勝手に「電脳学会2011秋」

Circle-AYと言えば電脳学会,との思いを勝手に抱くいちユーザの佐々木による,U.G.M.氏とMicky Albert氏のビデオゲーム・ピンボール・シューティング談義まとめです。どうですか解説のU.G.M.さん。
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MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm そんなチェインでも5個繋がれば最後の敵は25倍!5CHAINまで3秒くらいで到達してしまうと思うのですが、時間あたりの敵単価の伸びとしてはとんでもないレベルでしょう?

2011-10-10 05:26:50
U.G.M. @circle_ay_ugm

@MickyAlbert 確かに。今のところ最大9チェインが最高ですが、ここまでくると敵出現の運も絡んできて「キター!」感が高まりますね。まったく短時間で遊ぶにはよくできたゲームだと思います。

2011-10-10 05:29:28
MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm シークレットだと1000点ですが、これがもし10万点だと破綻で100点だと地味なんだと思うんです。ボスより前に出てしまい全くボスを相手にせず、掃除だけしてもらうと0点の代わりに残骸は大幅に消える、という事でリスクとリターンの要素にもなっています。

2011-10-10 05:29:47
MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm 自己記録に近づいてい来ると『あと一個!よしっ!もう一丁!よし!さらにあと一個・・・あ~~~・・・残念あと0.5秒次の敵が早くきたらもう3つ繋がったのにー』って良く発生し、もう一回!ってなりますよね?

2011-10-10 05:31:53
MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm この「たられば」の要素って麻雀をはじめとした運の要素のあるボードゲームにはほぼ必ず有って、パターン決め打ちのビデオゲームには全く無い要素ですよね。こういう人の心理を揺する面が無いから面クリアしたら次が見えるご褒美に依存する造りになるんだと思います。

2011-10-10 05:33:50
U.G.M. @circle_ay_ugm

@MickyAlbert そうですね、ギリギリ狙うには絶妙のスコアリングだと思います。けっこう「あ、繋がりそうなのに撃ってしまった!」ってことも多くて、かといって繋がらなかった時にはピンチなので、その辺の一瞬の逡巡も楽しいですね。

2011-10-10 05:34:43
U.G.M. @circle_ay_ugm

@MickyAlbert あぁ、確かに。最近のシューティングゲームだと「シューティングラブ。2007」収録の「エクスジール」が、かなりランダム要素を盛り込んでいて悩ましいゲームになってますね。大雑把なパターンは組めるけど、細かいアドリブで得点の伸びや生死が変化してくる感覚。

2011-10-10 05:36:45
MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm このゲームの重要なところですよね。射幸心を煽ることが上手くできたかな、と思っています。こういうところを理解していただけると冥利に尽きますねぇ。

2011-10-10 05:37:22
U.G.M. @circle_ay_ugm

@MickyAlbert 「カタチのゲーム まるぼうしかく」の多人数プレイもそうですけど、予測できない偶然性が入ると俄然盛り上がりますね。最近多人数プレイが一部で盛り上がっているのも、その辺の「パターン主義の破壊」的なところが遠因にあるのかなぁ、と。

2011-10-10 05:40:20
MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm ビデオゲーム以外のゲームってスポーツにしろ、不完全情報ゲームや運の要素のあるゲームにしろ、ビデオゲームでいうところのステージ構成ってほとんど無いんですよね。でも、生涯遊べる。セオリーはあってもパターンにはめ込むことは難しい。

2011-10-10 05:43:59
MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm ゲームの用具やルールがこんなに産業になったのってこと30年の事なんだと思うのですが、人類にとって最新の30年なだけに鮮烈であり、重く捕らえられすぎてしまうのですが、もっともっと長いスパンで見ると「パターン主義の破壊」というよりも

2011-10-10 05:45:26
MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm もともと「パターン主義」なんてごくごく一部の人達が喜んでいるものかつ一般性なんてほとんど無いものなんじゃないかなぁと思います。過去にパターン造りに燃え上がり、最初にプログラマとして入った会社が立川のF社だった一方、実機のピンボール開発も行ったことで

2011-10-10 05:47:20
MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm このあたりのことがかなり見えてきました。私の作るゲームが『洋ゲー』っぽいと言われることが度々あるのですが、実際にピンボールの開発に携わった事による影響はあると思っています。

2011-10-10 05:48:25
MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm シューティングラブはエクスジールよりも検定が圧倒的にランダムですよね。しかも各種目にスコアがあるとはいえ、ゲームを通してのスコアは2ケタで表示される年齢。ものすごくたられば感があってしかも2ケタの年齢だけで熱くなれるというのは稀有なデザインですね

2011-10-10 05:50:24
U.G.M. @circle_ay_ugm

@MickyAlbert そうか、特に縦型シューティングゲームの場合、地上敵と空中敵が同時に撃てるようになったあたりがターニングポイントな気はしますね。具体的に言うと「飛翔鮫」あたりか。それ以前はどちらかにランダム要素が入っていたのが、完全ベルトパターンにハマってきますね。

2011-10-10 05:51:24
U.G.M. @circle_ay_ugm

@MickyAlbert 検定のランダム感は凄いです。というか「前に撃つだけ」であれだけのバリエーションを、しかも5分くらいで遊ばせるデザインセンスは只者じゃないです。トライアングル・サービス藤野社長はいちいち作るゲームがランダム要素満載で凄い。

2011-10-10 05:53:18
MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm 飛翔鮫は扇状弾が出てきたという面でもターニングポイントになったと言えますねぇ。飛翔鮫は良かったのですが、以降のこのジャンルの進化がこのゲームの延長線でしかなくなり質的変化はわずかで量的変化に向かったゲームが大多数になってしまいましたねぇ。

2011-10-10 05:58:20
U.G.M. @circle_ay_ugm

@MickyAlbert 確かにそう思います。このゲームと「ソニックウイングス」あたりが、日本のシューティングゲームの方向性を決定付けてしまったかなぁ、と。コインオペはどうしても100円で時間を売る商売なので、回転率とリピートが重要な意味で、仕方ないのかなぁとは思いますが。

2011-10-10 06:02:18
MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm 藤野社長にも話したのですが、シューティングラブはほんっと検定をもっと掘り下げて、検定だけにしておけばよかったのにねぇ、と思います。タイトルや結果発表の画面も知育系っぽくしたら一般にも受けたんじゃないかと思います。凄く惜しい。

2011-10-10 06:03:13
U.G.M. @circle_ay_ugm

@MickyAlbert 確かに、遊ばせれば直球で単純明快ですからね。普通の人は「ゲームを選ぶ」時点で引いてしまうところもあるのかもしれません。実際、検定だけ遊んで満足してる「ゲーマーとまではいかない」友人知人も多いですし。

2011-10-10 06:06:25
MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm 一般性とは別に、8月に友人(ゲーム業界歴10年以上のデザイナー)とこのゲームを遊んだところ、最初のゲーム選択のインターフェースで混乱したんです。2つのゲームがあることで豪華感は出たのですが、物が増えれば増えるほど本題が見えにくくなっていまう…

2011-10-10 06:14:11
MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm この『増えることのデメリット』はこの20年くらいこの業界が気が付かないで居る事ですねぇ。

2011-10-10 06:14:38
MickyAlbert @MickyAlbert

@gamsic どもぉ、考現学の一部みたいな会話になってしまいました。

2011-10-10 06:16:21
U.G.M. @circle_ay_ugm

@MickyAlbert そうですね。そぎ落とすことで「何を遊ばせたいか」「どうすれば楽しくなるか」わかりやすく誘導してあげるのも作り手の腕ですからね。最近のゲームにピンと来ないのは、その辺の焦点のぼやけもあるのかなぁやっぱり。

2011-10-10 06:17:27
MickyAlbert @MickyAlbert

@circle_ay_ugm 保険をかけたくて仕方が無いのだと思います。投資の世界では常識なのですが、保険はかければかけるほど打点が低くなりますし、保険はタダではないのですが、ありもしない『なんとなく安全な気分』を選択しちゃうみたいですね。

2011-10-10 06:18:54