東野篤子氏：ゴルバチョフ氏はウクライナ独立には反対し、2014年のロシア・クリミア占領を評価・・・・

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【ゴルバチョフ元大統領が死去】 news.yahoo.co.jp/pickup/6437214

umedam @umedam

在りし日のゴルバチョフ氏（嘘。しかしここに出てくる国家指導者たち、彼最後の生き残りだったんではなかろうか。R.I.P. youtube.com/watch?v=3oEA6z…

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カネナシオペラクン @KanenashiOpera_

ゴルビー... ロシア国内では今だにソ連を崩壊させた戦犯扱い😢 合掌 #ゴルバチョフ 氏 #ソビエト pic.twitter.com/9oHqxZGAQN

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HOXY(ホクシィー)3Dアニメーション&サバゲー @Hoxy_AKguy

国民に自由を与える為に悩みながらも ソ連崩壊を選んで民主主義的な選挙を やるようにしたゴルバチョフ氏は 真の英雄だと心から尊敬している。 ロシア国民がマクドナルドなどを 食べれるようになったのも彼のおかげ、 英雄よ安らか眠れ... pic.twitter.com/wUix55xeaM

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東野篤子　Atsuko Higashino @AtsukoHigashino

ゴルバチョフ氏が歴史に名を残した人物であることは間違いないのですが、この記事には同氏へのウクライナの見方が端的に示されています。 同氏はウクライナ独立には散々横やりを入れ、2014年のロシアによるクリミア占領は高く評価し、今回の軍事侵攻には沈黙していました。 digital.asahi.com/articles/ASQ80…

東野篤子　Atsuko Higashino @AtsukoHigashino

また例えばリトアニアは、1991年1月の血の日曜日事件（リトアニアにソ連が軍事介入）を絶対に風化させまいという強い意志を持ち続けてきました。 リンクのFTの記事（昨年）は、当時リトアニアで取材にあたった記者さんが当時を回顧しつつ、今般の戦争への含意を綴ったものですft.com/content/9d6d0b…

東野篤子　Atsuko Higashino @AtsukoHigashino

私が弊学で担当しているのはヨーロッパ統合論なのですが、ゴルバチョフの登場とソ連崩壊は必ず丸々1回使って講義しています。 すると「ソ連解体を自らの意思で積極的かつ平和的に推進した功労者」と中高で教えられてきた履修者にしばしば遭遇しますが、これは事実ではありません。

東野篤子　Atsuko Higashino @AtsukoHigashino

また地方に講演に行くと、「プーチンではなくゴルバチョフが今のロシアの指導者であれば、こんなことは起きなかったはず！ゴルバチョフが和平を進めることは出来ないのか？」と力説する高齢者の方にかなりの確率でお目にかかるので、ゴルバチョフのクリミアに対する態度等を逐一ご説明しています…

東野篤子　Atsuko Higashino @AtsukoHigashino

ゴルバチョフ氏に対する好感と（実体に即していない）高評価はまだまだ日本には根強いと思いますので、日本で歪んで伝えられてしまった彼の実像がより伝わればと考えております。

東野篤子　Atsuko Higashino @AtsukoHigashino

そういえば2008年のロシア・ジョージア戦争に関しても、Russia Never Wanted a Warというコラムを寄稿していました。この戦争を巡っては依然として様々な論争はありますが、南オセチアとアブハジアをめぐる経緯と現状を考えるにNever Wanted a Warとは白々しいのでは。 nytimes.com/2008/08/20/opi…

東野篤子　Atsuko Higashino @AtsukoHigashino

それから、戦争直後にゴルバチョフ財団が声明を出していることにより「沈黙などしていない！」との指摘もあるようです。 正確を期するのなら「完全な沈黙」ではなく「声は（少しは）上げた」という指摘はその通りなのですが、肝心なのは声明の中身ではないでしょうか。→ gorby.ru/en/presscenter…

東野篤子　Atsuko Higashino @AtsukoHigashino

上記の声明では、侵攻を開始したのがロシアであることには一言も言及せず「一刻も早い戦闘行為の停止と早急な平和交渉の開始」を求め、「相互の尊重と双方の利益」を強調。これもまた、今回の戦争で我々が見てきた典型的な論法です。 この朝日の記事は若干持ち上げすぎでは。 digital.asahi.com/articles/ASQ34…

東野篤子　Atsuko Higashino @AtsukoHigashino

その後、この戦争に関してゴルバチョフ氏からは目立った声は挙がっていないようですが、ご年齢からしても活発な言論活動はそもそも難しかったとは言えるでしょう。

xfp43210( `o´ ) @NaoyaMurakami1

@AtsukoHigashino ゴルバチョフ氏は平和を求めたのでも東西融和を求めたのでもなく、レーガン大統領の進めた大軍拡競争に破れ、転進を余儀なくされたんよね。 それはそれで評価すべきことではあるけど、「平和の使者」扱いは違う。 そしてレーガン大統領の再評価も対にしなければならない。