中沢新一批判をめぐる論争
言葉の行間を全く読めないタイプ人に絡まれてる。根拠を示せ!さもなくば撤回しろ!とかって。それで根拠を示したら、納得いかない!謝罪しろ!だってさ。どうしたもんかね。
2011-10-09 01:34:00@naagita こうは思えませんね。文献学の基本を逸脱したただの妄想であると論証していると思います。@t_ota >福田洋一氏の「日本のチベット学10年」も拝読しました。この論考は、チベット学の権威としての山口氏の業績を認めた上で、まさにそれを批判的に継承しようとしたものです。
2011-10-09 02:57:13@ooo157 @t_ota 「山口博士の主張は博士が補った部分にしか見出せない」とありますね。 http://t.co/aWUkqHgf
2011-10-09 03:13:58@naagita @t_ota 確かに福田さんの論文は、形式的には「山口氏の業績を認めた上で、まさにそれを批判的に継承しようとしたもの」と見えるでしょうが、内容的に山口さんは自分語りと論証している(p.68)。それが理解できないなら、この問題について発言する資格はないでしょう
2011-10-09 03:19:51@t_ota 大田さん、「まずは詫びるべき」とおっしゃいますが、僕の最初のリプライにある「僕の誤読だったのかもしれませんね」という譲歩を完全に読み落としていますね。
2011-10-09 03:28:00@goyou @t_ota 僕に対して「根拠を示せ!さもなくば撤回しろ!謝罪しろ!」という二者択一を迫ろうとする大田さんの態度は、オウムの高橋君が宝島30で懐述していた中沢新一に答えを迫るやりとりと、とてもよく似ているというのが率直な感想です。だから共感を持てるのだろうなと。
2011-10-09 03:29:44@goyou @t_ota アダルトチルドレン理論を唱えるアメリカの心理学者達は、共依存状態にある彼らの精神的に未成熟な思考様式を All or Nothing の傾向だと特徴づけていますが、大田さんや高橋君の思考様式と、とてもよく重なって見えます。
2011-10-09 03:30:13@goyou @t_ota カルト脱会カウンセリングにおいて、相手の幻想に一旦は同調してみせながら少しづつ解きほぐしていくという手法がとられますね。高橋君に対してメンター役になろうとしていた場で中沢新一が発した言葉を公共の言論空間に引きだしたあの記事には不公正さを感じるんですよ。
2011-10-09 03:31:44@goyou @t_ota あの時の中沢新一の試みは確かに失敗に終わりました。そこには中沢新一自身の至らなさも影響したでしょう。高橋君の懐述をもとにした、中沢新一の性格についての大田さんの分析は、確かにけっこう当たっている部分もあるかもしれません。
2011-10-09 03:32:04@goyou @t_ota 中沢新一の思想を批判する上で、個人的性格がその思想に与えている悪影響を検証するというのはわかるとしても、その際に論拠として用いる山口瑞鳳、島田裕巳、高橋英利の三氏の個人的感情が各自の言説に与えている干渉は無視するというのは理論的に大きな不備があります。
2011-10-09 03:32:42@goyou @t_ota 宗教学界隈とか出版業界での、中沢は妄想っぽいところがあって、たまに気狂いじみた一面を見せるので扱いにくいというような個人的な性格への悪評は、30年前からずっと言われてることだ。その類の言説を仮にも学者が論拠するのはいかがか。ただの個人攻撃ではないか。
2011-10-09 03:35:07@goyou @t_ota 大田さんが20歳頃までは熱心な中沢新一の読者だったけれども今は期待を裏切られたような気持ちでいるのが分かります。その期待と失望が大田さんの思考に大きく影響を与えているように見えます。そこにグノーシス研究を通して培ったロマン主義的幻想批判を重ねている。
2011-10-09 03:37:41@goyou @t_ota およそ人間の心というものを扱う学問というものは、外的対象は自己の投影でもあるという認識の元に常に自己分析をしながら行うべきものだと思うのです。つまり、宗教学の理論を再構築しようという目標を掲げるなら、まず見つめなくてはならないのは自分自身の心なのです。
2011-10-09 03:38:14@goyou @t_ota 自分の意識の構造を全く投影せずに外的対象を客観的に分析することが出来るというのであれば、それこそが学問というものへの幻想でしょう。
2011-10-09 03:38:30@goyou @t_ota 中沢新一が幻想家だというのもあなたの幻想の投影ですから、「こうした幻想家に関わり合う余裕はもうないはずだ」という問いかけは、実はあなた自身に向かっているんです。敵を倒そうとして投げたものが実はブーメランで、それが自分に命中しているのです。
2011-10-09 03:38:43@goyou @t_ota 中沢新一も繰り返し述べているように、チベット密教のグルイズムには出口が用意されています。密教の修行法も幻影を作りだす心の働きを利用したものに過ぎず、師というのは実はお前自身の心の本性なのだと悟らせて、精神的自立を促すことがイニシエーションなのです。
2011-10-09 03:40:34@goyou @t_ota 大田さんも、ご自身の中にあるヤルダバオートを倒してソフィアに辿り着いてみて下さい。おそらくそれこそが、あなたにとっての「イニシエーション」となるでしょう。
2011-10-09 03:40:51@goyou @t_ota あと、今の中沢先生ね、救世主幻想といったら大げさだろうけれど、脱原発運動や東北の農業の復興については宮沢賢治のグスコーブドリくらいの使命感には燃えてると思うんですよ。僕もかつての教え子として共感して遠くから応援している。そのくらいはいいじゃないですか。
2011-10-09 03:41:27@naagita @t_ota 福田さんの論文で中沢さんに言及しないのは、密教に触れないからでしょう。最初にそう(p.55)書いてあります。ただし、私は中沢さんの研究が妥当なものとは思えませんが、少なくとも山口さんの研究よりは、はるかに妥当性は高いと確信します。
2011-10-09 04:26:38グノーシスについては、学部時代に人文書院の『グノーシスの宗教』ハンス・ヨナス著 秋山さと子・入江良平訳を教科書にしながら、ナグ・ハマディ文書をいくつか読んだ程度。 http://t.co/JB75mBqc
2011-10-09 06:03:37@naagita そうです。山口説が寂護説に基づいていないのに、寂護説「に基づいているとの印象を与える。従って、少なくとも本稿ではこのような読者の印象を正す意味はあるものと考える」(p.69)。これが山口説評の結語ですから。伝統仏教を真剣に学ぶ者で山口説を認める人はいないでしょう
2011-10-09 06:12:44大田俊寛さんとCCBの「Romanticが止まらない」をデュエットしたい気持ちになりました。 http://t.co/uWqgSFMO
2011-10-09 08:41:15