石原慎太郎が用事があって急いでおり「僅差でも投票で一番なら、もうこいつでいいじゃないか!」と言ったので、再投票なしに異例の速さで決まったと聞いたことがある。第129回芥川賞選考会の話。「読んでいて汚ならしくて、不快感に包まれた」とは宮本輝の選評だが、私にはこれが最高の賛辞だった。
2022-02-01 23:28:32@yoshimuramanman 受賞から何年かして選評を読んで感心するのは 江藤淳が褒めた物と、宮本輝が腐した物だ 林真理子の腐した物も中々だが まだ宮本輝の域じゃないよな。
2022-02-02 09:48:33変態傾向のある小説家。絵を描くのも好き。
芥川賞の選評で宮本輝氏から「吉村萬壱氏の「ハリガネムシ」の受賞に私は反対した」「読んでいて汚らしくて、不快感に包まれた」「セックスや獣性などといったものに、私はもう飽き飽きとしている」と厳しいお言葉を頂戴したが、私は宮本輝氏の作品が好きだ。祝、『流転の海』完結。読んでみようかな!
2018-11-27 22:57:50変態傾向のある小説家。絵を描くのも好き。
@zhtsss 芥川賞は、新人作家が文芸誌に書いた作品を日本文学振興会が勝手に候補作に決めますが、候補になった段階で受けるか受けないかの意思確認が書面であるので断ることが出来ます。ちなみに私の受賞作「ハリガネムシ」は、5万5千部どまりでした。編集者には「芥川賞の賞味期限は十年です」と言われました。
2020-10-30 14:34:26編集者が言った「芥川賞の賞味期限は10年」というのは、10年間は仕事のオファーがくるという意味だけでなく、自己模倣していると10年でポシャるよということだったと思う。私の場合は受賞後6年ぐらいで小説が書けなくなり、10年目に教員を辞めて『ボラード病』を出すまでの4年間、酷いスランプだった。
2020-10-30 14:54:47同性に対する嫉妬は殆どないが、しいて言うなら文學界新人賞で同時受賞した長嶋有氏が芥川賞を獲った時かな。夜のカーラジオのニュースで知って、そのまま海に突っ込んでやろうかと思った。
2020-10-14 13:47:22芥川賞をとる人には基本、嫉妬してますね。芥川賞を目指す人は命より芥川賞の方が大切だと思っていると思いますからね。特に文學界新人賞の受賞者は。でも、今は命の方が大切ですw twitter.com/yoshimuramanma…
2020-10-14 13:55:22@akegarasusarasa ちょっと違うかな。芥川賞云々より、同時受賞した人を過剰に意識しちゃうってことだったと思います。都築さんが芥川賞を獲っても、都築さんと僕は同時受賞ではないので長嶋さんほどには気にならなかったと思います。
2020-10-14 14:01:24@yoshimuramanman 同時受賞ってそうだったんですか? 同時受賞された方は同期感覚があるとはよく聞きますが、当事者じゃないとわからないものがあるんですね、 私は自分が迷走しているときに、長嶋さん、しばらくして吉村さんが受賞されたんで、めっさ凹みましたよ(笑)
2020-10-14 14:19:50@akegarasusarasa 何か過剰に意識しちゃうんですよね。でも、長嶋さんの方はそうでもなかったかも知れません。追われてる方は余り後ろを振り向きませんし。僕は今でも、ずっと長嶋さんを追いかけている感じでおります。だから、都築さんのお気持ちも分かり過ぎるほど分かります。お互いに、我が道を往くしかないっすね!
2020-10-14 14:26:24@yoshimuramanman ありがとうございます。そうですね。驚いたのは、吉村さんが純文学作家のデリケートな部分を堂々と公言できることでした。作家は皆、立場も経歴も年齢も違いますから、他人なんて意識すべきじゃないかも知れないのですが、意識や比較をしちゃうんですよね。
2020-10-14 14:32:43@akegarasusarasa ですね。一番困るのは、他人を意識し過ぎると自意識過剰になり、完璧を求める余り書けなくなってしまうことです。駄作でも何でもいいから、書き続けていくのが本当に大切ですね。私も結構ボツだらけなんですが、何でもいいから書き続けてればいいやと思うようにしています。
2020-10-14 14:43:42@yoshimuramanman 完璧を求めるあまり書けなくなる現象がありますね。私もすぐ没を出すんですが、遅筆なので一回の没に消し飛ぶ時間が多くて、また慎重になって書きあがらなくなるの悪循環ですね。自分の場合は何かで没が出たら、しばらくは違うジャンルの作品を書いたり、書く以外の仕事に没頭したりしてます。
2020-10-14 14:52:02@yoshimuramanman 純文学作家だと普通のことなんですが、没になる自分(と作品)がいけなかった、みたいな業界の考え方は自分には昔から馴染めなかったですねー。
2020-10-14 17:40:50@akegarasusarasa されるばっかりじゃなくて、自分でボツにしちゃうこともありますよね。安倍公房が200枚書いて「あ、間違えた」とボツにする話、好きです。
2020-10-14 18:31:20@yoshimuramanman 自分ボツ、私も多いです。特に、長い作品に限って没にし易いですね(だから短編しか世に出ない……)。思うに、長い作品や構想を抱くと作家は狂気に陥り易いので、そういうときにこそアドバイスをしてくれる編集さんでも身近にいたらいいなと思いながら、自分一人で足掻いてますね。
2020-10-14 20:49:05純文学出身のライター(男)。You Tubeチャンネル「あけがらす宮さらさ 旅とキャンプでカルチャー」 共同脚本の映画「死が美しいなんて誰が言った」公開終了? スクエニライトノベル大賞期待賞、文學界新人賞、佐々木喜善賞(遠野文化奨励賞)。「妹葬 」kindle「お伽亭ななはと禁じられた噺」サムネ画:萩茶漬様
林真理子本文庫のあとがきで、素人時代?の山田詠美氏が、林真理子氏が直木賞を獲ったのを、台風の沖縄に行くフェリーの中で船酔いしながら聞いてへこんだっていう話を書いてはったの思い出した。。海つながりで。。くやしい、けどそれで、あとがきしてるっていう。。 twitter.com/yoshimuramanma…
2020-10-20 19:41:21@maigo_shop そんなお話があったとは。芥川賞を受賞して「文學界」で山田詠美さんと対談した後、詠美さんのマンションで編集者さんを交えて朝まで飲んだことを思い出しました。
2020-10-20 19:46:15@yoshimuramanman 詠美さんのマンション、すごいわーどですw>< このあとがきは、すごいすきで、なんか印象深くおぼえています。作家ってー><ってw 業ですねごう><
2020-10-20 19:51:07