「ふたばはひとつ」シンポジウムまとめ

2011年10月2日(日)13:00~16:30、福島大学で開催された、双葉地方復興支援シンポジウムのまとめです。
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高橋 準 @myriel_june

遠藤「その土地に住まないで、自治体として成り立つのかということも不安。期限がない目標はあり得ない。厳しい環境です。話し合う場も時間もない。川内の住民、役場職員は問われている。帰れないことがあるとしたら、国にも責任」#futaba1002

2011-10-02 15:01:38
高橋 準 @myriel_june

大熊町商工会会長蜂須賀「現在会津若松の仮設に避難している。ここにいては、仕事つまり商売ができない。商店街はなくなるかもしれない。だが、戻って商売をするのが自分たちのあり方かと。」#futaba1002

2011-10-02 15:04:09
高橋 準 @myriel_june

蜂須賀「すぐに戻ることはできないが、仮設の中に商店を作ろうと思っている。会津若松JA女性部の協力を得て、安全な食品の提供をしようとしている。」#futaba1002

2011-10-02 15:06:16
高橋 準 @myriel_june

蜂須賀「住民の中で話がふくらんで、スーパーできるんか、コンビニかといわれる。それほど期待されるということ。申し訳ないと思うが、人が集まる場所にしたい。隣に村長さんがいるので言ってしまうが、今後川内村に店を出すとか、そんなことも考えているところ。」#futaba1002

2011-10-02 15:08:08
高橋 準 @myriel_june

浪江青年会議所斎藤「メンバーも震災後県内外に避難。徐々に戻ってきている。事業再開にこぎつけた例もある。除染などを進めながら、戻るチャンスを。しかし、どのぐらい戻ってきてくれるかが心配。」#futaba1002

2011-10-02 15:11:43
高橋 準 @myriel_june

斎藤「メリットがないとだめかもしれない。企業なら事業税を減税するとか、住民なら住民税の減税とか。教育面では、研究所の誘致とか。お金を動かすということだけなら、これは私案だがカジノとか(笑)」#futaba1002

2011-10-02 15:13:20
高橋 準 @myriel_june

斎藤「8町村それぞれのコミュニティを継続して、ある程度の地域に住民が集まれるようなことも。もっとも、青年会議所ではこれまで活動はできていない。これからは放射線の知識の普及につとめるなどの活動ができればと。」#futaba1002

2011-10-02 15:16:30
高橋 準 @myriel_june

子どもを持つ親の代表・平山「いろんなところを転々として、現在はいわきの借り上げ住宅にいる。子どもを持つ親の代表としてきているが、父親・母親で考え方も違うだろうし、子どもの年齢にもよる。自分のところは中学生と高校生」#futaba1002

2011-10-02 15:17:50
高橋 準 @myriel_june

平山「家族がばらばらになっている例も多い。父親は福島に残って仕事。自分もそう。高校生2人の子どもと自分は県内に残り、妻と中学生の子どもは関西の実家にいる。高校生の子どもはもともといわきの高校に行っていたので、卒業まではここでと泣かれて残している。」#futaba1002

2011-10-02 15:19:28
高橋 準 @myriel_june

平山「地域コミュニティということでいえば、家族は最小単位のコミュニティ。それがばらばらではいけない。2ヶ月ちょっと妻の顔を見ていない。これではいけないと思う。次は2ヶ月後か。その次は子どもの卒業式か。もともと学生時代は遠距離恋愛だったけど。」#futaba1002

2011-10-02 15:22:47
高橋 準 @myriel_june

平山「状況がわかっていてしょうがないということで、子どもたちも納得して残ったり、避難したり。」#futaba1002

2011-10-02 15:20:41
高橋 準 @myriel_june

平山さんは富岡町のご出身でしょうか。一時帰宅の話も出ました。#futaba1002

2011-10-02 15:23:47
高橋 準 @myriel_june

平山「小さなお子さんがいる親は放射線が心配だろう。いわきは比較的線量は低いけど、避難している人もいる。ただ、知識を持っていないと対応できない。自治体の制度も知っていないといけない。家族一緒に暮らせる日まで健康でがんばりたい。」#futaba1002

2011-10-02 15:25:04
高橋 準 @myriel_june

福島大・丹波「福島大では災害復興研究所を有志で。今日は「広域的な復興でふるさとを取り戻す取り組みを」というタイトル。各町村でとりくみはあるだろうが、同時に双葉地方での計画をつくる必要」#futaba1002

2011-10-02 15:26:59
高橋 準 @myriel_june

丹波「資料を参照してほしい。双葉地方は4割が県外に避難。(註:内閣府資料)」#futaba1002

2011-10-02 15:28:28
高橋 準 @myriel_june

丹波「仮設住宅は7割から8割ぐらいの入居率。ボランティアが泊まっていいことになっている。実は借り上げ住宅のほうが多い。ここでの孤立を生まないようにするのが重要だと思っている」#futaba1002

2011-10-02 15:30:01
高橋 準 @myriel_june

丹波「中央の会社ばかりにならないように、県内に本社がある会社にも仮設は発注した。全部ではない。」#futaba1002

2011-10-02 15:30:43
高橋 準 @myriel_june

丹波「現在全戸を対象にアンケートを実施中。自治体と大学と出連携してやっていきたい。1万5000程度の回収で半分弱。もうちょっと回収率をあげたい。10月中旬には第一次集計の結果をお届けできるようにがんばる。」#futaba1002

2011-10-02 15:32:27
高橋 準 @myriel_june

丹波「双葉地方全体の復興の計画のためと、町村それぞれの復興計画立案に活用してほしい。当面の生活の課題も調べているので、そちらへの対応も。」#futaba1002

2011-10-02 15:33:22
高橋 準 @myriel_june

丹波「見ていると、家族間での意見の相違もある。そこで、若い世代の意見を聞きたいと思って、39歳までには別立てて質問を作っている。」#futaba1002

2011-10-02 15:34:15
高橋 準 @myriel_june

丹波「自由記述から。(1)二重生活の困難。金銭的なもの、家族のコミュニケーションがとれない、友人との交流が途絶えた、等。」#futaba1002

2011-10-02 15:36:20
高橋 準 @myriel_june

丹波「(2)今後の復興に向けて。1)以前の姿には戻らないので、除染よりその金額で新しい都市構想を。2)除染の見通しを早く、3)原発以外の産業がないとだめ、ただし農業・漁業はきびしいか。」#futaba1002

2011-10-02 15:37:56
高橋 準 @myriel_june

丹波「若年向け調査から。1)できるなら○○町(伏せ字です)の復興をてつだいたい、2)帰れないなら前と同じ暮らしがしたい、新しい双葉郡をどこかに。」#futaba1002

2011-10-02 15:39:02
高橋 準 @myriel_june

丹波「復興に向けて。住民の声を復興計画にいかす。住民がじっくり話し合うことが大事。今回の調査も、結果を出して終わりではなく、結果を持って話し合いに行くことが必要だと思う。」#futaba1002

2011-10-02 15:40:11
高橋 準 @myriel_june

丹波「広域避難の問題。三宅島で話を聴いてきた。住民自身が電話帳を作る、それぞれの避難地域で島民連絡会を作る(5人以上集まったら補助金を出す)、など。県外避難者の支援ネットワークがないと孤立の危険もある。」#futaba1002

2011-10-02 15:43:17