十和田観光電鉄(十鉄)廃止まとめ

 青森県十和田市に本社を置く十和田観光電鉄は10月11日、十和田市-三沢駅間(14.7キロ)全線を来年(2012年)3月末で廃止し、バス転換することを正式に表明しました。同社によると、赤字の鉄道事業を続けることは困難で、沿線自治体からの財政支援も得られなかったため、と廃止理由を説明しています。  存廃問題が表面化してから、廃止決定まで時間が短かったこともあり、ツイッター上では様々な意見が交わされました。これら貴重な意見を留めておくため、10月前半のツイートを中心としたまとめを作りました。  なお、使わせていただいたツイートで何か問題がございましたら、お気軽にご連絡ください。  (2011/10/18)ツイート追加しました。 続きを読む
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ローカル線支援 @maintain_local

乗って残そう運動は限界があります。地域活性化や、まちづくりを論じる中で、いかに鉄道が重要なのかを行政を住民に理解してもらう新しい存続運動に移行しましょう。赤字でもいいんです。

2011-10-09 18:41:12
ローカル線支援 @maintain_local

ローカル線の前途は多難ですが、諦めずに頑張っていきましょう。赤字でも公共交通を残そうという主張は絶対に間違っていません。

2011-10-10 01:08:25
ローカル線支援 @maintain_local

廃止の話が出てから廃止正式決定までが早すぎるのもさることながら、廃止日が早すぎる。あと半年もないではないじゃないですか。2月に廃止届けを出した長野電鉄屋代線と廃止日が同じなんて到底納得がいきません。

2011-10-11 16:13:21
ローカル線支援 @maintain_local

アメブロに登録しました。初めて記事を書きました。 『十和田観光電鉄、廃止まであと五ヶ月・・・!?』 http://t.co/4dQBXmua 最初に書くネタがこんなに悲しいことになるなんて思いもよりませんでした。

2011-10-11 16:18:03

おまけ

特任市長 @t_shicho

十鉄廃止決定の報を聞き、ある一人の名前が頭に浮かぶ。交通博物館学芸員だった岸由一郎さんだ。各地の中小私鉄の資料保存に尽力されていた岸さんはちょうど8年前、「十和田観光電鉄の80年」という本を出版された。 http://t.co/ZXNBJXsD

2011-10-13 21:06:37
特任市長 @t_shicho

(続)本の内容は専門的だが、岸さんは「おわりに」で、当時沿線自治体の支援により十鉄の営業が続いていることを評価、「地域の足としての役割が認められ、支援の輪が広がりつつあることは頼もしい」と記している。今となっては、むなしく響く。

2011-10-13 21:06:56
特任市長 @t_shicho

(続)この本の執筆に限らず、岸さんは十鉄を応援していたそうで、十鉄の担当者に聞くと、イベント列車などを運行させたきっかけには、岸さんのアドバイスがあったという。十鉄側も岸さんに信頼を寄せていたようだった。

2011-10-13 21:07:09
特任市長 @t_shicho

(続)だが2008年6月14日、宮城県栗原市の旅館に宿泊していた岸さんは、同日朝発生した岩手・宮城内陸地震の土石流によって犠牲となった。享年35。前年廃止されたくりはら田園鉄道の保存活用を検討する会議に出席するためだった。今、岸さんはどんな思いで十鉄廃止を見ているのだろうか。

2011-10-13 21:08:09
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