防衛三文書改訂 識者の意見より

Masashi MURANO🚀 @show_murano

我々はルールに基づく国際秩序の現状維持勢力である以上、危機が発生するタイミングを正確に予測することはできず、万全の状態で戦争を戦えるということはあり得ません。武力行使は現状変更勢力の望むタイミングで始まるのであり、この時点で時間軸の主導権は彼らにあります。

Masashi MURANO🚀 @show_murano

制空権を確保するのに時間稼ぎをする能力こそが、後続するあらゆる作戦を実施する上で死活的に重要なのであり、それこそが日米が追求すべきセオリー・オブ・ビクトリーの中核です。こちらも制空権を取れないが、相手にも取らせない。これだけでも十分。こちらは守りきれば勝ちなのだから。

Masashi MURANO🚀 @show_murano

敵の航空戦力発揮基盤を一時的にでも無力化しないと、爆撃機やら戦闘機やら無限に湧いてくる。上空で叩き落とせればいいが、こちらの戦闘機が上がってこないようにするために、敵は第一撃でこちらの航空基地基盤を一斉攻撃してくる。だから、中国はあんなに中距離ミサイルを持っているんです。

Masashi MURANO🚀 @show_murano

敵の移動式ミサイルは叩けないが、兵站や通信、結節など関連システムを叩く能力があれば、敵は後ろに下がらざるをえなくなり、作戦テンポは鈍化する。対航空戦も同様。これは長射程兵器の供給によって、ロシアの補給線が後退していることをみれば効果は明らか。湾岸戦争時も然り。

Masashi MURANO🚀 @show_murano

抑止力を考えている人は、抑止が万能でないことをよくわかっていますよ。抑止が破れたときのことを考えるからこそ、抑止力＝防衛力＝事態対処能力なのです。逆に、この種の議論には外交が通用せずに戦争になったらどうするかという点に、全く責任がない。 tokyo-np.co.jp/article/220153…

因幡のよっちゃん（Yoshihiro Inaba）（CV. 前田佳織里） @japanesepatrio6

海保強化へ重点６分野、政府決定…尖閣警備・自衛隊連携など : 読売新聞オンライン yomiuri.co.jp/politics/20221… 3文書とは別に海上保安能力強化も閣議決定

Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 @MichitoTsuruoka

「憲法に基づいて専守防衛に徹し、軍事大国とはならないとした戦後日本の防衛政策は、大きく転換することになった」という紋切り型の評価、これから大量に出てくるはずで、しっかり検証が必要。防衛費GDP比 2%なら「軍事大国」なのか。それだと世界は軍事大国だらけに。 digital.asahi.com/articles/ASQDJ…

因幡のよっちゃん（Yoshihiro Inaba）（CV. 前田佳織里） @japanesepatrio6

反撃能力を保有　政府、防衛3文書を閣議決定: 日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXZQO… 「サイバー防衛は兆候段階でも攻撃元に監視・侵入などで対処する「能動的サイバー防御」に言及し、法整備の必要性に触れた。」 ここは法的にはなかなか難しい問題ですよ。

因幡のよっちゃん（Yoshihiro Inaba）（CV. 前田佳織里） @japanesepatrio6

そもそも、今回の安保関連文書改訂も専守防衛に則ったものなわけですから、それほど専守防衛というワードにこだわるのであれば、その観点からどこがどう問題なのかについて、専守防衛に関する既存の政府見解に即して論じるべきだと思うのです。 twitter.com/michitotsuruok…

因幡のよっちゃん（Yoshihiro Inaba）（CV. 前田佳織里） @japanesepatrio6

防衛力整備計画の要旨: 日本経済新聞 イージスシステム搭載艦とは別にイージス艦2隻増やすの⁉︎ nikkei.com/article/DGXZQO…

Masashi MURANO🚀 @show_murano

本文でたぞい twitter.com/ModJapan_jp/st…

防衛省・自衛隊 @ModJapan_jp

12月16日、#国家安全保障戦略 とともに、#国家防衛戦略（#JapanNationalDefenseStrategy #JNDS）と #防衛力整備計画 が閣議決定されました。#安全保障政策 mod.go.jp/j/approach/age… pic.twitter.com/P4fofSHzj2

2022-12-16 17:56:30

高橋 杉雄/Sugio @SugioNIDS

戦略３文書閣議決定。これは素晴らしい出来。日本でここまでのものが出来るとは。正直驚きました。 今回は私は全く関わってませんが、仮に関わっていたとしてもこれ以上のものにはならなかったでしょう。策定チームに心からの敬意を表します。

高橋 杉雄/Sugio @SugioNIDS

まず情勢認識。国家安全保障戦略では、第I項で「グローバリゼーションと相互依存のみによって国際社会の平和と発展は保証されないことが、改めて明らかになった」「普遍的価値を共有しない一部の国家～(中略)～動きを見せている」という大枠を示した上で、第IV項でリスクをはっきりと説明している。

高橋 杉雄/Sugio @SugioNIDS

また、後半では、外交、防衛ではない政策分野にも具体的に言及。2013年版と比べてはるかにはっきりとwhole of governmentの取り組みの進め方を書いている。これこそが「国家安全保障戦略」に求められること。問題の絞り込みとそれを受けた政策方針の提示がうまく出来ている。

高橋 杉雄/Sugio @SugioNIDS

特徴は外交重視をはっきりさせていること。国力の要素の項目で「外交力」が「防衛力」より前に書かれている上に、防衛力の項に「抜本的に強化される防衛力は、我が国に望ましい安全保障環境を能動的に創出するための外交の地歩を固めるものとなる」とも書かれている。

高橋 杉雄/Sugio @SugioNIDS

さらに「戦略的なアプローチとそれを構成する主な方策」の項目も最初が外交で次が防衛。「外交を重視すべき」という議論はよく聞くが、2013年版以上に今回の国家安全保障戦略は外交を重視している。

高橋 杉雄/Sugio @SugioNIDS

国家防衛戦略と防衛力整備計画で注目すべきは、防衛費が増える見込みなのに別表で示される兵力構成が大きく変わらないこと。そこで注目すべきは持続性・強靭性の項目。「2027年までに、弾薬・誘導弾については、必要数量が不足している状況を解消する」という記述や、(続く)

高橋 杉雄/Sugio @SugioNIDS

「部品不足を解消して、計画整備以外の装備品がすべて可動する体制を確保する」との記述がある。一方、別表で示される兵力構成における増勢は戦闘機、空中給油機、イージスシステム搭載艦くらい。これは本気で自衛隊のいわゆる「継戦能力」「即応性」を強化しようとしているということ。

高橋 杉雄/Sugio @SugioNIDS

とりあえず今はこれくらいで。

Masashi MURANO🚀 @show_murano

🎯「強力な軍事能力を持つ主体が、他国に脅威を直接及ぼす意思をいつ持つに至るかを正確に予測することは困難である。したがっ て、そのような主体の能力に着目して、我が国の安全保障に万全を期すための防衛力を平素から整備しなければならない」

Masashi MURANO🚀 @show_murano

🎯「国家安全保障戦略、本戦略及び防衛力整備計画に示された方針、さらにこれらと整合された統合的な運用構想により、我が国の防衛上必要な機能・能力を導き、その能力を陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊のいずれが保有すべきかを決めていく」

Masashi MURANO🚀 @show_murano

率直に言ってよい文書ができたと思います。欠けている点があるとすれば、それは日米同盟としての運用構想と役割分担に関する箇所です。これは米国と議論しないと決められないからでしょう。従って、この細部は来年以降にRMC協議でやるか、ガイドライン見直しをするかということになります。

Masashi MURANO🚀 @show_murano

「おおむね 10 年後までに、この防衛目標をより確実にするため更なる努力を行い、より早期かつ遠方で侵攻を阻止・排除できるように防衛力を強化する」 →要約すると、中国・北朝鮮まで届く長距離打撃能力がきちんとした運用能力を獲得するのは、2033年頃という時間軸。

因幡のよっちゃん（Yoshihiro Inaba）（CV. 前田佳織里） @japanesepatrio6

mod.go.jp/j/approach/age… 防空中枢艦（イージス艦）増勢は末尾の表によると2隻、さらに補給艦も増勢と。 pic.twitter.com/caIAoj6TCx

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因幡のよっちゃん（Yoshihiro Inaba）（CV. 前田佳織里） @japanesepatrio6

このUGVとUAVによる駐屯地や基地等の警備実施、この辺りの警備要員を引っこ抜いて各種増勢にあてがうつもりですかぬ。 pic.twitter.com/podrfxO7DU

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