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何度も書くけど、うる星やつらが当時革新的だったのは「金持ちの娘か貧乏人の娘か」という2択が主流だった少年マンガのヒロインを「キャラクターの性格で女性キャラを書き分けて増やした」事で、今の男性向け作品の大半がこのフォーマットを利用しているから、当時の新規性は理解できないんだよね。
2022-10-14 05:24:06なるほどなあ
@toriyamazine えー?例えば、ど根性ガエルの京子ちゃんとくに子ちゃんは?いなかっぺ大将の菊ちゃんと花ちゃんは? 金持ちもいなけりゃ貧乏人もいなくない? おれ、ツイート内容を理解してないのかな?
2022-10-14 18:17:12@keiichiroh 京子ちゃんは裕福な家庭という設定があったはずです。くに子はビッチ系で、どちらとも言えないのはいなかっぺ大将の二人ですかね? あれは都会・田舎の対比では?
2022-10-14 18:25:54@toriyamazine 「金持ちの娘か貧乏人の娘か」という2択が初耳なんですけどどんな作品があったんですか?
2022-10-14 18:30:42@kisokisotenten 両方出ている典型的な作品は「あしたのジョー」だと思います。ヒロインが単独のケースでは、裕福な家庭の出自が多いはずです。
2022-10-14 18:44:41@toriyamazine そういえば漫画飯「うる星やつら」をリアルタイムで読んでて「複数の女子キャラ集まって日常会話を交わしながら物語が進む回(完全に一幕劇として完結する回すらあった)」に衝撃を受けた記憶が。こういう物語文法、以前の少年漫画にはなかった記憶が。
2022-10-14 18:45:51@toriyamazine 「うる星やつら」自体も、最初期は「各回、ゲストキャラは一人」みたいなルールでしたしね。あれは少女漫画起源だったのか、小説や映画みたいにさらに別の起源があったのか…
2022-10-14 18:48:15@toriyamazine 谷崎潤一郎氏『細雪』の英語タイトルは 『The Makioka Sisters』(蒔岡姉妹)ですが、 戦前に四姉妹をあのように書き分けているのも 革新的なように思います。漫画ではありませんが。
2022-10-14 18:54:40@toriyamazine そんなの知らなかった( ・д・) 今の女性キャラの立ち位置やキャラ漬けの基礎になっていったんでしょうなぁ…… 流石、漫画界の怪物・高橋留美子。
2022-10-14 18:58:40しかもハーレム展開ではないのが凄い。あたるは誰でもウェルカムでも大抵の女性キャラはあたるなど眼中に無いし一人で生きていけそうなタイプばかりで、そこが新しかったんだけど少年漫画ではそのあたりは踏襲されるはずもなかった。 twitter.com/toriyamazine/s…
2022-10-14 17:41:01ヒロインが金持ち子と貧乏子はあしたのジョーあたり…? 私が読んだうる星以前の少年漫画だとヒロインは一人パターンが多かったし、そもそも女性キャラは少なく、誰かの彼女としての役割りしかなかったような。 ジョーで思い出したけど、同じ原作梶原一騎の巨人の星は実質明子がヒロインだよな…
2022-10-14 17:55:13あくまで主人公はあたるなので、あたるがアプローチする以上は相手の女性達にその気はなくても一応ヒロイン扱いでいいような。 ここまで書いてきて気付いたんだけど、主人公に重きを置かないという点でもうる星やつらは革新的なのでは。 ここまで主人公感のない主人公居る?
2022-10-14 18:30:26高橋留美子はラブコメの教科書としてマンガゲームアニメ界隈のあらゆる男性向け恋愛表現に影響を及ぼした。(黎明期の恋愛ゲームなんて露骨に影響受けてた) 今は孫ひ孫と代を重ねて標準フォーマットになっちゃったんで見えなくなっちゃったけど。 twitter.com/toriyamazine/s…
2022-10-14 16:14:41オタク男性に、一般人のそれとは違って一種独特だが、界隈では通底した恋愛価値観や作法の体系(例えばツンデレとか)があるのは、大体高橋留美子が起源。 参照先の大元が月9でもユーミンでも村上春樹でもなくて高橋留美子なんだよな。
2022-10-14 16:26:10うる星やつらと同年に柳沢きみおの翔んだカップルあるわけでヒロインの描き分けは高橋留美子一人の功績ともいえんのでは フォーマットというならSF・ファンタジー設定のいわゆる落ちものヒロインつくったことではないかと 守護月天からTo LOVEるまで基本パターンうる星ですからね twitter.com/toriyamazine/s…
2022-10-14 16:20:18白木葉子かノリちゃんか、という面はありますが。 ただ梶原一騎先生の場合、女性は母親=聖母マリアか娼婦=マグダラのマリアの2種類に大別されがちで、そこに少女漫画家だったちばてつや先生が、元祖ツンデレ要素や女性の怖さとか、深みを与えた部分がありますね。 そして、高橋先生の登場へ。 twitter.com/toriyamazine/s…
2022-10-14 17:21:52かつて、さいとう・たかを先生は少女漫画家への転向を、真剣に検討されたとか。実際に、作品を2本、少女誌に掲載されています。 アクションが中心の男性誌よりも、人間の内面性を描こうと思ったら少女誌の方が適している、と見抜かれたから。 表現の可能性を追及された、先生らしいですね。
2022-10-14 18:13:11少女漫画は意外に先進的な面があり、太刀掛秀子先生の『花ぶらんこゆれて…』の背景には会社のM&Aが描かれ。 池田さとみ先生や西尚美先生、里中満智子先生の芸能界モノには会社乗っ取りや反社との繋がり、プロダクションの熾烈な足の引っ張り合いなど、ドロドロの部分もきっちり描かれたり。
2022-10-14 18:13:12コメディ作品だった坂東えり子先生の『ちょいまちミータン』では校長による学園乗っ取りが背景にあったりと、当時の少年史どころか青年誌でもあまり扱わないような面が、作中に盛り込まれたりしましたからね。 ちば先生が少女漫画家であったことすら知らない人には、ピンとこないかもしれませんが。
2022-10-14 18:13:13