【悲報】「日本の漫画最強!アメコミはポリコレのせいで滅びた」説が完璧に論破されてしまう → だが数年後はほんとに追いつくかも!
- saitamacolabo
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日本漫画最強論は、DL販売を考慮しない紙のコミックの売り上げだけで現在の漫画業界を語るくらい滑稽な話だった…ってコト!?
①「大判の書籍にまとまったもの」だけが「大人向けグラフィック・ノベル」として計上されている
②しかし、アメコミの消費のかなりの部分は、さっき言ったいわゆる「リーフ」サイズの一話読み切りで数百円とかの冊子をアメコミ専門店で買うという形態
③「リーフ」の売上は、「大人向けグラフィック・ノベル」ではなく「コミックス」という別立ての集計になっていて、逆にこの「コミックス」のランキングには日本漫画は当然ながら一冊も入ってない
④「日本漫画がアメコミを圧倒している」という事実はなくまだまだ北米ではアメコミの方が売上が上である
でも、2020年以降日本のマンガがめちゃくちゃ売れてるのは事実!
①2021年は部数で前年比160%、売上で倍増以上みたいな、全盛期のGAFAとかでも見ないような、ほんとそれこそ文字通りに「いまだかつて無い爆発的成長」の数字
②2021年は急激に売れすぎてむしろ印刷キャパがボトルネックになるほどの盛況だった
結論だけ言うと2021年時点で日本マンガの北米売り上げは700億円で北米マンガ市場のシェアの1/3を占めている
あと3年〜5年ぐらいすれば北米市場でアメコミを日本漫画が抜いても驚かないかもしれない…ぐらいではあるのかなと思いました。
日本の漫画市場が2021年に6759億円もあるのを考えると、映画があれだけ売れてるのに「北米という巨大市場のアメコミ」がこの程度でしかないのはやはり何か問題があるんじゃないですか?
アメコミはポリコレ一辺倒ではなく、最近は乳袋表現なども一部取り入れたりしてる
こういうところはアメリカは多様性の国だなと思う。
日本のツイフェミの望む未来は来ないよって感じ
最近のアメコミ漫画の「多様性」とは、「バットマンのロビンをバイセクシャルにしてみました」的な部分だけが「多様性」になってしまって、本来の「ヒーローとは?」という大事な問いの部分がおざなりになってしまっている。
という批判が出てきたり
最近は
「ポリコレ派」が「こういうのはダメだ、こういうのはダメだ」と排除していったものなかに、社会を成り立たせるための、そして「ハリウッド映画の美点」を維持するために大事なものが詰まっているのではないか?
という見直しも起き始めているとか(やっとかい)
その結果
今までは「ポリコレを押し付けられた側」に選択権や独立性が担保されていなかったが、今はそうではなくなってきている
という状況。
やはり向こうでもポリコレ狂信者は狂信者としてあつかわれるようになってきたということで何より。
権力勾配というなら「出羽守こそが権力勾配で批判される立場である」というカウンター気持ちよすぎだろ!
「世界最強国家アメリカ政治の流行」と「日本という島国内の独自カルチャー」って圧倒的に「権力勾配」があるので、丁寧に接しないと「潰される!」という日本側の警戒心から攻撃的な反応が返ってくるのはむしろ当然なのだ…という発想が必要なんですよ。
(中略)
相互的で丁寧なコミュニケーションをするようにしていくのは、「グローバル側」に立つだけの文化的基盤のある強者の人がやるべきことだと私は強く思います。
日本漫画ファンが必死に「守ろう」としているものは、単に時代遅れの性差別主義者が自分たちの抑圧を正当化したいだけなのだ…かというとそうでもない。そういう風に考えること自体が、メチャ大げさな言い方をすれば「欧米文明中心主義的な文化帝国主義的差別心」であって、人類社会の欧米諸国のGDPシェアが急激に下がり続ける21世紀にはサステナブルでない考え方なんです
アメコミの多様性は「マニア作家によるマニア読者狙い撃ちにすぎない」という批判も火の玉ストレートすぎて草!
流し読みしたけど、日本漫画が上昇傾向なのは確かなんだな。 最近の北米での日本漫画の売上爆増が凄いという話と、一方でアメコミは「ポリコレ」で滅びつつあるという話は本当か?から考える、日本漫画が今後進むべき方向について。|倉本圭造 @keizokuramoto #note note.com/keizokuramoto/…
2022-09-03 15:55:51@keizokuramoto そして一読者として思う現代アメコミの問題点は、ポリコレなんかじゃなく「マニア作家によるマニア読者狙い撃ち」だと思う。 意外性や難解さばかりが優先されるため、読んでスッキリする前向きな話が極端に減っている。変転が激しすぎて概要が説明できないから布教も困難。ちゃんと活劇やってよ。
2022-09-03 16:04:06『ウォッチメン』や『DKR』が凄いのは間違いないが、あれは主流が勧善懲悪をやってる時にぶっこんだ反則技だから効いたのであって、反則が常態化してしまうとそれはただのカオスだ。 しかも全員にムーアやミラーのような筆力があるわけじゃないから、価格や読解の手間の割に、得られる快感が少ない。
2022-09-03 16:08:58話は逸れるが。 最近のアメコミ原書は極端に字が小さくテキスト量が多かったり、会話が妙に自然主義的で省略があるため読解が困難だったりと、翻訳の難度は上がっている割に、日本版の売上が伸びないからと翻訳料は増えない。正直、私はコミックス翻訳専業ではもう生活できていない。
2022-09-03 16:20:29そんな状況でアシェットが豪華な装丁、抑えた価格、最低の翻訳で読者の資金を奪い、さらに「アメコミは読みにくい」という悪印象を広めているわけで、こんな苦言を呈したくなるのも無理はないと思ってください。 twitter.com/sjxqr393/statu…
2022-09-03 16:23:20606票ものご協力、ありがとうございました。 『マーベルズ』は1990年代、私がカプコンでアメコミを布教するにあたって真っ先に翻訳回覧した名作です。 「知らない」「読んでいない」皆さんも、よろしければこれを機にご一読を。 アシェット版はお勧めしません。理由は添付画像の通り。 pic.twitter.com/pBuuAjtm8U
2022-08-29 18:44:38「マニア向けの多様性」や「特定の要素にだけ過剰に配慮した狭いポリコレ」はNGとして、「広いポリコレ」を日本側が示せると良いね
アメリカの社会の末端では、「言ったことをそのまま尊重してもらえるかわりに腫れ物に触るような扱いで社会の辺境に孤立無援に放置されてしまう」みたいな事が沢山起きていて、それが本当にその人のためになっているのか微妙なところがある
何もかも「差別」だということにして日本の会社側の事情を理解するプロセスを怠っているとどんどん味方が「フェミニスト」界隈だけになっていって、性加害の告発みたいに本当にそういう異議申し立てが必要な事例の時に「社会の半分しか仲間になってくれない(社会の半分は強烈に敵になって味方してくれない)」状況に陥ってしまう