第36回twitter読書会（金曜会）岡本かの子『老妓抄』発言まとめ

あじさい @azpsy

@yuya76 #金曜読書会 「悲しみ」は、もしかしたら「分かる」ものではなくて、じわじわと「そこにある」ものではないでしょうか。

Yuya @yuya76

#金曜読書会 @azpsy @mura30 でも、近くにいたらいたで、みち子と若気の至りでくっついてしまわないかと心配なんですよね。

あじさい @azpsy

#金曜読書会 @azpsy @mura30 心配というより、楽しみに近い感情かもしれませんよ？w みち子と柚木がくっつくのは、老妓にとっては織り込み済みだったのではとも思えます。

あじさい @azpsy

#金曜読書会 そうそう、これを読んだ時、男性にきいてみたかった。柚木がみち子をいただくことにした心境の変化が、いまいちぴんとこなかったんですが。

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@yuya76 @azpsy #金曜読書会 「若気の至り」は心配だけど「心の底から惚れあっていたら」大賛成なんです。柚木を通して一途な何かを見たいんですよ。

Yuya @yuya76

#金曜読書会 @azpsy 男性代表というわけではありませんが…笑。発明家として順風満帆とした未来があったら、きっとみち子を相手にはしなかったと思います。普通の生活＝みち子と思い浮かんだように、現状からの逃げ道として、みち子がいたのではないかと。生活が保証された途端に（つづく）

あじさい @azpsy

@mura30 #金曜読書会 なるほど。それじゃ老妓は柚木に期待しすぎって感じですね〜。

あじさい @azpsy

#金曜読書会 @yuya76 あー、すごく納得しました。

Yuya @yuya76

#金曜読書会 @azpsy 不確定な未来が欲しくなったのかなと。「もっと自分を夢中にさせる魅力を見出したくなった」というのは、みち子に夢中になるための理由を探しているように読めました。そんな柚木の情けない部分を、みち子は敏感に察しているような…。

muneyuki @munnesu

@azpsy 僕も男性代表で！ｗ　僕はついつい、人をカテゴライズする癖があって、この映画を観に行くならこの人を誘おう、このイベントならこの人と行こう、みたいなある程度のキーワードによって「関係」を形作っています。多分それは女性が感覚的にやっている作業。(続く)　#金曜読書会

あじさい @azpsy

#金曜読書会 @mura30 @yuya76 @munnesu 嬉しいな、だんだん深く分かってきました！

Yuya @yuya76

#金曜読書会 @azpsy 一途に発明家を目指せない、みち子をもらって普通の生活も選べない、布団なかで暮らしたいよう…、という全てから距離をおくために、時々逃走するのでしょうね。でも、すぐにバレるところだけど。

muneyuki @munnesu

@azpsy で、自分自身も、アイデンティティも、何かの「言葉」に依って成立しているような存在で、例えば柚木は自分＝発明という支えで生きて来た。しかし、小そのによって其れが揺らいだ時、普通の生活＝　を考えてしまい、そこにすっぽりみち子がハマった。(続く)　#金曜読書会

Yuya @yuya76

#金曜読書会 @mura30 一途な情熱って、自分ができなかったのに、それを人に期待するって、老妓は本当に質が悪い。笑。小そのは、男のことをどういう風に思っているのでしょうね。

muneyuki @munnesu

@azpsy とまぁ何だかんだ言いつつ、手ごろだったから、ということではないでしょうかｗ　軽薄な感じですが、「その時其処に居たその人」ってのも恋とか愛には重要な要素じゃないでしょうか。　#金曜読書会

あじさい @azpsy

@munnesu #金曜読書会 おおー「言葉」ですか！すごいな、男の人って。

あじさい @azpsy

@yuya76 #金曜読書会 老妓の期待は柚木には重すぎたのですね。たぶん老妓は、アニムス＝自分の半身を探しているのでは。だから自分からいちばんかけ離れた男性を選んで、理想を託したのかな、と。

muneyuki @munnesu

色々と道草してしまって大分時間かけちゃったけど、岡本かの子『老妓抄』読了。この作家、本当に人間を描くのが上手い。春樹・龍の小説の登場人物は、自分に近しい筈なのに、こんな奴居ねぇよ、と突っ込みたくなる。岡本かの子の描く人間は自分から遠い存在なのに、居そう、と思う。　#金曜読書会

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#金曜読書会 @yuya76 @azpsy 「一途なものを見て、素直に死にたい」とはいっていますが、でもね、この人素直に死ぬ気なんかないと思います。憧れてはいるけれど、最後まで事件が起こって大変なほうが良いってどこかでわかってるんです。

Yuya @yuya76

#金曜読書会 @munnesu あの柚木がみち子に、横柄に迫る場面、あそこ怖いですよね。あれは今まで自分が小馬鹿にしていた女に自分が流されてしまいそうな危機感やらプライドの瀬戸際で、脂汗がダラダラ流れてくる。その鬼気迫る様子をみち子は恐れるのだけど、すぐに男の心情を読み取る。恐怖

あじさい @azpsy

@munnesu #金曜読書会 あー、わかります。私も読後感が「小説じゃないみたい」でしたもの。

Yuya @yuya76

#金曜読書会 僕のアホみたいな感想としては、老妓もみち子も怖い、です。

あさば（むら）「まんがでわかる天気痛の治し方」発売中！ @mura30

#金曜読書会 冒頭で小そのは素人の穏やかさに戻りたがっているけれど、それは実際になってみると寂しくて憂鬱なんです。

あじさい @azpsy

@mura30 #金曜読書会 そうそう、老妓の「一途なものを見て・・・」も理想ですよね。でも生活はちまちま、きっちりと自分を保って暮らしている。柚木と対照的ですね。

muneyuki @munnesu

@yuya76　女は勝ち負けで考える所を、何故か男は征服・被征服で考えちゃう不思議。おお、プライドの虚しさよ、ハハ。 #金曜読書会