【20110923】fuzakerunaさん キャロル・ダンカン(川口幸也訳)『美術館という幻想』(水声社)読後のつぶやき
【20110923】fuzakerunaさん キャロル・ダンカン(川口幸也訳)『美術館という幻想』(水声社)読後のつぶやきやフォロワーさんとのやりとりを拝見して、美術館が苦手な私は美術館で作品を見るという行為について考える手がかりにとなりましたので、集めさせていただきました。関連性のある上記以外の書籍についてのつぶやきもあり。
焼鳥山
@yakitori_yamada
@klarer_himmel13 この本で言われてるのは、ヨーロッパの文化遺産を、アメリカ人共通の財産としましょう、という意味での公共性ということだと思います。
2011-09-23 13:09:38
焼鳥山
@yakitori_yamada
@sarauriaz 成金の部屋でさえ自分には遠いというか、もはや歴史になっていると思うから、歴史的な興味だね。あと、本物の貴族の部屋よりは、ブルジョワや成金の部屋に興味があるの。
2011-09-23 13:12:41
焼鳥山
@yakitori_yamada
「…「単純集合体」は、自覚されていない、経過的な集まりであり、汽車が着いた時の駅周辺の人ごみとか、事務所や工場が終わった時の周辺街路の雑踏などに典型的に見られるものだが、社会的見地からは、社会集団の一時的解体によって生じたものであることがその特徴とされている。
2011-09-23 13:19:29
焼鳥山
@yakitori_yamada
「たとえば、工場と家との中間に居る時の労働者は、彼の行動を社会化するさまざまな制度から、いっとき解放されているわけだ。こういう状態が、一種の解放感として受け取られる場合もあれば、社会的紐帯の消失から生する不安感を生み出す場合もあるだろう。」
2011-09-23 13:21:54
焼鳥山
@yakitori_yamada
『美術館という幻想』で言われてる、「教養ある市民に自分をアイデンティファイしていく」みたいなことが、違和感ある。まあ、確かに勉強する(=教養をつける?)ために美術館行ってる面もあるけど、「教養ある市民」というアイデンティティが欲しくて行ってるわけじゃない。
2011-09-24 06:05:22
焼鳥山
@yakitori_yamada
それだけかつてのブルジョワはアイデンティティが欲しかったということか。ひとつの新しい社会集団を、自分達が参画することで、まさに作り出している、という興奮があったのかもしれない。自覚的にせよ無自覚的にせよ。
2011-09-24 06:12:47