東急ハンズ

公式Twitterでの差別的とも取れる表現に対する謝罪。「不快に受け止めた方に申し訳ない/差別の意図はありません」という表現が不適当だとして批判されていました。

ホテル舞浜ユーラシア

アレルゲン未表記に対する謝罪。謝罪文が画像での掲載になっていることが批判されていました。

→よくないとされる謝罪文に共通する点として「何が起こったのかわかりづらい」「謝罪するポイント・対象がずれている」「そのような意図はなかった的なことを書いてしまう」「（検索避けのため？）画像で掲載」というのがあるようです。
あと調べていたら、1〜2年も経たないうちにリンク切れになっている謝罪文掲載ページも多く、結構不信感を持ってしまいました…。

逆に評価されていた謝罪文例

逆に「これはいい謝罪文だ」と言われていたものも集めてみました。みなさん、今後謝罪するときの参考にしましょう…

尾瀬ガイド協会

公式Twitterにおける複数の不適切発言に対する謝罪。詳細な説明や原因、今後の取り組みなどかなり丁寧に書かれていることが評価されていました。

東映

ヒーローショーの出演者によるハラスメント被害の訴えに対する謝罪文。内容は短いですが、発端となったツイートの投稿からわずか1日でのリリースと、初動が早かったことが評価されていました。

東京大学

改修工事の際に宇佐美圭司氏の絵画を廃棄してしまったことに対する謝罪。経緯に関する別資料を用意するなど詳細な説明があることや、定型ではない謝罪文が評価されていました。

→「いい謝罪文」の共通点として「問題が起こってから初動が早い」「経緯・原因・今後の対応が明確に書かれている」「謝罪するポイントや対象を間違えていない」「定型文で済ませない」というのがあるようです。勉強になるなぁ〜

他にも「この謝罪文はよかった！」というのがあれば是非コメントで教えてください。