内田樹さんとスティーブ・ジョブズ

内田樹 @levinassien

１９７０年代の終わり頃、平川君とやっていた翻訳会社にこれから日本に輸入される新しいマシンのパンフレットを訳す仕事が入ってきた。僕が訳した。カリフォルニアの若者ふたりが自宅のガレージでIBM型の中枢的なコンピュータとはぜんぜん発想の違うマシンが作られたという話。

内田樹 @levinassien

それは「パーソナル・コンピュータ」というコンセプトのもので、６０年代のアメリカのカウンター・カルチャーから生まれたアイディアだった。僕は訳しながら、この二人の同世代の若者のビジネスの成功を祈った。「スティーヴ・ジョブス」という名前を僕は原稿用紙に鉛筆で書いた。

内田樹 @levinassien

それは「アップル」というマシンの広報記事でした。りんごのマークがかわいかったです。

内田樹 @levinassien

スティーヴくんのご冥福をお祈りします。