サイバーエージェント、22年9月期の営業利益は前年比-33.8%、ゲーム部門は-56.9%。ウマ娘の売上がJRAに流れたとしたら?

サイバーエージェントのゲーム部門の通期売上は2283億円。JRAの年間売上は3兆円超の見込み。桁が違う、と思いきや
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このまとめで大概の事は言い尽くされてます。
ウマ娘とJRAの売り上げでは桁が違うだろというつもりでまとめたのですが、数字をこねくり回してたら予想外の結果が

リンク 株式会社サイバーエージェント セグメント別の業績 サイバーエージェントは「21世紀を代表する会社を創る」をビジョンに掲げ、新しい未来のテレビ「ABEMA」の運営や国内トップシェアを誇るインターネット広告事業を展開しています。インターネット産業の変化に合わせ新規事業を生み出しながら事業拡大を続けています。 1 user 16

ゲーム事業
通期売上は2627億円→2283億円 -13.1%
営業利益は 964億円→ 605億円 -37.2%

ゲーム事業 営業利益推移

2019年9月期 260億円
2020年9月期 303億円
2021年9月期 964億円 20年9月期の3倍
2022年9月期 605億円 20年9月期の2倍 new!

ゲーム事業四半期売上高
2021年7-9月期 764億円
2022年7-9月期 548億円 -28.2%
(2022年4-6月期 462億円からは+18.7%)

直近のピークだった2021年4-6月期は923億円

ウマ娘以前の営業費用は約300億円/四半期、営業利益率20%、
ウマ娘ブーム期(22年3月まで)は約400億円/四半期、営業利益率30%
22年4月以降は営業利益率20%台に戻る。

JRAの売り上げ

リンク スポニチ Sponichi Annex JRA上半期の売得金は前年比106% - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル 27日で中央競馬の21年上半期が終了、JRAが売得金の合計などを発表した。昨年同様、コロナ下での開催が続いたが、売得金は1兆5452億6279万7300円。前年比106%となった。

2022年上半期、前年比106%

リンク スポーツ報知 ジャパンCと有馬記念の1着本賞金5億円へ 今年4億円から1年で積み上げ、国内外一流馬の積極的な参戦促す JRAが来年のジャパンCと有馬記念(ともにG1)の1着本賞金を、5億円に増額することが31日、分かった。今年も両G1は1着本賞金が3億円から4億円に引き上げられたばかりだが、出走メンバーのさらなる充 1 user 9

>今年のJRAの売り上げは先週終了時点で2兆6683億5997万2700円。前年の同週末比で6・0%増と好調なことも背景にあり、

10月末時点でも106%

単純計算で3兆2700億円になる見込み

https://www.jra.go.jp/company/about/outline/growth/pdf/g_22_01.pdf

19年 2兆8817億円  + 853億円
20年 2兆9834億円  +1017億円
21年 3兆0911億円  +1077億円

22年(3兆2700億円) +1800億円?

1000億円/年の売り上げ増をJRAの企業努力としても、今年の増加分は?

ウマ娘からJRAへシフト という仮説 

サイバーエージェントのゲーム事業売上をウマ娘以外で毎四半期300億円と仮定すると
21年2月24日から12月31日までのウマ娘売上1370億円
22年1月1日から9月30日までのウマ娘売上800億円

9か月で570億円がウマ娘から競馬へシフトしたと考える

JRAの売上+1000億円/年を企業努力とし、
22年通年で800億円がウマ娘から競馬へのシフトと考えるとほぼ計算が合う

信じるか信じないかはあなた次第