mRNAワクチンのmRNAがゲノムに組み込まれる可能性について

新型コロナワクチン接種者が有毒スパイクタンパクを恒常的に生産する人間となる現実的な可能性がわかってきました。
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molbio08 @molbio08

古典的なセントラルドグマを示したのが次の模式図。これはWikiに掲載のもの。DNAからmRNAを合成する反応を転写transcription、mRNAからタンパク質を作る反応を翻訳translationとよびDNAからDNAが合成される反応を複製replicationとよぶ。逆転写はmRNAからDNAが合成される反応のことである。 pic.twitter.com/qr1Bouqx2a

2022-10-12 09:09:46
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mRNA型生物製剤の接種が開始された時点では細胞内には逆転写酵素は存在しないので細胞に導入されたmRNAは決してゲノムに入らないと説明されていた。しかし既に述べたように細胞内にはLINE1がコードしている逆転写酵素があるため、この説明自体が間違いだった。図はLINE1遺伝子を示しRTが逆転写酵素。 pic.twitter.com/LlHyoVAVOW

2022-10-12 09:11:50
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今回着目したのはDNAポリメラーゼ、それもDNA依存的DNAポリメラーゼである。ここで簡単な動画を紹介しておく。この動画ではDNAポリメラーゼがどのようにはたらくかが説明されている。bing.com/videos/search?…

2022-10-12 09:14:09
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DNAポリメラーゼの種類を簡潔にまとめたサイトも紹介しておく。高校の生物ではDNAポリメラーゼについて学ぶが、それが何種類見つかっているかということや放射線や化学物質でDNAにダメージが生じたときにもDNAポリメラーゼが重要な役目を担うことについてはあまり教えない。 ultrabem.com/protein_gene/d…

2022-10-12 09:16:17
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これが大学の分子生物学ではDNA複製において機能するDNAポリメラーゼもあれば、DNAを修復する際にはたらくものもあって、特にDNA修復において機能するものが多数あることまで教えることになる。DNAの修復反応において機能するDNAポリメラーゼが多数存在することはヒトゲノム解析の完了後に得られた知見

2022-10-12 09:17:30
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今回紹介する最初の論文は、細胞内に存在するDNAポリメラーゼシータ(θ)は当初、DNAの修復反応において重要な役割を担っているものと考えられていたが調べてみたら逆転写酵素の活性を有しており、HIVの逆転写酵素の逆転写酵素の活性と同等の効率で機能するということを示したものである。

2022-10-12 09:18:37
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これがその論文である。代表的なデータを紹介したい。この論文ではDNAポリメラーゼシータの逆転写活性を調べた結果が示されているが、実験系を詳しく紹介することが目的ではないので、重要なものだけを以下紹介する。ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/P…

2022-10-12 09:21:29
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このグラフのCとIを見ればDNAポリメラーゼθの曲線がHIVやAMV(トリ骨髄芽球症ウイルス)の逆転写酵素とほとんど重なっており、この酵素はこれまでに知られているレトロウイルスの逆転写尾酵素同様に効率の良い逆転写反応を行う能力を持っていることが示されている。 pic.twitter.com/A63QLMuY6f

2022-10-12 09:23:41
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このような重要な発見はmRNA型生物製剤が世界中で接種されていない2019年までであれば大発見として紹介されたものと思われるが、このような事実が広く知られると一部の人にとってはたいへんまずいことになる。そのためかあまり注目されることはなかったのではと今は考えている。

2022-10-12 09:24:44
molbio08 @molbio08

この論文によりLINE1がコードしているもの以外に細胞内に逆転写酵素が存在していることが明らかになった。次に問題になるのはこの酵素がどのような組織あるいはどのような細胞で発現しているかである。これは次の論文で紹介。onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ij…

2022-10-12 09:26:38
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最初はDNAポリメラーゼθ遺伝子の様々な組織における発現についてである。この図をみるとDNAポリメラーゼθが発現しているのは、大腸、骨髄、胸腺そして精巣であるが、ここで驚いたのは胎児の脳と肝臓で発現していることである。これについては最後でコメントする。 pic.twitter.com/W68ch6luYY

2022-10-12 09:28:13
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次の図はリンパ球系の細胞における発現解析。GC Bcellつまり胚中心に存在するB細胞で高発現している。この段階で私の当初の疑問は氷解した。mRNA型生物製剤として接種されたスパイクタンパク質のmRNAの一部はリンパ節の胚中心を構成する細胞にも取り込まれて、その後DNAポリメラーゼθで逆転写される。 pic.twitter.com/VZpYq2EPhr

2022-10-12 09:31:10
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胚中心で高発現している逆転写酵素活性を持つDNAポリメラーゼθによってDNAに変換されて、その後ゲノムに組み込まれたということか。そのために長期間にわたってスパイクタンパク質が胚中心で発現することになり抗スパイク抗体の親和性成熟が進んだのであろう。

2022-10-12 09:32:47
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mRNA型生物製剤が研究者に供与されれば、このことを動物で証明することは容易であろう。接種された動物のリンパ節を取り出して次世代型DNAシークエンサーで片っ端からゲノムの配列を読んでみれば、例えばマウスのゲノムと連結したスパイクの遺伝子配列を見つけることができるだろう。それで完了。

2022-10-12 09:33:54
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これまでにSARS-CoV-2ウイルスがゲノムに取り込まれたことはアメリカ科学アカデミー紀要(PNAS)に査読済み論文として発表されている。これは関連する記事 news-medical.net/news/20210510/…

2022-10-12 09:35:23
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さらにヒト肝臓由来の培養細胞においてはスパイクのmRNAが逆転写されたことが報告されている。細胞内に逆転写酵素が存在すること、しかもLINE1にコードされているものとは異なり正常な細胞で発現しているものが存在することは大きな懸念材料である。mdpi.com/1467-3045/44/3…

2022-10-12 09:38:33
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がん細胞ではLINE1がコードしている逆転写酵素が発現しているものの正常細胞ではそれは発現していないためこの論文だけではゲノムに取り込まれる可能性を示すには根拠として少し弱かった。しかし今回紹介した内容は個体レベルでのゲノムへの取り込みを強く懸念させるものである。

2022-10-12 09:42:57
molbio08 @molbio08

細胞内に逆転写酵素が存在すること、しかもLINE1にコードされているものとは異なり正常な細胞で発現しているものが存在することは大きな懸念材料である。最近、高知大学が発表した論文において皮膚の炎症部分においてスパイクタンパク質を発現している細胞の存在が報告された

2022-10-12 09:44:14
molbio08 @molbio08

スパイクのmRNAから逆転写反応が行われる際のプライマーは何かという問題は残されているが、細胞内には不安定なmRNAが多数存在しておりそれらが分解された短いRNA断片はいくらでもあると考えられる。そのためプライマーはそれらから供給される可能性が高い。

2022-10-12 09:44:58
molbio08 @molbio08

今回のmRNA型生物製剤で使用されているmRNAの3‘末端にはポリA配列が存在している。したがって、UUUUUなどという配列が存在すればそれがプライマーになるだろう。ひとたびmRNAからDNAが合成されてしまえば、それが二重鎖のDNAになる確率はかなり高い。また二重鎖DNAがゲノムに取り込まれる可能性も高い

2022-10-12 09:45:52
molbio08 @molbio08

これは我々分子生物学者が細胞にDNAを導入する実験を行う中で日常的に経験していることである。 DNAポリメラーゼθの発現が胎児の脳細胞や胎児の肝臓で高いことは重大な問題である。何回接種すればmRNAが胚中心のB細胞のゲノムに入るのかは不明であるが接種を繰り返すとリスクは高まっていくだろう。

2022-10-12 09:47:29
molbio08 @molbio08

したがって、このようなリスクのあるものを繰り返し接種するということは行うべきでないことは明らかである。文字通りスパイクタンパク質を恒久的に発現する人間に変身してしまう可能性をまじめに考えなければならない事態である。この製剤にはスパイクタンパク質による急性毒性も考えられる。

2022-10-12 09:49:17
molbio08 @molbio08

スパイクの毒性によるリスクに加えてヒトゲノムに挿入される可能性が否定できない以上、このmRNA型生物製剤の接種はいったん中止し安全性の検証を至急実施すべきと言うのが私の意見である。接種回数が増えれば増えるほどゲノムに組み込まれる可能性は高いものと思われるので追加接種は行うべきではない

2022-10-12 09:51:13
molbio08 @molbio08

特に妊婦への接種はDNAポリメラーゼθが胎児の肝臓とか脳で高発現しているため決して行うべきではないと考える。このようなリスクの存在は海外では主要メディアが報道するようになってきた。追加接種は即座に中止すべきと言うのが私の意見である。

2022-10-12 09:53:55