日顕宗破折マニュアルその一、戒壇本尊編

komekome39 @komesandazo

それでは余は二十七年なりとは何を指すのか？ ここで議論されているように、 mixi.jp/view_bbs.pl?co… 「仏の誓願である一切衆生の救済のための妙法五字の流布の道が確立したこと」 が素直な解釈になるだろう。 しかし、もう一つの解釈がある。 続く

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「日蓮一生の間の祈請ならびに所願、たちまちに成就せしむるか」（諸人御返事） この御書が執筆されたのは弘安元年であり、どうやら邪宗の坊主と法論の公場対決が決定したことがここから推測できる。実現すれば、「日本国一同に日蓮が弟子檀那となり」という大聖人最大の願望が実現する。 続く

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もしかするとその邪宗の坊主と法論の公場対決が弘安二年に行われる予定であったのではないか？とするならば、それが余は二十七年という出世の本懐に当たるのではないか？個人的にはこれが最もすっきりとする解釈だが、歴史的な証拠が余りにも少な過ぎる。今後の歴史的研究に期待するしかない。

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日興跡條々事には「日興カ当身弘安弐年所給大本尊」 とあり、これこそが戒壇本尊が実在していた証拠ではないのか？ ここで最大の問題は、日興上人の「大本尊」という記述。大聖人は百前後の真筆御本尊を残されたが、その中で唯一大本尊と記載されたのは万年救護本尊のみ。 続く

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日興上人も当然、万年救護本尊に与えられた「大本尊」という名称をご存知だった筈だ。仮に万年救護本尊とは別の、更に優れた本尊があるならば、当然大本尊とは違う名称、例えば戒壇の大御本尊といった記述を選ばれたはずだ。「大本尊」という記述は極めて不自然。

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さらに不自然なのは「本門寺に懸け奉るべし」の記述。重さ200キロ以上の板曼荼羅を「懸け奉る」のか？この場合は「安置し奉る」でなければ不自然だ。更に不自然なのは、「万年救護本尊」の万年救護という名称。他の御書でこの言葉はどう使われているか？ 続く

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「万年救護のために二十六箇条を置く」（日興遺誡置文） 「今、日蓮聖人は万年救護のために六人の上首を定む」（五人所破抄） 「万年救護のためにこれを記し留む」（百六箇抄） 等が上げられる。即ち、半永久的に人々を救済する目的で後世に残されたものに付けられた名称が万年救護であると分かる。 続

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仮に戒壇本尊を通してでないと一切衆生を成仏に導くことができないのであれば、万年救護本尊に与えられた「万年救護」という名称は偽りになってしまう。仏に偽りはない。なので、これらの推論から、日興跡條々事の大本尊とは、戒壇本尊ではなく万年救護本尊であったとほぼ断言できるだろう。 続く

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追加として、戒壇本尊にまつわる邪義で呟いていなかったものを破折しておくか。 大石寺に行って戒壇本尊を拝まないと成仏しない。 破折 「今、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉る者の住所は、山谷曠野、皆、寂光土なり。これを「道場」と云うなり」（御義口伝） 続く

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即ち、特定の場所にいって特定の御本尊を拝まなければ成仏できないというのは、大聖人の教えに反する。 本門の本尊とは戒壇本尊のみを意味する言葉である。 破折 「問うて云く如来滅後二千余年・竜樹・天親・天台・伝教の残したまえる所の秘法は何物ぞや、 続く

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答えて云く『本門の本尊』と戒壇と題目の五字となり」（法華取要抄） 法華取要抄の執筆時期は文永11年、真筆も現存。弘安二年の五年前に当たる。従って本門の本尊とは戒壇本尊のみを意味するという解釈は誤りである。

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以上で日顕宗破折マニュアル、戒壇本尊編を終える。 第二章は、日顕宗破折マニュアル、法主血脈編を呟いてみようかと思う。後で呟きは纏めておく。まだまだ終わらないな。