芸能・出版業にこそ覚えてもらいたい『これだけで本は劇的に長持ちする』
印刷屋でも知らない人がいる、書籍の扱い。
書籍の扱いに煩い人じゃないと陥りがちなこの癖を直すだけで、何十年と長持ちするものなのです。
都築明日那@乙乙乙乙¶ ¾½¼¶
@er_mulmmo
http://t.co/qbPvFiQtで見開きについて出てるんだけど、仮に実現したとして画集を添えるのであれば、見開きは断固として反対する。というより、やってほしくない。
2011-10-15 08:23:08
都築明日那@乙乙乙乙¶ ¾½¼¶
@er_mulmmo
先に結論を述べると、書籍の寿命を縮めることになる。本当に書籍を大事にする人は、週刊誌のような針金綴じでない限り、読書の際に書籍の背を折る行為は絶対にしない。一つは見栄えを損ない本の価値が失うこと、もう一つは無線綴じに使われる接着剤。
2011-10-15 08:42:04
都築明日那@乙乙乙乙¶ ¾½¼¶
@er_mulmmo
無線綴じは60度に熱した紙工用ボンドを使用しており、水や圧力に強い反面、熱や牽引力に対して脆弱。背表紙に折り目がついているのは、本文の開きすぎで接着剤が伸びている証拠であり、放置すると経年劣化で背表紙が破れるようになる。因みに接着剤が伸びた場合、修復は不可能。
2011-10-15 08:42:31
都築明日那@乙乙乙乙¶ ¾½¼¶
@er_mulmmo
見開きの場合、必然でこれを助長するため、該当のページが真っ先に傷む。逆に背表紙に折り目や傷を付けないだけで、何十年も保つ。印刷業経験者は業務上、本の扱いに煩い人は体現的に理解しており、演劇(特に声優)経験者は習慣として体得を義務付けられるため、斯様なことはしない。
2011-10-15 09:17:40
都築明日那@乙乙乙乙¶ ¾½¼¶
@er_mulmmo
これが本の背を折らず、長持ちさせる時の理想の持ち方。この持ち方が絶対ではないが、指で背の両端を押さえるのが肝要。ちなみにこれは、アフレコでペーパーノイズを出さない目的も兼ねる http://t.co/cRtcwGhC http://t.co/d2dnR6GA
2011-10-15 09:48:52
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因みにこの持ち方をして、「本文が曲がったまま癖がつく」という指摘もあるが、製本する場合は紙の目を綴じと並列して印刷、揃えなければならないので、高温多湿の環境を避けて、逆に巻いたり上から圧力を掛けるなどすれば修復は可能。