小説同人誌製本講座まとめ
- setsuna_mgs
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【環境を整えよう・Word編訂正】 テンプレートの保存の仕方が記憶頼りで古すぎたので訂正します 普通に「名前を付けて保存」で「Wordテンプレート」を選択、ですね そうすると自動的にフォルダが選択されるのでその場所に保存する、という方法になります pic.twitter.com/0qLcuf8iA8
2022-10-15 11:55:25【環境を整えよう・ページ設定編】 テンプレートの保存の仕方を説明したのでいよいよ小説本作成にとても大事なページ設定に入ります とはいえ、いきなりページ設定を始めれば何が何だか訳が分からないよになりかねないので今回は「作りたい本の仕様」を考えていきましょう
2022-10-15 12:10:53まずは「印刷所に頼むかコピー本にするか」 印刷所に依頼するならページ設定でちょっと気を付ける項目が増えます コピー本なら自分で印刷するときの面付けに注意が必要です
2022-10-15 12:10:53次に「本のサイズ」を決めましょう 小説本の同人誌でよく見かけるのは ・B5(そんな見ないかな……?) ・B6(コピー本が作りやすい) ・A5(コピー本が作りやすい、その2) ・A6(いわゆる「文庫本」) かな、という感じですね(新書判とか変型判とかももちろん、ある)
2022-10-15 12:10:54初めて本を作る、それもコピー本でいい、というなら個人的には「A5で作ろう」とお勧めします 何故なら、A5サイズならA4サイズを半分に折るだけで済むからです 印刷所依頼で長編製本したいんだ、という方はA6(文庫サイズ)がお勧めかな、「それっぽい」し
2022-10-15 12:10:54もちろん、プリンタが許せばB5サイズでもA6サイズでもコピー本は作れます 何なら中の人は400P程度のA6サイズコピー本作ってます(色んな意味で死ねる) ただ、慣れないうちは裁断が比較的少ないA5サイズでの製本をお勧めします
2022-10-15 12:10:54というわけで、まずはA5サイズコピー本を作ってみよう、をテーマに次回からページ設定色々を説明していきたいと思います
2022-10-15 12:10:55【環境を整えよう・ページ設定編2】 いよいよA5コピー本作成のためのページ設定です 早速Wordを起動しましょう 起動したら「レイアウト」の「ページ設定」の右下にある右下向きの矢印をクリックしてもいいですが……
2022-10-15 19:16:53エディタ内の上のルーラー(目盛り部分)横の余白をダブルクリックしてみましょう いきなりページ設定が開きます (「ページ設定」右下の矢印クリックと同じ画面が開きます) pic.twitter.com/CfUErDuAus
2022-10-15 19:16:54「文字数と行数」タブの「文字方向」は「縦書き」、に変更します 「複数ページの印刷設定」は「本(縦方向に谷折り)」にすると縦書き仕様になりますが「標準」でも一部設定方法が変わるだけです ここでは「本(縦方向に谷折り)」で設定していきます
2022-10-15 19:16:55「本(縦方向に谷折り)」設定にすると自動的に1ページがA5サイズで設定されます 「1冊当たりの枚数」はとりあえず「すべて」にしておきます これは、ページ数が多くなった際の折丁1冊の枚数を指定するので「4枚」にしておくと16ページ1単位で本の束が作られる、という感じになります
2022-10-15 19:16:55「余白」は自分の好みに応じて設定していきますが、中の人は上下左右「15mm」、「とじしろ」を「6mm」で設定しています コピー本なのでとじしろはあまり気になくていいかもしれませんが、設定することでのど(内側)に少し広めのスペースをとることができます
2022-10-15 19:16:55用紙サイズは「A4」のままで問題ありません あ、「ファイル」メニュー内「オプション」の「詳細設定」、「構成内容の表示」の「文書の表示」を「右から左」にしておくと複数ページを並べて表示した際に右から左に並んで読みやすくなります pic.twitter.com/jIZChMThEz
2022-10-15 19:16:56これでA5コピー本を作るための一番基礎になる部分が設定できました 「OK」を押すのを忘れずに! 次回はさらにフォント設定について説明していきます
2022-10-15 19:16:57【環境を整えよう・フォント設定編】 前回でページ設定のベースが終わりましたので、その次のフォントや行間といった文字周りの設定をしていきます フォントは以前ご紹介したものがありましたので今回は源暎こぶり明朝をベースに説明していきます
2022-10-16 17:17:41「ページ設定」の「文字数と行数」最下部に「フォントの設定」がありますが、ここでフォント周りを設定しておくとこのファイルのデフォルトのフォント(サイズ等も含む)がここで指定したものになります pic.twitter.com/hKkinBbAa8
2022-10-16 17:17:42フォントの設定は ・日本語用のフォント:源暎こぶり明朝(または、好きなフォント) ・英数字用のフォント:日本語用と同じフォント ・トサイズ:9(好きなサイズで、ですが文庫やA5小説本ならこれくらいかな、と) にしておきます 「OK」を押すとページ設定に戻るのでもう一度「OK」を押しておきます pic.twitter.com/KzBYQ0XdN3
2022-10-16 17:17:43「ページ設定」に戻ったら1ページあたりの文字数、行数を設定しておきましょう 「文字数と行数の指定」を「文字数と行数を指定する(H)」にしておき、文字数を最大数、行数を24行くらいにしておきます(行間が13pt強になるくらい:ここも好みで構いません) pic.twitter.com/qUJtkstfZb
2022-10-16 17:17:44ちなみに、文字数を「最大」にしたのはA5本の場合1段組より2段組(上半分と下半分、という感じに1P内で2Pのような表示をする)の方が見やすいのでとりあえず最大数にしておくよ、というだけです 1段組、2段組どちらでも小説本として読むことはできますので、ここはお好みとなります
2022-10-16 17:17:45文字数、行数も設定したら「OK」を押してエディタに戻ります とりあえず書いた文章を流し込んでみましょうか ……行数24にした割には行間やばいですね☆ 12行しか表示されていませんよね? pic.twitter.com/qpttggqtlb
2022-10-16 17:17:46どうしてWordさんそんな真似をしてくれるんですかねえ、と思う前に(後でもいいです)行間等も修正していきましょう 本文を「すべて選択した状態」で「ホーム」メニュー内「段落」の右下にある右下向きの矢印をクリックしましょう すると、段落の設定画面が開きます
2022-10-16 17:17:46「段落」画面の「インデントと行間隔」タブ内の「行間」を「固定値」に、「間隔」を「13.25」(これはページ設定で行数を設定した際に右に出える行間隔と同じ数値にしておくといい)にして「OK」を押します pic.twitter.com/F5EoUCElBF
2022-10-16 17:17:47すると、こんな感じに本の1ページらしく行間が詰まった感じになります もうこれだけで印刷しても本になるんじゃね? という感じですね☆ 1段組でいいならもうタイトル強調したり改ページとか挿入してページ構成を整えただけで印刷するとそれっぽく仕上がります pic.twitter.com/zxfxxqU3IF
2022-10-16 17:17:48というところで今回はここまで 次回は2段組みの設定について説明していきます 今回使った本文? むかーし書いたものなのでかなり拙いですよ……内容は気にしないでください
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