整理してみる。僕は「死ぬのがこわくなくなる話」という連載を始め、今現在、続けている。ペンや原稿用紙の代わりにツイッターに書いている。その中で、SHINEというサイトのことを、扱った。
2011-09-30 01:40:04SHINEは、クライオニクスすなわち人工冬眠技術と、クローニングすなわち細胞再生技術と、さらに最先端のアーカイヴィングつまりネット上でのデータ保存処理技術を組み合わせたシステムである。2011年の今まだ実現しない世界を、疑似的なタイムマシンによって先取りするということだ。
2011-09-30 01:41:02そんなことをネットから簡単に申し込むことができる。クリックするだけで、至福の国に行ける。まるで悪魔と契約するように。ただし、これはオカルトでも、宗教でもない。最新のテクノロジーをベースにした巨大なシステムがその背後に存在する。そして、これは、非常に巧妙に練られたビジネスでもある。
2011-09-30 01:41:38SHINEがもし詐欺だとしても、それは「死」について語られてきた嘘と同じだ。多くの、組織が、個人が、これまで、死後の世界があるという嘘でだまし、あるいはだまされてきたではないか。
2011-09-30 01:41:58多くの詐欺師達がそれを語った。死んだら、それが見られると。ただし、この詐欺は完璧だ。だまされた人が、全員、死んでいるからだ。訴えようにも、戻っては来られない。
2011-09-30 01:42:18SHINEの存在が、そんな欺瞞に光を当てる。そして不気味なことは、SHINEが、死ぬのがこわくなくなった人々を、コントロールしているということだ。
2011-09-30 01:45:04「戴の大冒険 Making of VOFAN」……『化物語』で知られているイラストレーターVOFAN@戴源亨(だいえんはん)氏とは、話せば話すほど「なんという俺」と思ってしまいます。そのカンジを青春小説として仕上げました。所属や国籍ではなく世代で共有できる思い出があると思います。
2011-09-30 23:41:44『Hな人人』最新作「ひきこもり、宇宙になる」。……黒いページを探して下さい。今回、枚数を頂いてひきこもりの可能性を徹底的に追究しました。そのポテンシャルは宇宙サイズに至り、物語はついにスペース・オデッセイになりました。何を言っているかわからないと思いますが、本当にそういう話です。
2011-09-30 23:44:58それから僕の新刊『iKILL2.0』の広告も載ってた! 10月13日発売です。もうアマゾンにありました! http://t.co/oTG7hv3T 初版で手に入れて下さいね。
2011-09-30 23:45:31『iKILL2.0』は小説の新しい畑を開墾することを目指しましたが、星海社ならではの野心的な才能陣とのコラボレーションで、「本」としての作りも、前例のないものになりました。イラストもデザインもレイアウトも、必然的かつ、斬新です。手に取ってみてほしいです。
2011-09-30 23:46:40