【シミュレーション】ひずみ打消しの効果があまりにも大きくて思わず「まじかよ」と声が出た。
- pokke_yamada
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ダイヤモンドバッファもトランスリニアバイアスなのだから、こうでもいいんだよな。 アイドル電流2.7mAにし、入力電圧100mVpeakのとき、負荷抵抗10Ωでのひずみ率は0.4372%! 40Ωでは0.01272%!! 負荷抵抗10Ωと40ΩでON-OFF法で算出した出力インピーダンスは0.673Ω!!! pic.twitter.com/W6rN6ncSCv
2022-09-09 00:27:02どちらも、Q5/Q6のコレクタ電流はとぎれていません。(左:トランスリニアバイアス、右:ダイヤモンドバッファ) pic.twitter.com/lJpio6JMQA
2022-09-09 00:27:04ただし、これらの回路は電流増幅回路部分の制約でせいぜい2~300mVpeakの出力が関の山でしょう。 低インピーダンス・高能率のイヤホン専用アンプになりそうです。
2022-09-09 01:32:30この回路では、信号の大きさにより電流増幅回路部分のエミッタ抵抗バイアスが変動します。大きな信号が入力されると、エミッタ抵抗とそれに並列になっているコンデンサの端子電圧が上がり、電流が減る方向に動くため、一定の大きさ以上の信号レベルでは電流増幅回路は電流が途切れる動作をし始めます。 pic.twitter.com/W3ImQ0jntB
2022-09-10 12:14:05C1/C2の端子電圧を見てみると、信号のレベルが上がるにつれて電圧も上がっているのがわかります。 またQ5のコレクタ電流も200mV(緑色)では後半でとうとう電流がとぎれ、それにより出力もクロスオーバーひずみがでています。 pic.twitter.com/OrqpkArN5u
2022-09-10 12:29:19信号のレベルによらず安定して動作させるには、電流増幅回路のエミッタ抵抗とコンデンサをなくす必要がありますが、そうすると今度はアイドル電流が定まらないというジレンマがあります。このため、Q3/Q4のコレクタ抵抗に直列にトランジスタを挿入した形(指数特性)で安定化させる必要があります。 pic.twitter.com/28fcpxcM71
2022-09-10 12:40:23P4-10154 超低ひずみヘッドホンアンプ(描きかけ) pic.twitter.com/kZkIybDNIL
2022-09-16 07:26:04出力を4.4mmにするかもしれない😗〜♪ twitter.com/pokke_yamada/s…
2022-09-16 15:12:26超低ひずみ出力段のトランジスタ数を1つ減らす方法を思い付いた。 帰ったらシミュレーションしてみる😆 twitter.com/pokke_yamada/s…
2022-09-20 15:20:38アイドル電流を9.99mAにし、入力電圧100mVpeakのとき、負荷抵抗10Ωでのひずみ率は0.014587%! 40Ωでは0.000915%!! 負荷抵抗10Ωと40ΩでON-OFF法で算出した出力インピーダンスは0.025848416Ω!!! pic.twitter.com/qSgP0OTu7n
2022-09-20 22:14:36@pokke_yamada これ実際にはカップリングコンのESRが出力インピに上乗せされる感じでしょうか? もはやESRより回路のインピーダンスの方が低いですよね?w
2022-09-20 23:20:27@NicknameOnGame そうですね。>もはやESRより回路のインピーダンスの方が低い よほどESRの低いコンデンサを使わないと回路の低インピーダンスが生きないと思います。あとtanδの小さいコンデンサも重要になるでしょう。 あるいはもう直結にするしか。
2022-09-20 23:22:45@NicknameOnGame なので、ミニスキットルタイプは直結出力にしました。(旧型回路ですが) twitter.com/pokke_yamada/s…
2022-09-20 23:33:40定電流源を抵抗に置き換えてみた。 アイドル電流を9.987mAにし、入力電圧100mVpeakのとき、負荷抵抗10Ωでのひずみ率は0.035457%! 40Ωでは0.004682%!! 負荷抵抗10Ωと40ΩでON-OFF法で算出した出力インピーダンスは0.029737303Ω!!! いずれも値が悪くなっているものの、もう十分な性能といえそう。 pic.twitter.com/7zu43CRZRx
2022-09-20 22:25:46プリもつけてみた。 アイドル電流を10.05mAにし、入力電圧40mVpeakのとき、負荷抵抗10Ωでのひずみ率は0.123862%! 40Ωでは0.121940%!! プリのひずみのほうがでけぇ! 負荷抵抗10Ωと40ΩでON-OFF法で算出した出力インピーダンスは0.017295189Ω!!! pic.twitter.com/gnUYcEoixh
2022-09-20 22:47:55最初の回路の高調波解析結果。 10Ω負荷の時の2次が-80dB。40Ωに至っては-100dB未満! まじかよ。 pic.twitter.com/iyrAOAtkg0
2022-09-20 23:02:32Q1とQ2のコレクタ電流を見てみると、Q1のコレクタ電流は全くといっていいほど変動しておらず、出力電流のほとんどをQ2が負担していることがわかります。 pic.twitter.com/U8SLOchYAG
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